Juice=Juiceの春ツアーの札幌公演に昼夜どちらも参戦してきましたので、備忘録。
ハロプロのライブはもうマジ本当に20年くらい振りでマジ緊張しました。前日上手く寝付けなかったもの。最後にZepp札幌で見たハロプロのライブは藤本美貴の最初で最後のソロツアーの千秋楽。いまやママタレの代表格みたいになっているミキティが初々しくロマモーやブギトレ歌っていた頃の話です。神話みたいなもんだな。
それはともかく、あまりに久々すぎるハロプロのライブなので、もう勝手が分からない。自分が参加していた頃のハロプロ(主に娘。本体やあややなど)はもうほぼほぼ男祭りで、とにかくあの独特の輪に入るのがイヤでイヤで。傍から見れば自分もその輪の一部であるにも関わらず。しかし年月は流れもはや自分がその一部であることは抗いがたい事実。全てを受け入れる態勢である。だからとりあえずグッズで身を固めるべきだと思った自分は、早朝9時からの物販に並ぶことを決めていたのです。
自宅から自動車でススキノへ。駐車場どこにするか問題はライブ前日からずっと悩んでいたが、最終的には勝手知ったるススキノのジャンボな駐車場で一日料金で停めるのが合理的だと判断。迷うことなく車を停めて、小雨降るなかいざZeppへ。
開始の9時に間に合えば、まあそんなに時間かからずに欲しいものが買えるだろうという呑気な心構えだったのが甘かった。既にZeppには長蛇の列。思わず「ウソだろ…」と言ってしまった。早朝くんだり馳せ参じたのに、買いたいグッズも買えないこんなライブじゃPOISONなわけです。来た以上は並ばないという選択肢はない。おとなしく並ぶ。
現在ハロプロのグッズは専用のアプリから購入するものリストを作っておき、そのQRコードをかざすことで購入できるというよく出来たシステムになっている。そして随時売り切れ状況が更新される。事前通販で買っておけばこんなことしなくても良かったんだけども、そこまで気が回るような人間ではない。だからおとなしく並ぶ。そして売り切れないように祈る。
物販会場に入れたのは1時間経った10時過ぎ。リストに変化はない。よし全部買える。そう思った矢先「タオル売り切れ」の報。マジかよ。何はなくともタオルさえあればライブは乗り切れるし、ここでタオル買うことを前提にしていたのでタオルもってきてねえよ。こりゃ参った。内心沈みながらもようやく購入にこぎつける。ランダム生写真×2とサコッシュとペンライト。最低限の装備。最終的には「どれもなくてもなんとかなる」ではあったのだが、タオルはマジで必要。想定よりもかなりかかった物販を一時後にして一旦ススキノ→大通へ。徒歩。
大通まで戻った目的はタオルを買うため。別に百均のタオルでもよかったのだが、どうせ買うなら普段使いできるタオルがいいので、無印良品まで行きタオル購入。本当はついでに今札幌PARCOで行われているロバート秋山の「クリエイターズファイル展」を見たかったんだけど、時間にあまり余裕がないため、会場の前だけ通り過ぎて去る。
一度装備を整えるために駐車場の自分の車へ。途中軽食を買うためにローソンに寄ったのだが、レジの列に並ばない外国人に対してレジの店員が大声で「ノオオ!」と言っていたのが頼もしかった。それでよい。
ライブ会場ではなるべく軽装のほうが良いので、先ほど購入したサコッシュに荷物をまとめ、両手が空く状態で再びZeppへ。既に整理番号順に並べている作業が始まっている。900番台半ばだったので入場するまでにはややしばらくかかった。その間雨は多少の強弱はありつつも振り続ける。傘はライブには邪魔になるだけなので車においてきた。先ほど購入したタオルが傘代わりになり威力を発揮。ありがとうタオル。
自分は一般の抽選販売で購入しているので、周りにいる人もファンクラブ経由ではなく一般発売のいわゆる「はじめまして」の人が多い印象。自分も「はじめまして」ではあるんだけど、なんか売れてるグループの勢いを感じる。
