パラダイムシフト

伊集院光とダウ90000蓮見騒動は落ち着いてきたんですかね。

 

伊集院光が自身のラジオ「深夜の馬鹿力」において、蓮見が脚本を担当した「クレヨンしんちゃん」の感想を「腰が抜けるほどつまらない」と酷評。それに付随するかのように日頃伊集院が蓮見に感じている不満をぶちまけた形になった。

 

一方の蓮見も自身のラジオで「作品が酷評されるのは自身の力不足」としながらも、若手芸人に対して芸人として権威側にある伊集院に「下から潜り込むファイトスタイルをまだやっているんだこの人は」と感想を述べ、伊集院が蓮見に抱いている感情はネットなどでまとめられたものを下敷きに感じているものであり、それは「伊集院さんが散々怒っているラジオ聴かずにネットニュースの記事だけ見て騒いでいる人と何も変わんないんじゃないの」と反論、実力も人気も上である伊集院が「切り抜きちょっと見た程度の情報量で後輩ダサいとか賛同集めだしたらもう終わりでしょ」と切り返した。

 

蓮見はこの後も自身が伊集院のラジオリスナーだったこと、伊集院が老害を自称したことでtwitterでの騒ぎが大きくなっていることなどに触れ、人ひとりが見ている範囲は本当に狭く、伊集院が本当に蓮見のほうが強い立場にいるんじゃないかと錯覚しているのではと推測。蓮見から見れば伊集院ははるかに上の存在であると認識していると述べ「当事者は自分の視野が狭いことの自覚は持ってないといらぬ争いが生まれるなと思った」とまとめた。そしてこの話題はこれでおしまいとした。

 

その後伊集院は「深夜の馬鹿力」で蓮見に対して騒動が大きくなったことを詫びた。とはいえラジオの中で蓮見の発言を軽くトレースしたものが見られるなど、そこまで本気で詫びているようには思えなかった。これは主観。

 

そして蓮見は蓮見でいたるところで「腰が抜けるほどつまらない」というフレーズを乱打されるようになり、お見送り芸人しんいちが蓮見に放った「いいネタもらったな」が完全にあてはまっている。当人同士が手打ちし、そして周囲の芸人がネタに昇華することによりこの騒動は終結ということだろう。

 

周囲の芸人がネタにするように「腰が抜けるほどつまらない」はキャッチーなフレーズであり、蓮見はしばらく「お笑い流行ってない」と「腰が抜けるほどつまらない」の2枚看板で過ごすことになるのだろう。キラーフレーズ持ち芸人になった。それはそれでめでたいことである。

 

それはともかく、自分はこの騒動は「伊集院が今まで得意にしていた批判スタイルを、完膚なきまでに蓮見が真っ向から否定した」ことがキモだと思っている。伊集院が常々言っている「誇大妄想の被害妄想」で伊集院にとって納得のいかないところを腐すという芸風を「今あなたがそれをやるのは構わないが、間違った認識でもって自分より弱い立場にやるんだったら反撃しますぜ」と、蓮見が正しく返したのだ。しかも「あなたのやってることは、あなたが忌み嫌っている切り抜きによる批判と違うのか」と言ってのけたのだ。ぐうの音が出なかった。自分が。ここまで正確に相手の弱点を突けるもんかと。しかも伊集院がおそらく一番イヤだなと感じるやり方で。

 

本人たちがこの騒動をこれ以上広げるつもりがないので、自分が中身に関してどうこう言うことはない。ただ、一連の騒動を見て「これほどまでに見事に打ち返される騒動はあっただろうか」と記録せずにはいられなかった。それが自分の敬愛する伊集院光であればなおさらである。伊集院や山里亮太のような下から目線の寝業を得意としている芸人が権威になったことで、いつまでも同じ角度で戦うことを下の世代が許さなかった。ひとつ時代が次に移行したような気がした、という備忘録として残しておく。あくまで自分の感想だけど。

 

大体毎回同じメンバーと再会

ウルトラクイズであえなく足切りされた人でも書けるのが「高校生クイズ」2026の感想です。

 

まず先に昨年の感想の締めで書いた文章を再掲しておきたい。

今のテレビの中で出来る範疇で、ここ2年の「高校生クイズ」は頑張っているとは思う。次のステップは「これならクイズ研究会じゃなくても勝てるんじゃないか?青春のイベントとしてアリじゃないか?」ともう少し広い層にアピールすることよ。だからこそクイズのジャンルを幅広く、そしてクイズのための知識ではカバーしきれない「高校生の日常に即したクイズ」が欲しいよな。こんなこと贅沢な注文なのかもしれないけど、最悪の状況を脱した今だからこそ、こういうことこそ声高に言うべきだと思ってる。CANDY TUNEのメンバー多答クイズぐらいあったっていいだろう。今回も本当にアニメゲーム芸能問題少なかったよな。これらはジャンルとしてもう成り立たないんですかね。はあ。

nageyarism.hatenablog.com

Juice=Juiceにも「結論から言ってちょうだい」と言われているので、結論から言えば「ほぼ昨年一昨年と同じ」である。安心感はあるがドキドキはない。そりゃ女の子が泣きながら崩れ落ちるシーンを見ればグッとくるものはあるが、それはいわば「そうなることが分かっているマッチメイク」であり、次にどんな展開が待っているのか!というハラハラではないわけで。あと別に泣きたいから高校生クイズ見ているわけではないんですね。目的と手段をはき違えてはいけないと思うんです。

 

色々考えてはみたのですが、昨年の感想と同じにしかならないのです。今のスタイルが高校生クイズの根幹であり間違いがない。これが出来たら裾野を広げるべく次の段階を仕掛けなければいけないのに、ことしも小田原城で○×どろんこやるのかよ、と正直思った。これも昨年書いたが「知の甲子園」時代に戻るよりは2億倍マシなのだけども、だからこそ次につながる何かがほしい。同じことやり続けると対策をされて、そしてまたメガネ高校生ドヤ顔甲子園に戻るのよ。そして参加者が減るのよ。参加者をある程度絞っておいてウルトラクイズに帳尻合わせるってか。冗談顔だけにしろ、とアーノルド坊やが怒り狂うぞ。今年はウルトラクイズに注力する部分もあったのかなあ、と思えど、さすがに同じスタッフがやっているわけではないし、それはそれ、これはこれだろう。

 

あとはまあ、今の高校生はお行儀が本当によい。SNSが発達した今、テレビでどのように放送され、どのような反響が来るのかを知っているのだろう。相手にマイナスになるようなことは言わない。でも自分はそうやって本心を隠しつつ取り繕っている中から横溢する負の感情が垣間見える高校生クイズ特有のアレが好きなもんでね。ちょいと寂しくはある。あとリレークイズのハズレも今年はなかったな。全体的に意地悪がない。優しい世界ですが、少しだけ物足りない。

 

3年一区切りと言われている(言われていたはず)の高校生クイズ。今回の形式はこれで最後なのだろうか。さすがにもう一年ほぼ同じ形式でされてもなあ、というところではあるので、この3年を無駄にすることなく、ちゃんと基本線は受け継いだ「ワクワクしかない」高校生クイズを楽しみに待つことにする。

 

 

アイドル都市TOKYO2026 0911-0913(blog edit ver.)

