ふくらはぎ

・風に舞い上がるビニールシート
吹石一恵主演のドラマ。森絵都直木賞受賞作。


フッキー主演に紙ちゃんまで出演しており、NHKが自分のために作ってくれているのではと錯覚しそうになる感じであります。ドラマの中身もUNHCRを取り上げつつもフッキー演じる工藤里佳の成長を描いていて、あまり20代男性をターゲットにしてはいねえなと思いつつもちゃんと「見れる」ドラマだとは思います。


フッキーの存在感は主役なので言わずもがなですが、その旦那役のクリスペプラーが結構いい味出している。基本的に演技というか「英語でしゃべらナイト」な感じそのままだけど、それがUNHCRという職場においては「まあいるんだろうな」とこっちの頭が勝手に切り替えてくれるのを上手に利用している。他にも適任そうなキャストがいるなかでよくクリスペプラーを選んだなあとは思う。


でまあそのクリスペプラー演ずるエドワードが、劇中では里佳のふくらはぎに恋するのであります。いわゆる「ふくらはぎフェチ」というやつだ。確かにフッキーのふくらはぎは適度に肉付きがあり締まっているのでなかなかフェチ好みしそうなふくらはぎであるとは思うが、しかしフッキーの魅力をふくらはぎ「だけ」で語るにはあまりに「それは分かってないな」と言いたくなるのは完全に見方を間違っているんだろうが、そう思えるんだから仕方ない。


エンディングに流れる布施明が歌う「i say, "yes"」も良い。布施明の歌う曲ってなんで歌いたくなるんだろう。


ついでに書いておきますと、同じNHKで2月頃に放送されたフッキー主演の単発のドラマ「ガラス色の恋人」も録画しておいたのを先日見たのですが、こちらは割とありがちなストーリーの退屈なドラマで、フッキーが砂浜を走っておっぱいが揺れるシーンしか見所はありませんでした。最近「ヘキサゴン」でよく見る崎本大海が共演していましたが、炭酸の抜けたコーラのような演技は見ていて結構キツかったです。