どうにかこうにかようやく入場。とっととワンドリンク交換を済ませ、会場に陣取る。昼夜2回見ることは決まっていたので、初回はなるべく後ろのほうで体力的に負担をかけない場所がいいと思い、1階後方PA卓の前へ。ちょうどステージのど真ん中で、見晴らしもよく、ステージ全体がよく見える。メンバーの顔までははっきり見えないけど、最初見るには申し分ない位置取り。
左隣には自分より多少年配のオジサン。さらに左隣のおそらく初対面であろうこれまたオジサンとハロプロ談義をしているのが「おお、ハロプロの現場だな」と少し懐かしい気分に。そしてライブが始まったわけだが、さらに左前方には自分の狭いパーソナルスペース内でフリコピするオジサン。思わず「いやあ、ハロプロの現場だな」としみじみしてしまった。
自分は耳があまり丈夫ではない(昔ライブ会場の爆音を浴び続けた結果一時的に聴力が落ちた経験がある)ので、ライブハウスでは耳栓が欠かせない。今回も耳栓を用意してきたのだけども、あろうことかに車に置いてきた。マヌケすぎる。しかし不幸中の幸いとでもいうのかワイヤレスイヤホンは持ってきたので、外音取り込みモードにしてイヤホンをつけることで事なきを得る。周りは耳栓している人見なかったけども、そういうもんだろうか。
ライブの感想は最後にまとめて書くのでここでは割愛。
1回目の公演が終わり、自分はそそくさと会場を後にし再び自分の車がある駐車場へエスケープ。1回目の公演で「この荷物でどうにでもなる」が分かったので、今の装備をさらに簡略化すべく戻っていたのだ。で、車について気づく。
タオルを落とした。
今日はとことんタオルに縁がない。さっき買ったタオルをわずか数時間で落とす。おそらくライブ会場に落としたんだと思うが、もはや見つける術もない。タオルそのものがそこまで惜しいわけではないが、2回目のライブタオル無しは若干きつい。けどまあライブ中にそこまで汗かいたわけではないので、まあなんとかなるだろうという気持ちで2回戦へ。
雨足強すぎるだろ。
2回目の整理番号は800番台だったので、1回目よりは前にいたが、それでも1回目と同様の時間は並ぶことになる。並ぶだけならいいんだけども、1回目より雨が強い。タオルはない。すなわちこれ濡れ鼠。入場したころには全身びしょびしょ。拭くタオルもない。ハンカチだけは持っていた(大人だね)ので、ハンカチで応急処置を取りながら再び会場へ。
先ほどは真ん中らへんで見たので、今度はどちらかのサイドから見ようと左側に陣取っていたが、ライブハウスお馴染み「奥に詰めてください」コールとともに、あれよあれよという間にまた真ん中へ。中央という意味では1回目と同じではあるが、先ほどよりも前方にいるのでステージが少しはっきり見える。結果ライブ中はメンバーの表情まで見えるくらいではあったのでそれはそれでよかった。
というわけで前段が長くなりすぎたけども、ライブの感想を大きなネタバレなしでメンバーの雑感とともに残しておきたい。多少のネタバレはありますので気になる人はスルー推奨。あとライブの細かいトークとかエピソードとかは他の人の感想見てください。そういうの書けない。
まずは全体の印象として、見映えが良い。それは全員の美しさがとんでもないという意味でもあるが、背の高いメンバーが多いので、ステージに迫力がある。昔Zeppでももクロちゃんを見たときは「みんな意外に小さいなあ」と思ったもんである。一番大きい玉井さんでも160cmくらいなもんで、これはJuiceでいけば工藤さん川嶋さんで真ん中らへんのメンバー。一番大きい遠藤さんは168くらいあるので、もうこれは見映え良すぎ。ホールツアー規模だとそこまで感じないんだろうけど、ライブハウス規模でやる場合、この身長の大きさはかっこよさに直結する。というわけで、ステージ、めちゃかっこよかったです。
