バラエティ

敬礼

「終わり」を看取るのは案外難しいものです。 たとえば人の死。自分の親類も物心ついてから数人亡くなってはいるが、死に目に立ち会ったことがない。そもそも人間の死に限らず能動的に「殺す」という作業(たとえば部屋の中に入ってきた蚊を叩く)を行わない…

家電なんだよ人生は

・アメトーーク! 「アメトーーク!」の家電芸人前編がまさかの視聴率15.2%。前番組である「報道ステーション」の視聴率15.0%も越えている。「報道ステーション」の視聴率を越えたのはおそらく史上初である(少なくとも年内は初)。報道ステーションが22.8…

自粛

・爆笑レッドカーペット ザ・パンチのネタから「死んで〜」のフレーズが消えていた。前回放送のときにこのフレーズが原因で彼らのブログが炎上したのだが、今回はそのことを受けての措置だろう。ゴールデンという時間帯で「死んで〜」のフレーズが相応しいも…

その変更はもしかして

「発掘!あるある大辞典」がこの春にリニューアルされるらしい。その名も「発掘!あるある大辞典?」だそうだ。ひねりもへったくれもない。そう言えば同じような「?」になった「特命リサーチ200X-?(セカンド)」もこの春で打ち切りのようだ。なんだ、「?…

いかにもNHK的な

先日放送されたポップジャム生放送SPに非常に怒りを覚えるわけですよ。ええ。NHKはなかなか時代を読むのが下手である。唯一時代に提供したといえば「スイカップ」くらいなもんである。それくらいNHKはどうも時代にズレたことをやるのが得意である。…

一度やってみたことがある

「爆笑問題のバク天!」に「太田の一度はやってみたかった」というコーナーがある。このコーナーは視聴者が一度はやってみたかった「非常に下らない」ことを実際に行ってみた様子をVTRで放送するものである。で、今回放送されたもののなかに、「遊園地の…

マネーのサブリミナル虎

「マネーの虎」で、先々週放送分までに、万札でお馴染みの福澤諭吉の顔が普通に見ていたら全く気付かない程度の秒数で差し込まれていたようだ。これはいわゆる「サブリミナル効果」ってやつで、人間の無意識に働きかけるという効果があるらしい。実際にアメ…

育ちが違う田畑智子

キー局での放送ではどうだったか分からないが、札幌では日曜のお昼に「ウチくる?」が放送されていて、田畑智子がゲストだった。田畑智子が京都の有名料亭の娘であることは結構有名な話ではあるが、「ウチくる?」においてその実家を目の当たりにして、本当…

やっぱり見てしまった

結局フジテレビバラエティ4時間祭を見てしまったわけですが、バラエティ最高だね。そんなわけで4時間のうちに気になったことを羅列でお茶を濁す。「爆笑おすピー問題」 マジシャンスペシャル。テンコーがゲスト。もうテンコーのバラエティについて触れる必要…

油断ならねえ

さも当然のようかに扱われていることでも、よくよく考えてみると合点がいかないという話。「いつみても波乱万丈」のゲストがパックンマックン。いや、確かにハーバード大学を卒業したアメリカ人と高卒の日本人がお笑いコンビを組んでいるだけで充分に「波乱…

「うたばん」のソニンに対する扱い

本日の「うたばん」は3人の女性アイドルなり歌手なりが登場したわけだが、構成としては非常によく出来ていた。しかし、そこに悪意を感じずにはいられない。最初に出てきたのは松浦亜弥。現在のアイドルヒエラルキーにおける頂点に君臨する人物である。当然に…

こんな生活

1月31日の19時から24時にかけて見たテレビについて、時間を追ってあれこれと思った事を書き連ねます。単にネタに困ったからではなく、書こうと思えば書けることが大量になってしまったため、ひとつのネタとして絞るよりも、とりあえず全部垂れ流してしまえば…

「泣く」のは演出効果である

「うたばん」において、「ゴスペラーズがあなたのためだけに歌う」という企画をやっていた。その名のとおり、ゴスペラーズが自分のためだけに好きな楽曲を歌ってくれるというものだったが、今回結婚式の直前に何も知らされていない彼女の為にゴスペラーズは…

女子アナのタレント化も遂にここまで来たか

近年、とかかっこつけて言うまでもなく、女子アナのタレント化、アイドル化が叫ばれて久しい。原稿を読めないアナウンサーが多発しているということだ。その「アイドル化」はフジに著しく、これまでに色々なアナウンサーがタレントのようなそうでないような…

「しゃべり場」という泥沼

「真剣10代しゃべり場」という番組が世の中に出現してもう4、5年経つのではなかろうか。正式な記憶は定かではないが、自分が高校生の時にはもう始まっていたので少なくとも4年はやっているはずだ。よくもまあこんなに続いたもんだ。現在もしゃべり場は金曜…

