ドラマ

松原仁

・JIN〜仁〜 大沢たかお主演のドラマ。村上もとかのマンガが原作。 マンガ原作のSF作品なのでストーリーに関してある種の荒唐無稽さがあるのは別に構わないのだが、個人的に肩透かしを食ったのは「もっと分かりやすく泣かせてくるんだろうなあ」と思ってい…

常に死にそうな顔

・救命病棟24時 ようやく見終えた。江口洋介のリアル負傷により1ヶ月放送が延期されたゆえ、エピソードが駆け足になってしまったのが痛かった。もっと見せ場があってもいいメンバーが数人いたわけで。 今回は、いや今回も江口演じる進藤よりも松嶋菜々子演…

はまってしまった

・ブザービート 月9には常に「かつてのトレンディドラマの復権」というテーマが課されているように思えるのだけど、今回は今まで以上に意図的に「トレンディドラマ」だった気がする。個人的にもかなりツボで、なんだか一時的に「トレンディドラマ全盛の時代…

夏の終わり

・官僚たちの夏 最後までオッサン汁満載。最後にミスター通産省風越(佐藤浩市)が「天下りしない」と言って事務次官を退官したわけだが、だからといって物語に何も影響を与えていないのは「あれ?」と思った。まあ原作どおりなのかもしれないけども、かとい…

空回り

・赤鼻のセンセイ とりあえず最終回まで欠かさず見ていたものの、最後まで見終わって紙ちゃんを除けば「やはり泣かせの達人であるところの須賀健太の演技は本物」というくらいの感想しか覚えてないというのが本音。一応ハートフルなドラマだったとは思うんだ…

豪快

・救命病棟24時 内容は毎週面白く見ておりますが(先週は多江さんメインの回ということでご馳走様でした)、内容とは全く関係ないところで気になったのがカツ丼を頬張る松嶋菜々子。松嶋菜々子があんなにカツ丼の似合う女優だとは思わなかった。 いやまあ大…

めっちゃ面白い

・ブザービート はっきり言ってこのドラマ、見てない人が思っている以上に面白いですよ。マジで。 山下智久得意の「煮え切らない感じ」が炸裂し、北川景子得意のいい感じのクサいセリフが炸裂し、その脇を囲むようにサブキャラが絶妙に配置されている。「ロ…

待たせたな

・救命病棟24時 江口洋介のバイク事故負傷により放送開始が1ヶ月遅れたシリーズ4作目。 オープニングのクレジットでは江口洋介だけでなく松嶋菜々子も並列で登場。このシリーズの主演はどう考えても江口で揺るがないわけだけど、松嶋も3度目の登場で主演…

コントの予算で作れよドラマ

・乙男(オトメン)〜夏〜 岡田将生・夏帆主演のドラマ。漫画原作のドラマで土曜23時の放送だが、10月からは「乙男〜秋〜」として火曜21時に移動予定。ドラマが放送中に枠移動するのは初らしい。 岡田将生といえば「量産型ダルビッシュ」ともいうべきルック…

ドラマの予算で作れよコント

・こちら葛飾区亀有公園前派出所 香取慎吾主演のドラマ。 「こち亀」がドラマ化される、しかも主演はラサール石井ではなく香取慎吾であるという話を聞いた時に、ほぼ全員の頭に「やっちまった」感が漂ったはず。色んな意味で敗色濃厚。そんな厳しい戦いなの…

今週の平岩紙(控えめ)

本当はNHK教育で放送された「超古典 真夏の夜のガールズトーク めっちゃ文楽」について書こうと思っていたのですが、見てみたら案外普通の文楽ガイドみたいなノリで肩透かしを食らってしまい書く事がない。というわけで「紙ちゃん」検索フィーバー中とい…

神懸り

・救命医小島楓 7月より始まる予定だった「救命病棟24時」の第4シリーズだったが、江口洋介のバイク事故、入院のために急遽予定を差し替えて放送されている総集編ドラマ。松嶋菜々子演じる救命医小島楓を軸に、過去のシリーズに出演した人を交えた新録部分…

今週の平岩紙

「赤鼻のセンセイ」第3話。八木優希が期待に違わぬ演技力を見せ付けてくれました。この娘の凄いところは、腹の内では一切そんなこと思ってなさそうなのに、こちらが望んでいる仕草を完璧にこなしている感じです。悲しくなくても平気で泣けるタイプです。 そ…

今週の平岩紙

タイノッチ第34話「千原ジュニア男前伝説」前編。吉本の後輩がジュニアの男らしい所をプレゼンしていき、そのエピソードをほかの3人が評価するというもの。正直「んなもん他所の番組でやれ」と言うしかないしょうもない企画。ロケの時間が取れないのは分か…

諦めたらそこで試合終了だよ

・ブザービート 崖っぷちのヒーロー 山下智久主演のドラマ。月9。バスケのプロチームを舞台にした恋愛ドラマ。 夏だからこざっぱりとした恋愛青春ドラマが放送されることについては別にいいんです。そして20代男性はそのようなドラマを楽しめない領域に入っ…