9/11から9/13にかけて東京に行ってきました。ここでも報告した通り「ウルトラクイズ」の予選に参加するつもりでしたが見事に足切りを食らい、東京でバキバキの観光をしてきたわけです。それを備忘録としてまとめたら12000字になりましたので、ここでは大幅に割愛して「ブログとしてなんか読めそうな部分」だけ掲載してみたいと思います。お暇な方はどうぞ。それでも6500字くらいです。

 

9/11(金)
仕事をさぼって(有休使ってるんだけどほぼ誰にも言ってない)東京行ってきた。本当は「ウルトラクイズ」の予選に出るつもりだった。パスポートも作った。ちゃんと申し込みもした。けど一次審査で足切り食らった。パスポートまで作っておいてこのザマかよ、とは思えど自分を含めた多数の同世代あるいはちょい上のオッサンどもの阿鼻叫喚を見るにつけ「まあ、しゃあないか」となる。

 

1週間前キャンセルでは2万くらいのキャンセル料がかかるのだ。もちろん払ってそれでお終いでも一応社会人だしなんてことはない。しかし、こういう機会でもないと東京行かない。現にもう東京に行ったのはいつが最後かも覚えてない。少なくとも令和になってから行ってない。となればキャンセルなどしない。行くしかないのだ。

 

無事東京着。絵にかいたような鼠色の空。ちなみに東京2泊3日ずっと同じ空だった。
ちなみに気温は30℃を超えることもなく「暑い!」という感じではなかったがやはり空気がしっとり重い。湿度は高かった。特に地下鉄に潜れば当然のように独特の湿気を感じてすぐ汗ばむ感じ。札幌に戻ってきてからの空気の乾き方にほっとするやら切ないやら。

 

東京に着いたら次なる目的は宿へのチェックイン。とりあえず都内中心部どこがいいんだろう、東京ドーム近いほうがいいかなとかさほど考えもせず、なんとなくお茶の水に決定したのが2週間前。yahooの乗り換え案内を頼りに(この3日間乗り換え案内が神すぎた)なんとかお茶の水到着。しかし詰めが甘く、本来出るべき出口と逆方向から出てしまったため、また東京の地形の理解が浅すぎたためしなくてもいい遠回りをがっつりすることに。これは焦った。でもなんとか時間的にもいい塩梅にホテル到着。フロントでホテルの説明をしてくれたのはアジア系の女性の新人さん。たどたどしい日本語での説明をサポートしていたのが中国人の女性。都会の多国籍をいきなり堪能。

 

とりあえず部屋で一服。久々の飛行機&東京でそこそこ疲れていたので、このまま寝てやろうかと思ったがさすがにまだ15時過ぎ。これでホテルに缶詰めは悲しすぎるので、眠いからだに鞭打って外出。twitterで提案してもらった「ライブでお笑い見たらどうですか」を参考に、お茶の水から近い神保町のよしもと漫才劇場(通称マンゲキ)で若手のライブを見ることにする。地下鉄で移動することもできたが、幸い雨もたまに落ちてくる程度だったので散歩がれた神保町まで歩くことに。

 

まだ時間はあったがチケット売り切れで入れないと悲しいので、とりあえず窓口でチケットだけ買うことに。よしもと漫才劇場のシステムはまあまあ売れている「極(きわみ)」メンバーと、若手で構成される「翔(かける)」メンバーに分かれている。その若手メンバーだけのライブが「翔(KAKERU)ライブ」で、1時間ちょっとで見終わる。時間もちょうどいい。何より自分のお目当てである鬼才コンビのイチゴが見られる。

 

チケット購入する際に窓口で「翔(しょう)ライブください」と言ってしまった。後から上記の「KAKERU」であることに気づくのだが、窓口のお姉さんは無表情でチケット売ってくれました。ありがとう。でも旅先だから恥ずかしくない。少し歩き疲れたので近くのタリーズでコーヒーブレイク。その際もコーヒーサイズの言い方が分からず「ふつうので」と言ってしまった旅の恥はかき捨てオジサン。若者のイケメン店員に「クソジジイがよ」と思われていたと思う。しゃあない。

 

簡単にライブの感想書いておく。

1 ボブのコーラ お土産
途中までは割とベタな感じで進んでいて、まあこんなもんかなあと思ったけど、後半上手く盛り返してきた。でもまあ若者のネタで若者が好きそう。だって若者のライブだから。場違いなのは自分。


2 ただならぬ刀 体育祭
面白かった。ちびハゲデブと体の大きい外国人のコンビだったけど、自分たちの特徴を上手く生かしながら、ただそれだけに終わらないしたたかさもあった。外国人のほうの方のチンコがでかそう(偏見)。


3 セカンドロット 家出
3人組のコント。ケンカして家を飛び出すときに履くのがブーツで遅くなる、というシチュエーション一発なのだけどこれもなかなかどうして上手く見せてるなあと。思ったより面白く。


4 フジーズ 彼女
兄弟のコンビらしい。まあ、分からんではないが、あんま面白くなかった。すまん。

 

5 兄弟 無くしもの
こちらはコンビ名が兄弟。面白かった。声を張るタイプではない東京漫才。売れるような気がうっすらする。


6 喫茶ムーン 義理の親子
前日に発表されたキングオブコント敗者復活にエントリーされているコンビ。披露したネタもKOC準決勝で披露していたネタのようだ。演劇っぽい部分もあり、オチもニヤっとさせられるけど男性のほうがもうちょっと達者だったら見やすいのに、とは思う。


7 大王 バンド
こちらは昨年M1準決勝進出コンビ。M1準決の肩書は伊達じゃない。今までのメンバーと比べて1段上の面白さ。やはり香盤表というのは正しく作られている。

 

8 イチゴ 友人
ただの鬼才。イクトが鬼才すぎる。これを見に来たのであり、本当に生で見れてよかった。めちゃ面白い。

 

1時間くらいでサクっと見終わるしなかなか地方では見られない若手芸人のライブ、いかにも東京で堪能した。

 

9/12(土)
本来ならばウルトラクイズ決戦の日であったが、こちとらそんなことは一切忘れて横浜赤レンガ倉庫にてポムフェス参戦である。思った以上に細かい雨が降っており、地下鉄駅に着く頃にはメガネも水滴だらけ。そこでティッシュでレンズを拭いてかけ直したときに異変に気付く。