「VTR止めて!」にはどれほどの信憑性があるのか

たまたま「学校へ行こう!」をつけたら、みのもんたが激怒するシーンに出くわした。どうやらみのもんたにどのくらいちょっかいをかけることができるか、という企画に対してV6らが挑んでいたものだが、結論から先に言えば仕掛け人のみのとV6のリーダー坂…

それは反則ではないか

今更「トリビアの泉」について語るのも気恥ずかしさみたいな部分があるんだけど、当サイト、地味に2002年の11月から取り上げていたりもするんで勘弁願いたい。で、昨日放送されたトリビアには反則があったように思える。それは「VTRありきのネタが放送さ…

「新すぃ日本語」の楽しみ方を間違ってはいけない

TBSの水曜深夜にやっている「新すぃ日本語」であるが、なかなか面白いと思う。ただ、どう楽しむかで非常に微妙なところではあるが。番組の内容としては、視聴者から投稿される「新すぃ日本語」、簡単に言えば造語なんだけど、を芸人がネタ形式で披露して…

「似て非なる」と思うかどうか

「うたばん」は新年一発目の放送というわけでトークと歌の総集編だったわけだが、その総集編に入る前に新年の運勢を占うとかで、いかにも胡散臭い占い師が揃いも揃ったりで怪しげな占いをしていたわけです。でまあ、石橋は既に結婚しているにもかかわらず、…

それでも女子アナになれるんか

自分、クイズが好きなもんで「アタック25」とか普通に見るのが好きなんです。年明け一発目の「アタック25」はネット局女子アナタッグ大会が恒例になっているわけでありまして、まあ今年も同じような運びになったわけですよ。でまあ、これは持論(というほど…

なんでまあ次から次へと

とりあえず書きたいことがあるので箇条書きやらで書かせていただきます。古畑任三郎SP すべて閣下の仕業(ややネタバレ気味)・やっぱり今泉がいないのは寂しい限りだなぁ、と。深夜の今泉慎太郎のほうには出てきたけども、特に必要もなかったような気も。…

最強の女性アシスタントには誰を指名する?

テレ朝で南原清隆が司会をしている「NANDA!?」という番組がある。 野球をはじめとしてスポーツ全般について扱うバラエティ番組。そこで「最強ドラフト会議」なる企画があり、プロ野球選手が自分の理想のチームを組む為にドラフト形式で選手を選んでいくとい…

松浦が燃えたわけだが

紅白からCDTVライブまでずっと見てたもんで寝たのが4時ですよ。そんで起きたのが9時。そこからずっとフジの爆笑ヒットパレード。で、途中から日テレのウンナン&モー娘。の「新年ぬるいでSHOW」(勝手に命名)を見ていたわけだが、途中で松浦が燃えると…

どこよりも早い紅白歌合戦雑記

いやぁ、2003年紅白面白かったですねえ。以下感想。・w-inds. いやぁ、まさかダパンプがバックダンサーで出演するとはね。芸能界とは恐ろしいとこです。・後藤真希 「オリビアを聴きながら」を見事に歌い上げたと思ったら、まさか2コーラス目で御本人(=杏…

IQサプリいらず

ここのサイトを開いてからはや数日経つわけですが、どうやら検索にてひっかかるようになったらしい。 そんでまあどんな検索ワードから飛んで来るのかといえば、「宗方」なんて言葉にひっかかってるようで。 確かに12/25の更新でいいとも歌合戦のネタの時にコ…

M1グランプリ2003

一抹のお笑い好きの人間としてやはり欠かすことは出来ない番組であるM1。今年は過去2年とは比べ物にならない面白さであった。原因のひとつとしては、会場の空気がいい具合に笑いの空気になったこと。これは大きい。それと談志がいなかったことか。とにかく…

日本人は本当にラーメンが好きなのね。かといって

昨日はテレ東で「ラーメンカップ」みたいなのをやってたし、今日は今日で日テレがラーメンベスト77とかやってるわけですよ。ラーメンって元々中国の食べ物だということはそりゃ周知だとは思うけども、もはや中国人をとっくに追い越し、おそらく世界で最も…

年末のタモリ二態

タモリは普段なら「笑っていいとも!」で何の苦労もなく確認することが出ている。そりゃそうだ。司会なんだから。お昼はタモリの時間だ。 しかし、お昼とはいえ年に一度しか出演しない番組がある。そう、「徹子の部屋」である。タモリフリーク、もしくは「徹…

振るより、振られるより、辛い立場は

「とんねるずのみなさんのおかげでした」SPにおいて、年末恒例のねるとんSPをやっていた。ねるとんとは説明するまでもないだろうがとんねるずが昔やっていた「ねるとん紅鯨団」という番組において男性複数女性複数によるお見合い合コンみたいなことをや…

もうひとつの年末歌合戦

クリスマスイヴというのはそもそもキリストの誕生日を祝う前夜祭であって、うんぬんかんぬんとか言うのは去年やったのでやりません。自分にとってクリスマスイヴとはタモリの一瞬の大暴れとさんまの夜中のハイテンションを見る日だということになっている。…