小手伸也爆裂応援宣言

「シンデレラおじさん」こと俳優の小手伸也が文春に過去の不倫をすっぱ抜かれる。うひょー!

 

自分は今日この文春の速報記事を見たとき、思わず職場で小躍りしてしまいました。だって、小手ですよ。昔からの友人みたいに呼び捨てしてますけど面識はないです。それでも、小手ですよ。あの小手が不倫!小手が不倫!もう一度言いますけど小手が不倫!これがわくわくせずにいられるかってんですよ。うひょー!

 

……とまあかなりロマンティック浮かれモードで始めてしまいましたが、少し冷静になります。小手伸也がブレイク前の2017年にtwitter上でナンパして不倫していたらしい。「真田丸」が2016年の話なので、少し注目された頃の話だ。分かりやすく浮かれていたんだろうなあ、小手。そして売れてきた今になって分かりやすく売られる。不倫の是非はここでは不問!分かりやすく売られた小手は可哀想!けど不思議と自分からこぼれるのは笑いのみ。なぜだ!

 

自分がこの小手不倫騒動に感じるのは「おかしみ」しかないのです。そりゃ当事者である小手を売った女とか小手の奥さんとかは別でしょうけど、自分は「45のオッサンの不倫がこうして話題になる」ことでちょっと元気が出るし、何より「小手が不倫している」ことが面白くてしょうがない。若い頃の小手はすさまじくイケメンですが、今の小手は完全なる「いい味出してるオッサン」である。そのオッサンが不倫しているというのは、自分のようなオッサンに「お前も頑張れよ」と言われているような気がしてならないのです。いや不倫しろということではないんだけども、小手くらい色気を持って日々生きろと言われている気がして。

 

小手はこの不倫で叩かれるんだろう。「あんなオッサンのくせに不倫するのか」と叩かれるんです。しかし違う!小手は「あんなオッサンだからこそ不倫する」んです!小手がいい味出しているのは、あの歳であんなオッサンなのに不倫するほどに色気があるからなんですよ。だからこそあの演技ができるしベレー帽が死ぬほど似合うのです(「なつぞら」より)。そんな小手を奥さん以外に誰が責めることができるのか!自分は小手が不倫をせずにつまんない演技をするならば、不倫をしてあれだけの演技が出来るほうが素晴らしいと思う人間です。「不倫は芸の肥やし」とまでは言いませんけど、小手は不倫しているほうが面白いとは思うわけです。誰にも賛同されなくていい。

 

だからこそ自分はここで「小手伸也爆裂応援宣言」をしたいと思います。もし小手がこの件であらゆる場面で叩かれようとも、自分は、このブログでは小手を必要以上に応援します。ただ、もちろん無条件に「小手さん!応援してます!」ではない。「小手!不倫してるじゃん小手!最高じゃん!」と、小手の不倫をあくまで小馬鹿にしながらも愛でもって応援します。そして最後にこの言葉を贈ります!

 

目に見えるものが真実とは限らない。
何が本当で、何が嘘か。
ベートーベンは、本当に耳が聞こえなかったのか。
オズワルドは、ケネディを殺したのか。
アポロは、月へ行ったのか。
小手は、不倫をしているのか。
コンフィデンスマンの世界へようこそ。

 コンフィデンスマンJP 第1話より

 

 

匠の配置

爆報!THEフライデー」にてEXIT兼近が逮捕歴について語る。

 

とはいえ「これは全く知らなかった!」という情報が出てきたわけではなく、今まで流れていた情報を整理したような感じ。逮捕された容疑の詳細について語られることはなかったが、札幌在住の身としては「ススキノでよく捕まっているタイプのやつ」だなあという印象くらいでしかない。

 

自分だってそりゃあ犯罪者に対する嫌悪感がないとは言わない。しかし自分の嫌悪感の源泉は「犯歴を武勇伝的に思っているその性根」であり、逮捕歴はなくてもそういう人間は多い。ただの素行不良を「やんちゃ」と言い換え誤魔化すのが嫌いだ。一方兼近は自分のやったことを美化するわけではなく、「正しく反省」しているように思える。兼近に逮捕歴はあるかもしれないが、いまだに「やんちゃ」したくてたまらない奴らよりよほどマシである。