 

鼻パッドがない。

 

数か月前に一度鼻パッドが外れて、プラスチックにヒビらしきものが入っていた。「もしかしたら旅先で何かあったらやだな」と珍しく予備のメガネを持参していたのが完全なるファインプレー。一度ホテルに戻り予備メガネにかけかえる。


予定の30分ほど前に赤レンガ倉庫到着。雨足が多少強くなることもあったが、GWのzepp札幌の時に比べればただのミストシャワーでしかなく、傘もささずに待ちぼうけ。その間にjuiceちゃんが公開でリハーサルやっていたのだけど、まあまあきっちりリハやったせいで今日やる曲がライブ前にほぼほぼ分かってしまうという有様。絶対やるであろう盛れミとかはいいんだけどさ。


主催者ポムポムプリンの可愛い開会セレモニーから始まり、いよいよjuiceちゃんのライブ。今更歌が上手いとかみんな可愛いとか分かり切っていることなので、とりあえずただただ目の前のライブを楽しみました。

 

セットリストをネットから拾ったので簡単な感想とともに。
1「盛れ!ミ・アモーレ」
今のjuice躍進の起爆剤となった現代表曲。ポムポムプリンとのコラボで、juiceメンバーがみんなニッコニコで踊っていました。オジサンはコールに勤しんでました。撮影可だったのでスマホ構えつつ見てましたが撮影に集中してないので何をメインに映しているのかよく分からず、かつオジサンのキモイコールがそのまま入り込んでいて、あんまり見返したくない。何のために撮影したのか。曲は最高。

 

2「クラクラ☆クライマックス」
盛れミで燃え上がった炎にマキをくべるべく放たれた広瀬香美楽曲。春ツアー中は披露されなかったので生で見るのはこれが初めてなんだけど、もうアホほど見ているので全然初見の違和感ない。

 

3「FUNKY FLUSHIN'」
夏フェスではまあまあ披露される山下達郎カバー曲シリーズ。曲もそりゃいいんだけど、この曲はダンスがいい。見入ってしまう。

 

4「禁断少女」
タイトルは「禁断症状」とかけた少女の恋愛に一途な様子が描かれた曲なのだけど、別の意味を想像してしまうのだけちょっと良くない。自分とこの曲の出会いはブルーレイで観たライブ「Queen of Heart」のニーナソロだったのでそのイメージが強いけど、本当の見せ場は超高音で決める由愛ちゃんパート。調子がいいとズバゴーン!と決まるけど、この日は若干危うかった。そんなところも由愛ちゃん。そして川嶋美楓の真価が発揮される曲。そういやみっぷる途中でトレードマークの白でかリボンが取れていて、気づいたら復活してたな。

 

5「BLOODY BULLET」
自分をjuice沼に叩き込んだ曲。正確に言えばこの曲のラストのえばちゃんの「Ao!」ではあるんだが、もはやそんなことはどうでもいい。銃口の仕草をするりあてゃで死亡です。

 

6「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」
これまたjuiceの代表曲のひとつ。今回のセトリは無料ライブだということを鑑みても代表曲を叩き込んできたなあという感じ。

 

7「CHOICE&CHANCE」
れいれいのボイパで一見さんの「え?どういうこと?」を誘発させるための曲。もう最近はわざとやってる。サビのダンスが好きすぎる。

 

8「Fiesta!Fiesta!」
ご褒美。情熱を解き放ちすぎ。


つうわけでほぼぶっ通しで8曲披露。無料フェスだからこそ、一見さんにも「捕まえに行く」という姿勢がありありの超ごきげんなライブでした。本当にあっという間。天気はずっと悪かったけど、雨足は弱く、時折吹く風が心地よい。

 

ライブを見終え、昼食はビールをあおりながらの牛タン。飯食いながら次どうしようと考えていたら、ラフラフが汐留でイベントやってることに気づき「せっかくだから行くか」ということになり、いざ汐留へ。

 

んでもって汐留。本当に日テレのふもとにあるスペースでイベントやってる。本日2回目のイベントで開始10分くらい前に着いたのだけど、そこにいるのはもう相変わらずの中年オジサンの山。げんなりする。自分も完全にその一部のくせに、だ。でもこの状態を脱却しないとラフラフそのものが色々キツいのではないかと勝手に思っていた。若者がいないところが致命傷だと思うのよ。

 

一応ライブの感想を。


1「ときめきコレクション」
メンバー佐々木楓菜が作った曲。途中まで「あれこんな曲あったっけか」とずっと考えていたけども曲終わりくらいでタイトル言うので思い出した。やっぱり今年に入ってから確実に身が入ってない。

 

2「消えたくなるほど君が好きだ」
これも佐々木曲。こっちのほうが好み。アイドルのライブの音圧なんてあれで普通だと思うけどもうこっちは完全にjuiceでキマってから来ているので、歌声が圧倒的に物足りなく感じてしまうが、これはしゃあない。

 

3「パッパッ」
ラフラフの中ではかなり好きな曲ではあるんだけど、この曲を売るべき時に売り切れなかったのが今の感じになったんじゃないかと思ってすらいる。

 

4「なんとかなるなるlaugh&smile」
最新のヒャダイン曲。もういかにもtiktokのバズを意識した、つう感じでね。悪いことではないが。

 

5「yondanda」
たむらぱん曲。同じくたむらぱん曲「何満開」とともにもっとパワープッシュしていくべきだったのに、そういう感じ受けなかったのよね。これに関しては今年の話なので自分の受け取り方のせいかもしれないけども、本当に持ってる武器の使い方が下手のような気がするんだよなあ。曲はやっぱりいい。さすがたむらぱん。


確実にパフォーマンスが上がっているような気がするが、やっぱり何かが足りない気がする。

 

つうわけでラフラフを見終えて、時間があるのでそのままお台場へ。寂れつつあるという話を聞くお台場。確かに「観光地!激混み!」という感じではなかった。果たせなかったウルトラの思いをお台場自由の女神像に託しショッピングモールアクアシティのフードコートで一休みしてから、ゆりかもめに揺られてビジホに戻る。

 

横浜→汐留→お台場とアイドル現場ハシゴとかこんなん東京にいないと絶対にできないし、まあ非日常で楽しい。人生の楽しみ方としてすごく正しい気がする。自分のような仕事仕事仕事の合間にちょっと何かする、の人生はなんなのかと正直思ってしまった。かといって東京に住みたいわけではない。あくまで非日常なのよな。でも、分かる。こういう人生もあったかもしれない。もう無理だけど。

 

部屋に戻ってシャワー浴びてビール飲みながらシウマイ弁当とその他つまみで晩酌。明日の行動もよく考えていないが、一日の疲れを吐き出すかのように就寝。

 