段原瑠々
現Juice=Juiceを率いるリーダー。圧倒的スキルの持ち主。特に1回目見たときにはモノが違う歌唱力とその歌唱力に呼応するように躍動するダンスにマジで圧倒されっぱなし。古のハロプロでここまでスキルフルな人はいなかった(あややとかは別のベクトルで素晴らしかったんだけども)と思う。アンコールの「Magic of Love」のフェイクは見事過ぎて涙が出てきた。一方で2回目は少し声が苦しそうな印象。声を絞り出している感じがした。ライブ全体を通して歌うパートが多めであり、そりゃ1日2公演したらこうなるよな、と思った。しかしそれでも最後のほうは今出せるチカラを技術と気力でもってぶつけてくる様は「Juiceのこのメンバーをもっと高いところまで連れていく」といわんばかりの気迫にあふれたものだった。ライブを見て好きにならないわけがない。
井上玲音
現Juiceサブリーダーの顔面国宝。マジで美しい。段原さんが「国王」ならば井上さんは「女王」と形容するのが何より相応しい。顔も美しいが何より佇まいが美しい。段原井上(いわゆる「れいるる」)というJuiceの2枚看板がいれば世界は平和です。段原さん同様歌唱パートが多いので、やはり2回目は少し出力を落としていた印象。2回目が悪かったという意味ではなく、1回目がとんでもなく高出力だったってことです。CDで聴いてるのかライブで歌ってるのか分からんということがなく、ライブのほうが圧倒的に「良い」という人たち。恐ろしい。
工藤由愛
北海道出身の愛すべきタコさん。一昨日のJAPAN JAMでは歌唱せずのパフォーマンスで今日のライブも心配ではあったが、ちゃんと歌えていた。1回目よりは2回目のほうが調子が戻っていた印象。バシッと高音を決めてくれると気持ちいい。ライブ映像では切実な表情で歌うのが印象的だけど、今日は地元公演ということもあってか常に楽しそうな表情でした。ピノコチックなリボンも可愛い。地元公演でエンディング2回とも話を振られていたが、まあたくさん喋りますよね。「キタコイ」で飯田さんに気を使っていた時とは大違いだ!当たり前だ!地元「どんぐり」の名物ちくわパンを差し入れ、地元でもリリースイベントをやりたいと願っていた。お気に召すまま!
松永里愛
カッコよすぎる。オチサビを担当することが多く「オチサビの女王」なんて呼ばれているけども、ダンスもカッコよすぎるのよ。ライブ中思わず「カッコええ」「うわあ」と言ってしまったのは松永さんが一番多かったような気がします。随所でこちらの心臓を打ち抜いてきます。あと1回目2回目ともに出力安定。でカッコいいカッコいいと思っていたら急に可愛らしさ見せる箇所があったりで、完全に手玉に取られてますね。最高です。
有澤一華
優秀な音楽家。さすがに今回バイオリン披露はなかった。れいるるの歌唱力の影に隠れがちだけど難しいパートを難なくこなしているにも関わらず「そりゃまあできますよ」的なさりげなさでもって裏回しをしている感じ。2回目のアンコール時に「盛れミ」のMVの再生回数が1000万回を超えたという報告がなされたのだけども、直後のアンコールラストの曲で涙ぐんでいたのが印象的。
入江里咲
スマイルボンソワ。とにかくニコニコしていてニコニコしていてこっちまでニコニコしてしまうよね。そうかと思えば「甘えんな」って真顔で言ってくるし、どういう情緒で向き合えばいいんですかね。また、そうかと思えば「どこにいるの」って尋ねてこられたら松永さんに煽られて「ここだよりさち!」って叫んでしまうし、悪い女ですよ入江さん。
江端妃咲