 

だからまあ今回の番組は「もうこの話題は今後一切なし!これで終了!」というケジメだったのだろう。それでいいと思う。これ以上掘っても何も出ないよ、という意思表示でもあるんだろう。吉本にしては珍しくちゃんとした対応だ。何かを学んだらしい。

 

個人的には文春の記者の直撃が悪意ありまくりな感じで描かれていたのが笑った。いやでも実際あれぐらい悪辣なんだろうし、もっとやったほうがいいよな。それと取材を受ける番組は「爆報」で良かったのだろうか。それこそ同じ日に「金スマ」だってあるんだ。今のEXITならば金スマでいけたはずなのだけど、逮捕の内容が女性受けしないと踏んだのだろうか。でも「爆報」見ている人も大概金スマ見ている層とかぶっている気もするんだけど。そこらへんの謎が残る。

 

本題はこちらではない。こちらではないのかよと言われそうだが、こちらではないのだ。個人的に面白かったのは「この日の番組構成」である。

 

どう考えたってこの日の目玉は「EXIT兼近が騒動を語る」である。だから番組としては極力引っ張りたい。しかし2時間の構成の中で最後まで引っ張ると、前半の内容で飽きられたら再び戻ってくることはない。絶妙なタイミングでこの話題を投入する必要がある。

 

そんな中まず番組が扱ったのは「羽生ゆずらない」である。興味のない人は「誰だよ」となること請け合いのモノマネ芸人だ。もちろん名前の通り「羽生結弦」のモノマネ芸人であるが、現在は改名し本名の「あいきけんた」で活動している。改名は自身の文春報道による世界中の羽生ファン(本物のほう)からのバッシングによるものだとか。自分は「改名した」ということは何となく知っていたけども、詳しい経緯は知らなかった。ていうか知る気もなかった。

 

というわけで最初のVTRとしてはいい感じに小粒で「早くEXITを出せよ!」と適度な飢餓感を煽る感じになっておりました。そしてまだこんな小粒のジャブで引っ張るのかと思いきや、この次がEXITである。あまり引っ張るのは得策ではない、と「ぴったんこカンカン」の安住騒動で学んだらしい。

 

で前述のEXITに関するVTRが流れ、本来の目的はここでお終い。しかし次に持ってきたVTRが「歌姫の元恋人Mの現在!」である。これはねえ、結構ズルいんですよ。もちろん歌姫は浜崎あゆみだ。VTR中では頑なに浜崎の名前は出さないんだけど、BGMが全部浜崎だしVTR見ているスタジオの出演者が「あゆじゃん」って言ってるのに笑う。

 

もちろん「M」はエイベックスの松浦社長のほうではなく、ダンサーですぐ別れたマロこと内山麿我(まろか)。Mであることに間違いない。昔のテレビ番組がよくやってた手法ですよね。別に「M」が「マロ」であることがズルいわけではないんですよ。ズルいのは「絶妙にどうでもいいVTRを持ってきて、EXITの余韻でつい見ちゃう」という点である。

 

これねえ、不思議なもんで自分は全て見てしまったんですよ。「どうでもいいわー」とか言いながら。でもあまりにどうでもいい感じが、EXITの多少重くなっていた余韻を抹殺してくれるんですね。これは絶妙かつ巧み、まさに匠の配置だなあと思いました。

 

もっとも自分は内山麿我に多少の興味があり、過去に「本当にどうでもいい」と思いながらこんなものを書いてしまっている。ヒマすぎて死にそうな方は一読してほしい。

nageyarism.hatenablog.com

内山の「まろ」の字は「麿」という「麻」の下に「呂」を書くタイプであるが、どうしても「磨」(「麻」の下に「石」)と間違いやすい。実は今回のVTRの中でも一か所「磨」の字を使っていたテロップがあった。気付いたのは世界で自分だけだろう。