9/13(日)

ビジホをチェックアウトした後、本当に何するか決めていなかったけども、なんとなく武道館だけ見たいなと思ったので武道館に向かう。その時に「JRのお茶の水駅」「東京メトロの新御茶ノ水駅」「東京メトロの御茶ノ水駅」の区別がつかず、若干迷う。完全にyahoo乗り換え案内を使いこなしている俺クールと過信してしまった。反省。


ちゃんと東京メトロの御茶ノ水から竹橋に乗り継ぎ移動、皇居周りへ。武道館に行く前に「東京国立近代美術館」へ。美術館が密かに好きなオジサンなのでちょっとしたインテリかまして美術館。常設展示のMOMAT収蔵品を見る。近代美術の「どうかしてる」感を堪能できて満足である。

 

その後北の丸公園を歩いて武道館へ。武道館の本来の目的である武道大会(この日は大学剣道の大会)が開催されており「ああ、ここはライブ会場ではなかったな」と当たり前のことを思い出す。この時点で11時くらい。空港にそのまま向かってもよかったが、まだ時間あるのでトコトン観光客をやってやろうと思い東京タワー(スカイツリーじゃない)行ってやろうと思い浜松町から芝公園へ。大門から歩いて増上寺で賽銭投げてから東京タワー。タワーに行くだけなら大門より芝公園とか赤羽橋、神谷町、御成門のほうが近かった。まあそれでも歩いて行ける距離なのでね。


この時間帯はそこそこ蒸し暑く、東京タワーの上にのぼるという選択肢がない(高いところダメオジサン)ので、そのふもとでやってる角ハイボール酒場みたいなところで昼間から飲酒というお気楽な選択肢。東京のいいところは交通手段があるから、車乗らずに酒飲めるところだと改めて。昼間から一人ハイボール。蒸し暑い中うちわもらえてご機嫌。

 

大門駅からそのまま浜松町駅に抜けて東京モノレールでそのまま羽田。いい選択だったように思う。多少の酔いもあり、モノレールで少し意識がぽやぽやしたまま眺める羽田までの水辺は「ああ、現実に戻るんだなあ」という気持ちに。旅行って詰まるところこの感慨を味わうものだよな。


羽田空港第2ターミナルについてからはまずお土産確保。すると飛行機の時間が遅延するとのメール。思いのほか時間が余ってしまったので空港の中華レストランでこれまたビール飲みながら遅めの昼食。普段なら絶対払わない金額だけど、もう旅の終わりなので、そこらへんどうでもよくなってしまう。ある程度自由に使える金があるからこその振る舞い。大人とはこういうことだと思った。遅い。

 

飛行機に乗り込んでからはあっという間。新千歳に着いたのは18時半ほど。寒いかなと思ったけどもそうでもなく。

 

ウルトラクイズ参加したいから始まった今回の東京行き、気づけばアイドル都市TOKYO観光満喫ツアーに変わっていた。でもこういう機会がなければおそらく自分はずっと札幌に引きこもったままなので、それはそれでいい。久々の東京、色々あったが楽しかった。もうちょい人に会えばよかったんだけど、まあ今回のスケジュールではこれが限界。

 

久々に日常を離れて「ああ、こういう生き方もあるよなあ」と思えた。重ね重ね東京首都圏で暮らすなんてイメージは沸かないけど、毎日どこかしらで何かしらやっているのはいいなあと。でもそれは自分が非日常にいるから楽しいのであって、これが日常の場かと思うとちょっとキツイような気もするんだよな。だからあくまで非日常の場所として楽しむくらいがちょうどいい。お気楽な観光旅行ではあったが、案外自分の今の在り方を考えさせられたかもしれない。

 

とにかくひとつ分かったことは「仕事だけを繰り返す日常はろくなもんじゃない」ってことだ。もっと積極的にサボっていかないとダメだと思った月曜の今。

 

おしまい。

 

 

敗者の味方

ここ数か月の「アメリカ横断ウルトラクイズ」に関する話をまとめておきます。

 

「アメリカ横断ウルトラクイズ」が令和のこの時代に復活するという情報が流れた7/18のことでした。

 

「アメリカ横断ウルトラクイズ」とは昭和の時代に放送されていた名前の通りアメリカを横断して決勝の地ニューヨークまでクイズで戦いながら旅をしていく番組。一応「クイズ番組」ではあるのだが、その戦いの中で生まれる人間模様などをエンタテインメントに昇華させた、極上のバラエティ番組なのである。

 

自分が明確に「テレビ面白い!」と思って今のような有様になるきっかけの番組のひとつが「アメリカ横断ウルトラクイズ」だと言って、これはもう差し支えない。第16回大会で番組は終了。その数年後に「今世紀最後」として放送されたのが1999年。自分は当時17歳。もちろん参加できなかった。一度は参加したいと思っていたウルトラクイズ。参加資格もないまま番組は終わっていったのである。

 

時は流れ2026年。莫大な費用がかかるゆえ復活はもうないだろうと目されていたこの番組がまさかの復活。そりゃあ自分も興奮を隠しきれない。マジかよと思った。もし自分が20代だったら、1も2もなくすぐに申し込んでいただろう。しかし時間は流れ自分も40代。一応社会人。大学生みたいに何の躊躇もなく申し込めるほどお気楽ではない。ただ、自分の中のウルトラクイズの未練が「ここで申し込まないと、お前の人生は何のためにあるのだ」と内側から突き上げてくるわけですよ。昨年東京サンシャインボーイズの舞台を見たときに「やりたいと思ったことは、やっておけ」と言われたような気がしたので、参加しないという選択肢はなかった。

 

いざ本戦となれば長期間仕事を休まなければいけない。しかしそんなことは予選を通過してから考えること。まずは「一次予選にエントリーすること」がハードルなのだ。応募要項には「パスポート必須」とある。そりゃそうだ。海外行くんだから。自分は生まれてこの方海外に行ったことがないドメスティック野郎なので、パスポートなんて当然持っていない。だからスタートは「パスポート取得」である。

 

海外旅行はおろか国内旅行ですらあまり行く気がしない人間なので、パスポートを取得しようなんて思ったことがなかった。というわけで「パスポートどう作ればいいの」から始まる。証明写真を撮影し、札幌にあるパスポートセンターに行けばエントリー締め切りには間に合うことが分かり、繁忙期の仕事の合間を縫ってパスポートセンターで手続き、そしてお盆前には無事パスポートは取得できた。

 