超優秀なアイドル。前にも書きましたが、自分がこのライブに行くと決心したのは「BLOODY BULLET」という曲の最後に江端さんが「Ah!」と発したからです。というわけでライブ中もついつい目線が江端さんを追いかけてしまいがちでしたが、ずっと優秀。歌上手いダンス上手いそして表情管理上手い。1回目も2回目も出力変わらずの安定感。当たり前ですがライブでは全然不憫じゃないです。ちなみにコレクション生写真を2枚買いましたが、1枚えばちゃんが出て私は思わずガッツポーズをしたのは内緒にしてほしい。
石山咲良
「GIRLS BE AMBITIOUS!」でも「様子のおかしい美人」と形容されるくらいには美人で様子がおかしい人という認識でしたが、全然様子がおかしいこともない真っ当な美人です。北海道ということで地元のりんごちゃん(遠藤さん、後述)が煽る機会が多かったですが、普段ライブで煽ってくるのは石山さんなのでなんならもっと煽ってほしかったですね。身長も大きいのでやっぱりステージに映える。あんまり感じたことはなかったのですが、大きいアイドルはステージにおいて最強かもしれない。
遠藤彩加里
北海道出身のりんごちゃん。この人は一人だけステージで異様に目立つ。もちろん身長が大きい(前述、168くらい)ということもあるんだけど、やはりダンスの所作が美しすぎて目に留まらないわけがない。そして笑うと童顔で年相応なのに、ステージで見せる色気のある所作と表情は「あれ?ハロプロの中にKPOPの人混じってないか?」と脳がバグを起こしそうになります。映像で見ても素敵だし素晴らしいけど、生で近くで見るあかりんごさんは破壊力半端ない。そんな全てを無に帰するシヴァ神のようなあかりんごですが、昨日はスープカレー初めて食べたって言ってました。かわえええええ。
川嶋美楓
侮れないお嬢。見た目可愛らしいしリボンでかいし歌声も可愛らしいんだけど、なかなかどうして天才的なパフォーマンスをします。何と言いますかダンスに艶がある。段原さんの全てが大きく見えるダンス、松永さんの所作の全てがカッコいいダンス、そしてみっぷるの妙に艶があるダンス。映像でも見ているはずなのに、なんというか生で見たときのこの艶。そして実は身長も小さそうで小さくない。全てにおいていい裏切りをしてくるお嬢。歌もいいけどダンスが艶。
林仁愛
底が知れない。まだ加入して1年経ってないけども、加入のタイミングでJuiceに快進撃をもたらした「何か」を持っているのは間違いない。既存曲ではまだまだ歌唱パートが少ないので相対的に目立たないのは仕方ないけども、歌う機会が回ってきたときの実力は折り紙付き。歌唱やダンスの表現力はまだまだ先輩たちに敵わないけども、これだけ現時点で実力を持っている子がさらに実力を持ったメンバーに囲まれて成長したとき、この先どのような化物級の存在になるのか想像がつかない。今回のライブでいけば手足の長さは本当に映えていたし、そして大きい。なんならもうあかりんごの身長を抜かして170超えてるんじゃないかと思った。トークパートではナチュラル煽りスキルを存分に発揮していて、そこらへんも大物の片鱗。
てなことを考えているうちにライブは2回終わっていた。さすがにライブ始まる前は「2回もライブ見たら生きて帰れないのでは」と思ったんですが、なんとか生きて帰れました。「ひたすら楽しいアイドルのライブ」ではなく「カッコよさ可愛らしさ美しさ歌の上手さダンスの上手さ何でもござれの超全方位型ライブ」でした。誰にも何かしら刺さる部分があるという意味で本当にオススメできる。言い方は難しいですが、もうZeppくらいの距離で見られるライブはないんじゃないかと思えば、これは全くもって貴重な体験すぎた。
とりあえず「タオル」と「ポップミュージック」*1という忘れ物が見つかるまでは通う、かもしれない。かもしれない。
Juice=Juiceの皆さま、ライブに参加した皆さま、そして自分にお疲れ様でした。
*1:「ポップミュージック」は今回のツアーでは披露せず