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それはともかく、内山が相変わらず女性にだらしなく現在の妻がキレているという、当人同士以外は全く興味がないやり取りを全国に放送する。どうだい、ワイルドだろ?と言わんばかりのどうでもよさ。これはEXITの事をきれいさっぱり忘れさせてくれました。素晴らしいです。

 

最後は朝ドラ「なつぞら」のモデルとなった奥山玲子さんの話題でしたが、マロの後ではただの付け足しにすぎません。マロで終わると番組そのものが破綻してしまいますが、なんとなく最後にちゃんとしまっていれば「番組っぽい」という体裁を整えるものですね。よくできています。

 

ただの下世話な番組と思いきや、構成の緩急がとても練られている。だてに8年も続いているわけではないな。ていうか8年もやっているのか!とこの一文を書くときに調べたこの事実が羽生よりも兼近よりもマロよりも何より衝撃っていったいどういうことよ。

 

 

増税に寄せて

明日から消費税が10%に上がります。

 

イマドキの子どもは物心ついたら既に消費税は5%とかの世代で、30代半ばのオッサンである自分は、子どもの頃に消費税なんてものは存在しませんでした。北川景子の義理の祖父が「消費税導入しちゃうよーん」と決めた瞬間から、謎に通常の代金から余計に3%ぶんどられるという制度になりました。まだ小さかった自分は「なんか金額が中途半端で面倒くさいなあ」と思ったものです。

 

消費税が10%、つまり代金の1割余計に取られることの唯一のメリットは「計算しやすい」だけにとどまります。100円であれば110円、500円であれば550円と単純明快。5%はまだしも、3%や8%のような煩わしさは消える。しかしすっかりコンビニ払いをpaypayに依存している自分からすれば、もうその計算の煩わしさすらどうでもよいのです。脳の退化は避けられない。

 

ただまあ10%、つまりは1割という数字だけを見れば、国にかなりぶん取られている感は否めませんが、上げ幅でいけば2%、つまり3%から5%の時と変わらないのです。5%になったあの時自分は確か中学生だったと思うのですが(1997年)、そんなに騒いだ記憶がないです。それは中学生という多感な時期において、自分の頭の中は税率より勉強だったのです。ウソです。性欲でした。バストサイズを2cmサバを読むのは「許せん!」と思っていても、消費税が2%上がるのには「ふーん」という感想しかありません。そりゃ国も衰退するよ。

 

 

とまあ前置きはこれくらいにして、全く関係ない話をします。先日「鴻上尚史のほがらか人生相談」の書籍を購入しましてですね。

 

ご存じの方も多いかと思うのですが、作家であり演出家でもある鴻上尚史(こうかみしょうじ)がAERA dot.で連載している人生相談を書籍化したものです。人生相談といえば「相談に答える側がとんちんかんなことを言ってるのを笑う」というくらいしか目的のなかった自分が、「これはためになるなあ」と思って読んでいる人生相談です。ここで読めます。

dot.asahi.com

でまあ、読んでもらえれば素晴らしさは伝わるので、自分があれこれ言うつもりはありません。「ネットで全部読めるなら本なんか買う必要ないじゃん」と言われそうですが、いつ消えてもいいように手元に残しておきたい、くらいには好きだということです。

 

あと最近「笑福亭鶴瓶論」も読みました。「てれびのスキマ」こと戸部田誠さんの本です。だいぶ前に買ってはいましたが、しばらく本の山にうずもれておりました。とても面白かったです。「スケベ」というキーワードから笑福亭鶴瓶という人間を紐解く、とても意欲的な一冊です。

 

この2冊を読んで、「自分はこういう文章が書ける人間になりたかったのかもなあ」とちょっと思いました。お二人とも素晴らしい物書きです。

 