こうなると次はエントリーである。エントリーの際には「意気込み」やら「一問だけの問題」やら、応募者多数で足切りが行われる場合の篩が設定されている。自分はテレビ好きの人間として「そりゃクイズの回答も見られるかもしれないけど、番組が作られるときには出場者のキャラクターがある程度求められるんだろうなあ」と思っていた。自分のようなただのテレビ好きのオジサン程度では「番組の出演者」としての押しが弱いことも分かっている。だからまあ、足切りが実施された時点で実績もキャラもない自分は厳しいだろうとは思っていたのである。その一方で「地方から参加する意気込みは都内よりは優位にはたらくんじゃねえの?」とか、淡い期待があったことも白状しておく。

 

そんな気持ちを抱えて悩んでいてもエントリーしなければ参加もへったくれもないので、祈るような気持ちでエントリー。あとは発表の時刻を待つだけ。

 

ではない。もし参加が叶えば予選は早朝から。当日飛行機で馳せ参じたのでは間に合わない。必然的に前日の金曜から東京前乗りスケジュールである。この時点で会社には何も言ってないし、有休申請も出してない(結局スケジュールを調整し、無言で申請した)。とはいえ足と宿を押さえなければ参加はできない。というわけでここから飛行機と宿探し。旅慣れていない自分は「じゃらん」で飛行機と宿のパックを眺め、なるべく安く済む日程と宿を探し、予約。久々の東京過ぎてもはや今の相場が全然分からない。前東京行ったときと比べるのもバカくさいくらいの金額。ある程度覚悟はしていたが安くはない。でもまあこんなもんだろうという気もする。

 

そして本日9月5日。運命の一時審査発表である。19時以降に一次予選の要綱がログインページに出なければ落選である。スマホで確認することもできたが、どうせなら自宅で腰を据えて発表と向き合いたいと思い、そわそわしながら帰宅。そしてすぐにパソコンでログイン、確認である。

 

 

画面に表示、出ないよねー。

 

 

落選である。多少の覚悟があったとはいえ、正直つらい。百田夏菜子の旦那風に言えば「正直しんどい」である。奥田民生風に言えば「この悲しみをどうすりゃいいの」である。

 

倍率が、審査方法が現時点でどのようなもんなのかは分からない。しかし当たり前のように通過している有名人だとかを見ると「まあ、無名で何の実績もないオッサンはこのざまよ」と嘆きたくもなる。伊東四朗にモヤっとボールを2000個くらい投げつけたい気分である。自分の人生においてウルトラクイズと縁がなかった。それだけの話である。もし仮に次回があったとしても、これくらいの熱量で申し込める気がしない。だからまあ、これで最後かなと。

 

不幸中の幸いか、9/12にはウルトラクイズ予選と同程度にハッピーなイベントに参加できることになりまして、東京行きが無駄にならずに済みました。だから哀しくはあるけど最低ではない。しかしそれ以外の予定は立っておりません。twitterにも書いたけど足切りの皆さんで屋形船乗ってクイズ大会でもしませんか。ただ乗るだけでも楽しいんですけど。

 

あとはまあパスポート。こんなことでもなければ取得することはなかったと思います。友人がタイの大学で日本語教師をしておるので、もうこうなったら勢いで行ったろうかなくらいまで思ってます。そういう意味ではいいきっかけになったかなと前向きな考え方。

 

参加できないのは誠に遺憾ではあるのですが、かといって「最初からエントリーしない」では、このなんとも言えぬ悔しい気持ちを味わうことなく「あのときエントリーしときゃあ良かったな」と思って死んでしまうはずなので、ひとつ人生のしこりが取れたような気はしています。

 

あとは見る側に戻るだけ。元々そうだった。でも言わせてくれ。バカヤロー!

 

ルマンド

少し遅くなりましたが「世にも奇妙な物語26夏の特別編」の感想を。

 

マザーズオークション

杉野遥亮主演。仕事をやめネットオークションで小銭を稼ぐ主人公(杉野)。ある日いつものようにオークションを見ていると、そこに自分の母親(青木さやか)が出品されていることを知る。父親に相談するも事態は呑み込めていない。町でたまたま会った高校の同級生がオークションで落札した母親と仲良くしているのを目の当たりにして、焦り始める主人公。自ら母親を落札しようとするも、競り合う相手が出現し、値段も吊り上がっていく。最終的には自ら働いて稼いだ金で母親は落札。また、実際に働いたことで労働意欲も上がり、真っ当な道に戻る主人公。実際に母親オークションなどというものが流行っていたわけではなく、母親を中心とした家族や友人が画策し、主人公を立ち直らせるための芝居だった。

 

入口は奇妙だったけども出口はごく真っ当なオチ。ややありえない系の話を「奇妙」を入口にして作る手法はキレイでした。多少のチープさはあったけど今回の良作だと思います。それにしても青木さやかがここまで母親な日が来るとはな。

 

遺体は一体…

上川隆也主演。ベテラン刑事の主人公(上川)。殺人事件が発生した現場で2体の遺体を見つけるも、凶器を探してから現場に戻ると遺体がひとつ消えていて混乱する主人公。また部屋を出て色々探していると遺体そのものが消えてしまう。さらに混乱する中で後輩の刑事から告げられたのは、とある事件に没頭するあまり幻覚が見えるようになり、今は仕事を辞め施設に入っているという主人公の現在だった。後輩刑事に礼を言い施設に戻る主人公だったが、本当は幻覚などではなく実際に後輩刑事が事件隠蔽のため遺体を隠していたのだった。その違和感に気づいていた主人公は現場に戻り後輩刑事を捕まえる。殺人事件と事件隠蔽の可能性のニュースを施設で眺める主人公にかかってきたのは次の事件の依頼の電話だった。

 

これ結局最後まで「本当はどっちなのか」が分かりにくく作られているけども、たぶん「全部妄想」なんですよね。ドラマとしてのフィクションと妄想としてのフィクションを意図的に混同させてきている感じがしました。いやもしかしたら本当に特命警察なのかもしれないけど、判断のしようがないし判断しても仕方ない。アンチ考察派。

 

実家じまい

趣里主演。母親が亡くなり、古い団地の実家じまいをしにきた主人公(趣里)。母親との確執から一刻も早く実家を処分したい主人公だったが、家の中のものを捨てるなりオークションで売るなりしても、なぜか次来たときには元に戻っている。それは生前母親が団地の住民を助けていたことにより神格化され、住民たちが亡くなった母親を祭り上げていたことによるものだった。団地の住民により物置に閉じ込められそうになるも、なぜか聞こえた母親の声により住民は退散。しかし母親によって主人公は物置に永遠に閉じ込められてしまう。

 

今回のホラー枠。古い団地の孤独な老人たちが結束して何かやらかす、というのはいかにも現代チックなホラーであるんだけども、フィクションとはいえあんまり笑えない部分があって。一番笑えないのは今の趣里の状況かと思うけども。

 