冗談脳だけにしろ

・MR.BRAIN 最後のネタとして「昔のDNA鑑定で冤罪」という時事ネタをぶち込んできたことに薄ら寒さを感じたのは言うまでもありませんが、いっちょまえに水嶋ヒロに分かりやすい見せ場をぶち込んできたことには薄ら寒さを通り越して哀れみすら感じます。そし…

まさに「役不足」

「役不足」という言葉はしばしば「力不足」の意味で誤用されます。 「役不足」の本来の意味は「役者の力に見合った役を与えられていない」という意味であり、つまりは「その役に見合った演技力がない」という「力不足」の逆の意味になります。ちょっと前に起…

男汁

・官僚たちの夏 城山三郎の小説を原作にしたTBSのドラマ。佐藤浩市主演。昭和の高度経済成長を舞台にしたドラマであり、当時の官僚といえば言わずもがなオッサンばかり。というわけでこのドラマもオッサン祭である。フッキーが通産省初の女性官僚として登…

ふくらはぎ

・風に舞い上がるビニールシート 吹石一恵主演のドラマ。森絵都の直木賞受賞作。 フッキー主演に紙ちゃんまで出演しており、NHKが自分のために作ってくれているのではと錯覚しそうになる感じであります。ドラマの中身もUNHCRを取り上げつつもフッキー演じる…

ガクトの歯が白すぎる

・MR.BRAIN ジャンケン必勝のくだりは、脳科学のフリを生かして犯人逮捕のギミックに使うという割と陳腐なやり方だったわけですが(でもあのやり方では証拠能力ないと思うけど)、最後に木下優樹菜が出てきてジャンケンやろうとした時点で視聴者の100%が…

同期の桜

・サマヨイザクラ 伊藤淳史主演の単発ドラマ。郷田マモラ原作の漫画が原作。裁判員制度を取り扱ったドラマ、との触れ込みであったが、実際のところは裁判員制度を取り扱いつつもちょっとしたミステリ仕立てのドラマになっていた。 2時間ミステリと考えれば…

あいつはいつも飛んでる脳男

・MR.BRAIN 木村拓哉主演のドラマ。 木村拓哉「CHANGE」以来1年振りの主演ということで、TBSの気合の入り方(という名の予算のかけ方)が半端ではないことは番宣の仰々しさからも容易に感得できる。視聴率一桁がザラの現在のドラマ氷河期において、唯一2…

日本男児

・木枯らし紋次郎 1972年に中村敦夫主演で放送された大人気ドラマのリメイク。江口洋介主演。 同日に映画公開された「GOEMON」の主演も務める江口であるが、同じ時代劇の主演ということでどっちの宣伝をしているんだかよく分からない状態がフジテレビで続い…

ザッツ・ベタ

・婚カツ! 中居正広主演の月9。 実に11年ぶりの中居主演の月9ということだが、あまりその点を強調する必要もなく、単純に「ベタに面白いフジのドラマ」である。 特別「この先どうなるんだろう」とドキドキするようなドラマでもないし、翌日特段話題にした…

妹萌え

・ぼくの妹 オダギリジョー、長澤まさみ主演のドラマ。 タイトルと「妹が長澤まさみ」というキャストを見れば、いかにも「ちょっと出来の悪いながらも可愛い妹に振り回される幸せな兄」という童貞が妄想しそうなしょうもないドラマに思え、現にCMなんかで…

事実はドラマよりも奇なり

・トリハダ5 不定期で放送されるオムニバスのホラードラマ。毎回(毛色が違った2は除く)谷村美月が出演しているのでお馴染みのこのシリーズ。東京では先月末に放送されたようだが、北海道では22日に放送された。 今回はあまり面白くなかったなあという印…

イッツショウタイム

ザ・クイズショウ 嵐の櫻井翔・関ジャニ∞の横山裕主演。以前深夜に放送された同名ドラマの新装版という扱い。 ラーメンズの片桐仁とTEAM NACSの戸次重幸が演じた深夜版のほうは自分も全て見たし、ここに感想も書いた(初回・最終回)。最初はそんなに面白く…

掟といえば掟ポルシェ

・名探偵の掟 松田翔太主演のドラマ。東野圭吾原作。だからといってタイトルのロゴに「東野圭吾原作」って入れなくてもいいような気はするが。 ミステリには「作法」というべきお約束が多数登場するわけだけど、そのお約束をミステリの作中から突っ込んでし…

ドクではない

・スマイル 嵐の松本潤主演のドラマ。共演に新垣結衣と中井貴一。 顔の濃いマツジュンがフィリピン人とのハーフという時点で何かしら狙った感じがあり、見る前は何かとキナ臭かったわけですが、初回を見た限りでは面白かったです。ちゃんと見れるドラマだっ…

トミー・リー・ジョーンズ

・BOSS 天海祐希主演のドラマ。こちらもジャンルとしては刑事ドラマ。 とりあえず見た感想であるが、敏腕だが個性的な主人公(天海)が新設された部署のボスとなって一癖も二癖もあるメンバーをまとめあげ事件を解決に導くという、「HERO」に代表されるよう…