自分がテレビについてあれこれ書き始めたきっかけは「大学生の時分のヒマにまかせて」だったのと、言わずもがな御大ナンシー関の真似事であり、当時流行していたテキストサイトの真似事であり、そして同郷でテレビとラジオとアイドルの求道者であるピエールさんの真似事でもあります。だから言ってしまえば「なんとなく」です。そもそもが「物書きになりたい!」なんて大それた話じゃあないのです。読書量も人並みかそれ以下です。

 

しかしやっぱり「いい文章」を読むと「ああ、いいな!」とW(ダブルユー)ばりに思うのです。笑う人だけが笑えばいいのです。こんなスタンスで書いているからこそとてもではないけども多くの人に読まれる文章にはならないのです。趣味の延長でしかない。

 

批判を承知で書きますが、「一般にウケそうなそれなりのこと」を書こうと思えば、自分は書く能力があるんじゃないかと思います。いやあ傲慢ですね。書きもしないで、実際書けやしないくせに、と言われるでしょう。まあ書いてないから当然ですね。しかし書けるような気はしています。もちろんこれは「気がする」なので実際書けない可能性も大いにあります。その時は素直に白状しますから嘲笑してほしいです。

 

でもやっぱり自分はこういう場所で好き勝手書いているほうがいいです。仕事にすると面倒だし、なにより好き勝手に「おっぱい」とか書けないじゃないですか。あとこんな規模ですらたまーにバカに見つかって絡まれるのに、これ以上多くのバカに見つかるとこれはもう面倒です。自分は駄文を書き連ねるだけの素人でいいのです。だからこそ「素晴らしいなあ」と思うプロの文章には敬意とお金を払うのです。

 

こんな流れで「ではこれからメールマガジンで配信するので読みたければお金払ってねー」とかいう着地点に持ってこれればいいのですが、残念ながらそんなことはありません。更新はまた明日か明後日か分かりませんが、自分が垂れ流すクソブログは増税後も0円で読み放題です。誰か書籍化してください。ウソです。こんなブログ二度と更新しねえよ!

 

なつよ、そしてリーダーよ

NHK朝ドラ「なつぞら」が最終回。

 

後半ずーっと「主人公(広瀬すず)が老けた後は(姉の広瀬)アリスに任せたほうがよかったのになあ」と完全なるアリスびいき丸出しで見ていました。だからといってドラマ全体が面白くなかったわけではなく、後半失速した感は否めないですがなんとか最後まで乗り切ったかなあ、という印象。

 

NHKとしても100作目の朝ドラということで気合い入りまくりで、かつての朝ドラ主演女優を惜しげもなく投入しました。また、出てくる男性はことごとくイケメンばかりで、朝ドラとはいえパラレルワールド感が強かったです。女性のちょいブスさんは登場するのに、男性のブサイクが登場しない世界。戦後ブサイクが殲滅されたイケメンパラダイスですよ。

 

前半のテンションを後半維持できないのは朝ドラあるあるではあります。ある程度長期間の話を描く朝ドラは、話の舞台が大きく変わるのはほぼ必然。それが面白い方向に転がることもあれば、今までの勢いを削ぐこともある。そしてどちらかといえば今回の「なつぞら」は後者だったのかなあと。膨大な登場人物のせいのような気がしています。

 

これは完全に主観ですが「雪次郎の話、いらなかったんじゃねえの」と思ってます。

 

何を指しているかといえば東京に出てきてから「東京で修行する→夢を諦めきれず役者になる→フラれて実家を継ぐ」のコンボ。これ、ストーリーとして裏で進行していてもよかったとは思うんだけど、なつの話と並行して取り上げるようなことじゃあなかったのでは。

 

もちろんこれにまつわる話、登場人物が一切本線に関わってないわけではないので、一概に「全部いらない!」とはならないのだけど、かといって雪次郎メインの話のときには「いやあ、それが見たいんじゃないんだよなあ」と少なくとも自分は見ていてそう思っていたわけです。もっと成分薄めでなつの話をもうちょっと増やしてくれてもよかったんじゃないか。あるいはもうちょい東京編のグダグダが緩和されたんじゃないの、と思いました。まあ朝ドラは難しいですね。次の「スカーレット」もたぶん見ます。戸田恵梨香好きなので。