おじさんになりたい

永尾柚乃・松尾諭主演。おじさんに憧れを持ち、実際おじさん(松尾諭)になれる着ぐるみでもっておじさんになる小さい女の子の主人公(永尾)。おじさんになっては公園でコーヒー飲んでベンチで寝ている。そんな主人公の悩みは母親が父親に強く当たられ、時には暴力を振るわれていること。小さい女の子ではどうにもならないことも、おじさんであれば止めることが出来ると思った主人公は、おじさんになり父親に母と別れるように告げ、母を守るためにおじさんのまま抱きしめるも、知らないおじさんに抱きつかれた母親は絶叫。そのまま逃げだしてしまう。着ぐるみを捨て帰宅した主人公は父親と寝ることに。改めて母親に暴力をしないように求めるも、態度が曖昧だったため父親を着ぐるみにすることに決める。

 

小さい女の子がおじさんに憧れる、という非常にほのぼのした入口から出口は自分の父親を着ぐるみにして自分が父親になるというまあまあダークな内容。着ぐるみのファスナーでおじさんを着ぐるみに出来るシステムが最後に明かされることによって「じゃあ最初のおじさんはどこでどう手に入れたんだよ」というホラーが後から追いかけてくるというね。そして達者な子役永尾の背中にはファスナーがついていておじさんが入っているよ、という暗喩だってことですよね。

 

 

ここ数年「原作ありきじゃなくて、世にもっぽいものを作ろう」という感じはする。もう誰もテレビ見てないんだから、の精神でどうかしている作品作ってほしいですよね。フジはもう全然いいところないんだけど、「世にも」がある限りはちゃんと追いかけます。また次回。

 

 

ウルトラクイズの話はお盆に書きます。たぶん。参加するために仕事やめてもいいくらいの感覚だけど、ウルトラクイズのために無職になる人をウルトラクイズ側が望んでいないのがね。

 

ひと振りで

毎年twitterには書いてる気がするんですが「THE SECOND」は面白いんですけど長い。本当に長い。かといって短くしろとは思わないんだけど長いのは事実。

 

仕事終わって帰宅して酒飲みながら録画を追いかけ再生で見始めたんですけど、第2試合で早々に居眠りこきました。アルコールのせいでもあるのですが、それ以前に、今の自分に仕事終わりで見る体力は残ってなかったです。ここ数年はM1も同じようなスケジュールで見るのですが、M1の場合途中2時間くらい気を失ったあとで夜中の3時とか4時まで見ているんだから、そりゃそうなるよなという感じ。翌日(今日)朝から仕事だったので夜中見るわけにもいかず、仕事終わりで帰宅して見ました。

 

んでまあ、びっくりしたんですよ。金属バット優勝したもんだと思ってたから。

 

情報化社会のこの世の中、意図的にシャットダウンしない限りすぐ情報は入ってきてしまう。昨日の夜見るのを諦めたときから、「まあ優勝が誰か分かってもしゃあない」と思いつつ、それでも極力情報は避けるようにしていたわけです。でもうっかりtwitterのトレンドに「金属バット」って入ってるのを見てしまったので「ああ今年遂に優勝したのか」と思っていたわけですよ。

 

そしたら、決勝であのネタ。中盤ほとんどボケなし。最後に大振りの一発。「このネタで優勝したのか!すげえ!」と思ってたら、普通にトット優勝してた。コケた。準決勝で金属バットにしか出せない不穏な面白さで最高点出しているのに、だ。

 

思い出されるのは笑い飯。「鳥人」で大爆笑をかっさらい、「チンポジ」で優勝を逃した2009年のM1。「あえて優勝を狙わず自分たちの面白さを貫き通した」みたいな言われ方をすることがあるが、そんなことは全くないと本人たちが言っている。普段からウケていたネタをかけたけどかみ合わなかったのだという。

number.bunshun.jp

だから今回の金属バットも、やっぱりスタイルがスタイルだけに「彼らの面白さを貫き通した」という評価をされるかもしれないし、自分もうっすらそんなこと考えてしまったけども、どうなんだろう。会場が漫才に、笑いに疲れてきているあの場で一番重たい一撃を食らわせようとした「勝つための戦略」だったような気もするし、特に深い意味はないのかもしれない。

 

トットの優勝に文句なんかつけようがない。ただ、お笑いに「何か」を求めてしまう自分は、金属バットのあのひと振りが最高に刺激的で、ああいうものを見るためにお笑い見てしまうなと思っている。いい番組だった。長いけど。

 

タオルは何処へ消えた~Juice=Juice札幌公演備忘録~

Juice=Juiceの春ツアーの札幌公演に昼夜どちらも参戦してきましたので、備忘録。

 

ハロプロのライブはもうマジ本当に20年くらい振りでマジ緊張しました。前日上手く寝付けなかったもの。最後にZepp札幌で見たハロプロのライブは藤本美貴の最初で最後のソロツアーの千秋楽。いまやママタレの代表格みたいになっているミキティが初々しくロマモーやブギトレ歌っていた頃の話です。神話みたいなもんだな。

 

それはともかく、あまりに久々すぎるハロプロのライブなので、もう勝手が分からない。自分が参加していた頃のハロプロ(主に娘。本体やあややなど)はもうほぼほぼ男祭りで、とにかくあの独特の輪に入るのがイヤでイヤで。傍から見れば自分もその輪の一部であるにも関わらず。しかし年月は流れもはや自分がその一部であることは抗いがたい事実。全てを受け入れる態勢である。だからとりあえずグッズで身を固めるべきだと思った自分は、早朝9時からの物販に並ぶことを決めていたのです。

 

自宅から自動車でススキノへ。駐車場どこにするか問題はライブ前日からずっと悩んでいたが、最終的には勝手知ったるススキノのジャンボな駐車場で一日料金で停めるのが合理的だと判断。迷うことなく車を停めて、小雨降るなかいざZeppへ。

 

開始の9時に間に合えば、まあそんなに時間かからずに欲しいものが買えるだろうという呑気な心構えだったのが甘かった。既にZeppには長蛇の列。思わず「ウソだろ…」と言ってしまった。早朝くんだり馳せ参じたのに、買いたいグッズも買えないこんなライブじゃPOISONなわけです。来た以上は並ばないという選択肢はない。おとなしく並ぶ。

 

現在ハロプロのグッズは専用のアプリから購入するものリストを作っておき、そのQRコードをかざすことで購入できるというよく出来たシステムになっている。そして随時売り切れ状況が更新される。事前通販で買っておけばこんなことしなくても良かったんだけども、そこまで気が回るような人間ではない。だからおとなしく並ぶ。そして売り切れないように祈る。

 

物販会場に入れたのは1時間経った10時過ぎ。リストに変化はない。よし全部買える。そう思った矢先「タオル売り切れ」の報。マジかよ。何はなくともタオルさえあればライブは乗り切れるし、ここでタオル買うことを前提にしていたのでタオルもってきてねえよ。こりゃ参った。内心沈みながらもようやく購入にこぎつける。ランダム生写真×2とサコッシュとペンライト。最低限の装備。最終的には「どれもなくてもなんとかなる」ではあったのだが、タオルはマジで必要。想定よりもかなりかかった物販を一時後にして一旦ススキノ→大通へ。徒歩。

 

大通まで戻った目的はタオルを買うため。別に百均のタオルでもよかったのだが、どうせ買うなら普段使いできるタオルがいいので、無印良品まで行きタオル購入。本当はついでに今札幌PARCOで行われているロバート秋山の「クリエイターズファイル展」を見たかったんだけど、時間にあまり余裕がないため、会場の前だけ通り過ぎて去る。

 

一度装備を整えるために駐車場の自分の車へ。途中軽食を買うためにローソンに寄ったのだが、レジの列に並ばない外国人に対してレジの店員が大声で「ノオオ!」と言っていたのが頼もしかった。それでよい。

 

ライブ会場ではなるべく軽装のほうが良いので、先ほど購入したサコッシュに荷物をまとめ、両手が空く状態で再びZeppへ。既に整理番号順に並べている作業が始まっている。900番台半ばだったので入場するまでにはややしばらくかかった。その間雨は多少の強弱はありつつも振り続ける。傘はライブには邪魔になるだけなので車においてきた。先ほど購入したタオルが傘代わりになり威力を発揮。ありがとうタオル。

 

自分は一般の抽選販売で購入しているので、周りにいる人もファンクラブ経由ではなく一般発売のいわゆる「はじめまして」の人が多い印象。自分も「はじめまして」ではあるんだけど、なんか売れてるグループの勢いを感じる。

 

どうにかこうにかようやく入場。とっととワンドリンク交換を済ませ、会場に陣取る。昼夜2回見ることは決まっていたので、初回はなるべく後ろのほうで体力的に負担をかけない場所がいいと思い、1階後方PA卓の前へ。ちょうどステージのど真ん中で、見晴らしもよく、ステージ全体がよく見える。メンバーの顔までははっきり見えないけど、最初見るには申し分ない位置取り。

 

左隣には自分より多少年配のオジサン。さらに左隣のおそらく初対面であろうこれまたオジサンとハロプロ談義をしているのが「おお、ハロプロの現場だな」と少し懐かしい気分に。そしてライブが始まったわけだが、さらに左前方には自分の狭いパーソナルスペース内でフリコピするオジサン。思わず「いやあ、ハロプロの現場だな」としみじみしてしまった。

 

自分は耳があまり丈夫ではない(昔ライブ会場の爆音を浴び続けた結果一時的に聴力が落ちた経験がある)ので、ライブハウスでは耳栓が欠かせない。今回も耳栓を用意してきたのだけども、あろうことかに車に置いてきた。マヌケすぎる。しかし不幸中の幸いとでもいうのかワイヤレスイヤホンは持ってきたので、外音取り込みモードにしてイヤホンをつけることで事なきを得る。周りは耳栓している人見なかったけども、そういうもんだろうか。

 

ライブの感想は最後にまとめて書くのでここでは割愛。

 

1回目の公演が終わり、自分はそそくさと会場を後にし再び自分の車がある駐車場へエスケープ。1回目の公演で「この荷物でどうにでもなる」が分かったので、今の装備をさらに簡略化すべく戻っていたのだ。で、車について気づく。

 

タオルを落とした。

 

今日はとことんタオルに縁がない。さっき買ったタオルをわずか数時間で落とす。おそらくライブ会場に落としたんだと思うが、もはや見つける術もない。タオルそのものがそこまで惜しいわけではないが、2回目のライブタオル無しは若干きつい。けどまあライブ中にそこまで汗かいたわけではないので、まあなんとかなるだろうという気持ちで2回戦へ。

 

雨足強すぎるだろ。

 

2回目の整理番号は800番台だったので、1回目よりは前にいたが、それでも1回目と同様の時間は並ぶことになる。並ぶだけならいいんだけども、1回目より雨が強い。タオルはない。すなわちこれ濡れ鼠。入場したころには全身びしょびしょ。拭くタオルもない。ハンカチだけは持っていた(大人だね)ので、ハンカチで応急処置を取りながら再び会場へ。

 

先ほどは真ん中らへんで見たので、今度はどちらかのサイドから見ようと左側に陣取っていたが、ライブハウスお馴染み「奥に詰めてください」コールとともに、あれよあれよという間にまた真ん中へ。中央という意味では1回目と同じではあるが、先ほどよりも前方にいるのでステージが少しはっきり見える。結果ライブ中はメンバーの表情まで見えるくらいではあったのでそれはそれでよかった。

 

というわけで前段が長くなりすぎたけども、ライブの感想を大きなネタバレなしでメンバーの雑感とともに残しておきたい。多少のネタバレはありますので気になる人はスルー推奨。あとライブの細かいトークとかエピソードとかは他の人の感想見てください。そういうの書けない。

 

まずは全体の印象として、見映えが良い。それは全員の美しさがとんでもないという意味でもあるが、背の高いメンバーが多いので、ステージに迫力がある。昔Zeppでももクロちゃんを見たときは「みんな意外に小さいなあ」と思ったもんである。一番大きい玉井さんでも160cmくらいなもんで、これはJuiceでいけば工藤さん川嶋さんで真ん中らへんのメンバー。一番大きい遠藤さんは168くらいあるので、もうこれは見映え良すぎ。ホールツアー規模だとそこまで感じないんだろうけど、ライブハウス規模でやる場合、この身長の大きさはかっこよさに直結する。というわけで、ステージ、めちゃかっこよかったです。

 

段原瑠々

現Juice=Juiceを率いるリーダー。圧倒的スキルの持ち主。特に1回目見たときにはモノが違う歌唱力とその歌唱力に呼応するように躍動するダンスにマジで圧倒されっぱなし。古のハロプロでここまでスキルフルな人はいなかった(あややとかは別のベクトルで素晴らしかったんだけども)と思う。アンコールの「Magic of Love」のフェイクは見事過ぎて涙が出てきた。一方で2回目は少し声が苦しそうな印象。声を絞り出している感じがした。ライブ全体を通して歌うパートが多めであり、そりゃ1日2公演したらこうなるよな、と思った。しかしそれでも最後のほうは今出せるチカラを技術と気力でもってぶつけてくる様は「Juiceのこのメンバーをもっと高いところまで連れていく」といわんばかりの気迫にあふれたものだった。ライブを見て好きにならないわけがない。

 