 

 

TOKIO城島茂さんが結婚しました。お相手の菊池梨沙さんは24歳で、城島リーダーの半分の年齢です。妊娠もしています。

 

年齢差とかできちゃった結婚とか色々言われそうな要素はあるわけですが、よく考えてほしい。48歳のオッサンが自分の半分の年齢のお嬢さんと結婚する踏ん切りをつける(あるいはジャニーズ事務所の首を縦に振らせる)には、こんなもんもう子供を作るしかないんですよ。冷静になればなるほど無理だもの。

 

一流芸能人として50歳近くまで過ごしてきた男性は、ぶっちゃけ今更結婚なんかしなくてもいいわけです。だってもう結婚しない人生でここまで来たのだから。子どもが成人する頃には自分はもう70近い。色々な未来を冷静に考えれば考えるほど、「しない」という選択肢のほうが現実的だ。

 

しかしそれでも子供を作り、「結婚する」という選択肢を選んだのはもうひとえに「ケジメ」でしかないですよね。もちろんそれ以外の要素も複雑に絡み合っての結果だとは思います。ただ、色々ひっくるめてのこの決断、自分には祝福しかないです。

 

というわけで「リーダーの結婚式に山口氏出席、TOKIO5人復活を目論むも山口氏うっかり酒を飲んで大暴れ、すべてが白紙に」まで見えた。

 

 

めげるなよ、荒ぶれよ

Aマッソが謝罪している。

 

Aマッソは加納と村上による女性コンビの芸人である。ネタがキレキレである。ネタがキレキレなんだけど、テレビに出るといわゆる女性芸人の役割しか求められず、そしてそれに上手く応えることができないのであんまりテレビに呼ばれない。そんな立ち位置。ちょっと前にロンハーでまさに「女性の部分」を見せるドッキリに村上がひっかかっていたが、あれを加納はどう思ったのだろうか。どこかで言及してそうだが、面倒だから調べない。

 

それはともかく謝罪。先日行われたイベントで披露した漫才の「すべて薬局にあるもので答える」というネタ中に「大坂なおみに必要なものは」「漂白剤、日焼けしすぎだから」というやりとりがあった(もちろんもっと流暢な関西弁でのやりとりだろうけど)。そりゃあまあ今のご時世問題になるわな。日焼けって言ってもダメでしょう。

 

今のご時世、たとえ特定の人しか触れないライブとはいえ広がるものは広がってしまうし、どんな文脈であれ、さすがに配慮に欠けたネタだなあとは思う。だからやってしまったことそのものに対してAマッソは擁護されるべきじゃないと思うし、本人たちもそう思っているからこそちゃんと謝罪文が掲載されているのだと思う。そこはもう仕方ない。

 

かといってAマッソに差別意識があったか、と言われれば、自分は「そんなこたあないだろう」と思う。無論こういうネタが出てきてしまう時点で潜在的な意識はある、と言われればそうなのかもしれない。ただまあ自分は「Aマッソってそういう攻め方をする人たちだから」と思ってしまうんだよなあ。ここからはAマッソそのものに対する擁護のターン。

 

Aマッソの代表作ともいうべき「進路相談」というネタがある。

www.youtube.com

これを見ればAマッソがいかに「おかしい」人たちか分かるはずだ。「ごめん文部省、お世話になりますPTA」という語感の強さに思わず吹き出してしまう。またネタ中に自身の「女性芸人になりきれない」立ち位置を嘆く部分があり、そこらへんの印象が強いネタなのだけど、本人たちはこう言い切る。

うちらがやってるネタは、ただの「ボケ」でしかなくて「女を斬る」という目的でやってはいないんで。

 

www.e-aidem.com

つまりは、ここに出てくるAマッソメタ視点のネタも「悩み」ではなく、単に笑いの道具のひとつにすぎない「ボケ」である、と。今回の大坂なおみの件も、差別的な意図はなく、彼女らからすれば「黒すぎるから白くせい」という何の思想もない「ひとつのボケ」に過ぎなかったわけだけど、今は(無論今じゃなくても)それがボケとして通用する時代じゃなかった、ということだろう。これが本当に「ただ黒いだけ」の松崎しげるとかたいめいけん3代目なら許されたのだろうけど。あからさまな人選ミスが差別的要素をはらんでしまった。これは本当のミスだ。