井上玲音

現Juiceサブリーダーの顔面国宝。マジで美しい。段原さんが「国王」ならば井上さんは「女王」と形容するのが何より相応しい。顔も美しいが何より佇まいが美しい。段原井上(いわゆる「れいるる」)というJuiceの2枚看板がいれば世界は平和です。段原さん同様歌唱パートが多いので、やはり2回目は少し出力を落としていた印象。2回目が悪かったという意味ではなく、1回目がとんでもなく高出力だったってことです。CDで聴いてるのかライブで歌ってるのか分からんということがなく、ライブのほうが圧倒的に「良い」という人たち。恐ろしい。

 

工藤由愛

北海道出身の愛すべきタコさん。一昨日のJAPAN JAMでは歌唱せずのパフォーマンスで今日のライブも心配ではあったが、ちゃんと歌えていた。1回目よりは2回目のほうが調子が戻っていた印象。バシッと高音を決めてくれると気持ちいい。ライブ映像では切実な表情で歌うのが印象的だけど、今日は地元公演ということもあってか常に楽しそうな表情でした。ピノコチックなリボンも可愛い。地元公演でエンディング2回とも話を振られていたが、まあたくさん喋りますよね。「キタコイ」で飯田さんに気を使っていた時とは大違いだ!当たり前だ!地元「どんぐり」の名物ちくわパンを差し入れ、地元でもリリースイベントをやりたいと願っていた。お気に召すまま!

 

松永里愛

カッコよすぎる。オチサビを担当することが多く「オチサビの女王」なんて呼ばれているけども、ダンスもカッコよすぎるのよ。ライブ中思わず「カッコええ」「うわあ」と言ってしまったのは松永さんが一番多かったような気がします。随所でこちらの心臓を打ち抜いてきます。あと1回目2回目ともに出力安定。でカッコいいカッコいいと思っていたら急に可愛らしさ見せる箇所があったりで、完全に手玉に取られてますね。最高です。

 

有澤一華

優秀な音楽家。さすがに今回バイオリン披露はなかった。れいるるの歌唱力の影に隠れがちだけど難しいパートを難なくこなしているにも関わらず「そりゃまあできますよ」的なさりげなさでもって裏回しをしている感じ。2回目のアンコール時に「盛れミ」のMVの再生回数が1000万回を超えたという報告がなされたのだけども、直後のアンコールラストの曲で涙ぐんでいたのが印象的。

 

入江里咲

スマイルボンソワ。とにかくニコニコしていてニコニコしていてこっちまでニコニコしてしまうよね。そうかと思えば「甘えんな」って真顔で言ってくるし、どういう情緒で向き合えばいいんですかね。また、そうかと思えば「どこにいるの」って尋ねてこられたら松永さんに煽られて「ここだよりさち!」って叫んでしまうし、悪い女ですよ入江さん。

 

江端妃咲

超優秀なアイドル。前にも書きましたが、自分がこのライブに行くと決心したのは「BLOODY BULLET」という曲の最後に江端さんが「Ah!」と発したからです。というわけでライブ中もついつい目線が江端さんを追いかけてしまいがちでしたが、ずっと優秀。歌上手いダンス上手いそして表情管理上手い。1回目も2回目も出力変わらずの安定感。当たり前ですがライブでは全然不憫じゃないです。ちなみにコレクション生写真を2枚買いましたが、1枚えばちゃんが出て私は思わずガッツポーズをしたのは内緒にしてほしい。

 

石山咲良

「GIRLS BE AMBITIOUS!」でも「様子のおかしい美人」と形容されるくらいには美人で様子がおかしい人という認識でしたが、全然様子がおかしいこともない真っ当な美人です。北海道ということで地元のりんごちゃん(遠藤さん、後述)が煽る機会が多かったですが、普段ライブで煽ってくるのは石山さんなのでなんならもっと煽ってほしかったですね。身長も大きいのでやっぱりステージに映える。あんまり感じたことはなかったのですが、大きいアイドルはステージにおいて最強かもしれない。

 

遠藤彩加里

北海道出身のりんごちゃん。この人は一人だけステージで異様に目立つ。もちろん身長が大きい(前述、168くらい)ということもあるんだけど、やはりダンスの所作が美しすぎて目に留まらないわけがない。そして笑うと童顔で年相応なのに、ステージで見せる色気のある所作と表情は「あれ?ハロプロの中にKPOPの人混じってないか?」と脳がバグを起こしそうになります。映像で見ても素敵だし素晴らしいけど、生で近くで見るあかりんごさんは破壊力半端ない。そんな全てを無に帰するシヴァ神のようなあかりんごですが、昨日はスープカレー初めて食べたって言ってました。かわえええええ。

 

川嶋美楓

侮れないお嬢。見た目可愛らしいしリボンでかいし歌声も可愛らしいんだけど、なかなかどうして天才的なパフォーマンスをします。何と言いますかダンスに艶がある。段原さんの全てが大きく見えるダンス、松永さんの所作の全てがカッコいいダンス、そしてみっぷるの妙に艶があるダンス。映像でも見ているはずなのに、なんというか生で見たときのこの艶。そして実は身長も小さそうで小さくない。全てにおいていい裏切りをしてくるお嬢。歌もいいけどダンスが艶。

 

林仁愛

底が知れない。まだ加入して1年経ってないけども、加入のタイミングでJuiceに快進撃をもたらした「何か」を持っているのは間違いない。既存曲ではまだまだ歌唱パートが少ないので相対的に目立たないのは仕方ないけども、歌う機会が回ってきたときの実力は折り紙付き。歌唱やダンスの表現力はまだまだ先輩たちに敵わないけども、これだけ現時点で実力を持っている子がさらに実力を持ったメンバーに囲まれて成長したとき、この先どのような化物級の存在になるのか想像がつかない。今回のライブでいけば手足の長さは本当に映えていたし、そして大きい。なんならもうあかりんごの身長を抜かして170超えてるんじゃないかと思った。トークパートではナチュラル煽りスキルを存分に発揮していて、そこらへんも大物の片鱗。

 

 

てなことを考えているうちにライブは2回終わっていた。さすがにライブ始まる前は「2回もライブ見たら生きて帰れないのでは」と思ったんですが、なんとか生きて帰れました。「ひたすら楽しいアイドルのライブ」ではなく「カッコよさ可愛らしさ美しさ歌の上手さダンスの上手さ何でもござれの超全方位型ライブ」でした。誰にも何かしら刺さる部分があるという意味で本当にオススメできる。言い方は難しいですが、もうZeppくらいの距離で見られるライブはないんじゃないかと思えば、これは全くもって貴重な体験すぎた。

 

とりあえず「タオル」と「ポップミュージック」*1という忘れ物が見つかるまでは通う、かもしれない。かもしれない。

 

Juice=Juiceの皆さま、ライブに参加した皆さま、そして自分にお疲れ様でした。

 

 

*1:「ポップミュージック」は今回のツアーでは披露せず