 

ミスはミスだから反省はする。しかしそれでもういいとは思わないか。もちろんやってしまったことはよくない。だから謝罪も反省もする。しかし再起不能にしてはいけない。差別はいかん。でももし大坂本人がそんなに怒ってないなら、それは許すべきだ。

 

はっきり言おう。この後必要以上に委縮して、Aマッソが頭のおかしいネタが出来なくなることが一番イヤなんだ。

 

そりゃあまあ批判はされるでしょうねえ。ヤフーニュースにデカデカと出てしまったから。Aマッソなんか見た事もない人たちに正義ぶって上から叩かれるんでしょうねえ。自分たちが蒔いた種なので甘受すべき部分はある。しかしヤツらバカですから「相手が悪いことが明白な時は、相手が死ぬまで叩く」でしょ。正義の名のもとに容易にAマッソの発言よりもはるかにたちの悪い発言を平気で投げつけるでしょ。おーこわ。

 

今回の件で相当へこんでいるとは思うけど、今後も頭のおかしい「ボケのためのボケ」をガンガンぶちこんだネタを量産してほしい。そして最終的には今回の騒動を反省していないとしか思えないような頭のおかしいネタで爆笑をかっさらってほしい。それがAマッソにはできる。と信じている。こんなことで(と言ったら怒られるのかもしれないけど)ダメになるようなタマじゃないだろAマッソ。荒々しく復活してくれよ。

 

 

 

「余計なお世話じゃ!」

 

って加納に言われそうだけど、応援はしてます。

 

 

 

自分を疑え

貫地谷しほりが一般男性との結婚を発表。

 

まずこのニュースを知ったときに考えたのは「あれ?この一般男性って自分じゃないのか?」ということ。この時点で「こいつ頭がおかしい」と思った人、たぶん正解。でも続ける。

 

「一般男性」とは何だろう。芸能ニュースにおける「一般男性」とは「芸能人じゃない」くらいの意味だ。だから「業界人」ではあるけれど「表に出る芸能人」じゃなければ「一般男性」と表記される。だから「一般男性」でありながらそれは業界人であったりIT社長であったりする可能性もあるが、それらを全部ひっくるめて「一般男性」である。「一般男性」とは言うものの、決して「一般人」とは言ってない。

 

ただ、矛盾しているようであるが「一般男性」と言うからには、「一般人」に過ぎない自分も含まれていてしかるべきだ。つうことは、貫地谷さんに会った事など一度もないけど、以前から尻相撲をすることを切に願っているだけの自分も言うなれば「一般男性」であり、実は自分が気付いてないだけで、この「一般男性」とは自分なのではないか。今そんな気がする。いやそうだろう間違いない。ただ貫地谷さんからの連絡は一切ない。こんな発表していいとも許可していない。でも多分自分だ。おめでとう自分。

 

その一方でカトパンことフリーアナの加藤綾子EXILE三代目J SOUL BROTHERSのリーダーでもあるNAOTOと交際していることを発表した。まあ交際を発表するってのもよく分からない制度ではありますが、取材されてるんだからしょうがない。

 

個人的にカトパンはそんなに興味がない。自分は女子アナという生物に大した興味がないことが大きいのだけど、カトパンさんに関しては「美人で乳でかい」という完全にしょうもない覚え方しかしていない。つまりはその程度の関心でしかない。

 

しかしそんなカトパンさんが交際しているのを発表したということを考えるにつけ、自分はもしかしてEXILEのNAOTOの可能性があるのではないか、とちょっと考え直すことにしたんですよね。今日の文章についてこれない人が正常です。けど付いてきている人もいるはずなので続けます。

 

これを読んでいる人もよくよく考えてほしいのですが、自分がEXILEのNAOTOではないと言い切れる人はどのくらいいるんだろう。そんなに自分のアイデンティティに自信があるのだろうか。自分なんていう存在はそんなに強固だろうか。今取り巻いている環境は全て偽りではないのか、なんて考えたことはないか。今自分は「自分の人生」と思わしきものを生きてはいるが、実はそれは全てまやかしであり、本当の自分がEXILEのNAOTOであり、カトパンと付き合っている可能性がゼロだと言い切れるのか。さあどうだろう。自分は自分にそこまでの確固たるアイデンティティはない。

 

ということは、自分がNAOTOである可能性は十分にある。むしろNAOTOなのではないか、という気すらする。いやあそうだろう。自分はEXILE一族としてライブで踊っているし、カトパンの乳も自由自在に揉んでいるし、ベッドでRISING SUN的なこともしているはずだ。実感はまるでない。しかしそうではないと言い切れない。

 

以上の話をまとめれば、自分は「一般男性」として貫地谷しほりの旦那である可能性が高く、また自分のアイデンティティを疑えば自分はEXILEのNAOTOである可能性もあり、結婚をしながらカトパンと付き合っているという罪深い人間である、という結論に達しました。

 

 

 

 

 

言うだけは自由なのよ、日本は。屁をこいて寝よう。

 

 

 

愚直に愚息

キングオブコント2019」はどぶろっくが優勝しました。

 

例年「キングオブコント」はここ2年感想を書いていませんでしたが(twitterには書いてるんだけど)、今年はちょっと書いてみたいと思います。去年は全部凄い面白くて大満足でしたが、今年は「ああなんかもったいねえ!」というのが多くて、なかなか消化不良な部分があったのでそこを書いておきたい。

 

うるとらブギーズ

同時に喋る人。トップバッターで笑いを生み、審査員からもかなりの高評価。そのまま逃げ切り決勝進出は快挙だろう。個人的には「練習量えげつない」が先立ってしまって、そこまで笑うという感じではなかったのだけど、ただ面白いという観点だけではない審査員の評価が高くなるのは妥当でしかない。

 

ネルソンズ

秘密。いつものネルソンズでありながら、いつものネルソンズはもっと面白いネタ仕掛けてくるのになあという気持ちもある。トップバッターのうるとらブギーズの空気が払拭されないうちのネタは順番で損した感じもある。来年以降に期待だよ。

 

空気階段

タクシー。ここに関しても「もっと破壊力がえげつないネタがあっただろうよ」ということ。こういう賞レースでは破壊力のある武器がないと勝ちきれない。準決勝から決勝に進むネタと決勝で勝てるネタは別のような気もするけど、今回は「準決勝と同じネタをやる」という謎の縛りが発生していて(それでジャルジャルが多少揉めているのも含めて)、なんかあまりいい方向に作用していなかったんじゃないかと思う。

 

実際のところはどうか知らないけども、準決勝でうけたネタを必ずやらせることで、決勝での笑いを担保していたんだろうか。なんかそういうところが最近のTBSのバラエティのセコさに繋がっている気がしてならん。その一方であのネタやることになるのを分かっていて決勝にどぶろっくを通過させたのはある意味英断でクレイジーだともいえる。

 

ビスケットブラザーズ

運命の再会。不勉強なことに初めて見た。あんまりピンとこなかったかなあ。つまんない、とかいうわけではなく。

 

ジャルジャル

野球部。発想の面白さと、それを一本のネタまで昇華する技術。そりゃあ審査員でなくても期待値が上がるし賞賛されますわな。しかし一方で「優勝しない感じ」も板についてきた。不本意だろうけどなあ。なんだろうなあ。今も評価されているけど、100年後にもっと評価されるタイプか。

 

どぶろっく

大きなイチモツをください。いやあ、ここまでの「なんだか爆発しそうでしない空気」をまさか「大きなイチモツをください」という超ド級のストレートな下ネタで爆発させるとは思わなかった。そりゃあ全員高得点出すわ。素晴らしいの一言。

 

かが屋

茶店。今大会の優勝候補の一角だったかが屋。期待値が高かったにも関わらず、ここで爆発的な笑いを生まない演劇チックなネタをもってきたことに加え、どぶろっくが爆発させた空気の後ではどうしようもなかったというくじ運の悪さ。いやあ惜しい。

 

GAG

ネタ見せ。彼女がブス扱いされるネタを目の前で見る気持ち。設定が素晴らしくて、松本人志ではないが「今年はもう一本見たいと思わせる」出来だった。ジャルジャルと同点3位の決戦投票に敗れてしまったのは本当にもったいない。これが応援VTRに登場した山里の呪いであると山里のラジオでイジられるまでがワンセットだなこれは。

 

ゾフィー

謝罪会見。腹話術の人形を持って謝罪会見をする、という設定だけでもう面白いに決まっている。そして人形の表情が卑怯なくらいに面白くて、「ここが決勝行けないかー」という自分の正直な感想。大好きよ。

 

わらふぢなるお

バンジージャンプ。前半大きな笑いを生まずにスロースタートだったのだけど、後半一気に畳み掛けるような展開に「いやあ面白いなあ」とバカすぎる感想を口に出してしまった。なんでみんなこんな面白いのに優勝できないんだろうね(2度目のバカすぎる感想)。

 

 

決勝はジャルジャルうるとらブギーズ、どぶろっくの3組。この時点で「うるとらブギーズに勝ちきるネタがあるかは怪しく、どぶろっくが盛大にコケる可能性も高いので、このままジャルジャルに勝利が転がってしまうのだろうか」とうっすら思っていた。

 

しかし決勝でジャルジャルが披露したネタは最後ホラーオチで、会場が期待していたものに肩透かしを食らわせる結果に。一方でうるとらブギーズは1本目とは違う実況のネタを披露。1本目とはいい意味で「違う」ネタを披露し、まずまずの点数を獲得。結果的に優勝はできなかったけども、今後仕事が増えそうな感じ。どぶろっくの2本目は完全に「1本目の余韻」ではあったが、言い換えれば「後続を置いてきぼりにした前半独走からのウイニングラン」でもあった。見事な優勝である。

 

どぶろっくが堂々たる下ネタで優勝した。これは今のテレビにおいて喝采を浴びるべき快挙だ。かつてアルコ&ピースが同大会で「受精」を披露したときに苦情の電話が鳴りやまなかったことを考えても、どぶろっくにも同じことが起きえたのだ。あのときのアルピーは散々だったけど、どぶろっくは優勝だ。チンポな、いや陳腐な言い方をすれば「継続は力なり」だろう。誰が何と言おうとも下ネタで歌うことを極めた結果の1000万円である。

 

今でも年に何度か放送される「エンタの神様」において、毒にも薬にもならねえただのあるあるを歌わされているどぶろっくを見て、自分は毎回悲しい気分になっていた。ゴールデンタイムに家族揃って見る番組に下ネタは不要という、「ごくまともな判断」がそうさせていた。でも「じゃあなんでどぶろっくなんだよ」と見る度思った。

 

しかし今回ゴールデンでの生放送で堂々たる下ネタ。優勝しようがしまいが、なぜか自分の溜飲が下りた気がするんだ、本当に。別にエンタが悪いわけではないのだが、自分の心の中にある下ネタ神が「ざまあみろ」と叫んだのがわかりました。そして優勝して涙を流す江口(イチモツが欲しい方)が「涙じゃなくてこれは我慢汁です」と言い放ったところに、下ネタ職人としての本懐を見た。今あれをゴールデンでさらっと言えるのは江口とケンコバだけだろう。

 

全裸監督のヒット、どぶろっくの優勝と今年は「シモ」に関する何かが起きつつある年なのかもしれない。さ、いっそのこと今地上波で再びおっぱいを流す英断をすべきじゃないのか。TBSが懺悔として年末のたけしの番組で先陣を切るように。とにかくどぶろっく、おめでとう!