いかにもNHK的な

先日放送されたポップジャム生放送SPに非常に怒りを覚えるわけですよ。ええ。

NHKはなかなか時代を読むのが下手である。唯一時代に提供したといえば「スイカップ」くらいなもんである。それくらいNHKはどうも時代にズレたことをやるのが得意である。まあ今更こんな事言うのもズレているような気もしますがね。

まずオープニングで「YMCA」だ。ヒデキだ。本物だよ。なんでまたヒデキを呼ぶ必要があるのか。未だにヒデキがYMCAをやれば会場が盛り上がるとでも思ってるのか。いや、会場は盛り上がるんだ。とりあえず生ヒデキが出てきてYMCAを歌えばそりゃ会場は盛り上がるだろうさ。でも、会場と茶の間の温度差は開く一方だ。どうしてくれるんだ、この温度差を。

そうかと思えば今度は志村だ。優香が出てるからのこのこ出てきやがったよ、志村。全然音楽番組と関係ないじゃねえか。

そしたら今度はテツトモ・ダンディ・はなわの「2003年でもう特別扱いするのはやめようよお笑いタレント」の代表格が揃い踏みだよ。NHKとしてはこの3組を出しておけば盛り上がるとでも思ったのかもしれないけど、正直もう彼らの組み合わせに視聴者は辟易しているんだよ。特に35過ぎたオッサンは。歌も下手だし。確実に消えるじゃないか。俺も嫌いじゃなかったけど、自分のことを面白いと勘違いし始めたあたりからアウトだよ。はなわももういいや。テツトモはなんでつんくが目の前にいるのにプロデュース曲の「大田区でプロポーズ」歌わないんだよ?もっともまだ「大田区でプロポーズ」って一度も聞いたことないけどな。

感覚が完全にズレている。若者向けの音楽番組なのにどこか志向は年寄りに向いている。明らかに作り手が古い。NHKは新入社員がいないんだろうか。あと、あの語彙の少ないアナウンサーは若者に支持されてると勘違いしているようだが、そんなこと全くないと思うぞ。オンバトの司会くらいで人気があると思うなよ、高山。


そして最も腹立たしいことが、この放送、本来なら先週の土曜日に放送されたはずなのになんで今週また「完全版」とか称して再放送してるんだよ。ナメてんのか。だったら最初から生放送なんかするんじゃねー。次週に再放送があると分かっていれば「笑わず嫌い王」の前編を録画してたっちゅうの。それをなんだ、オイ。ぬけぬけと翌週に再放送しやがるか。前もって「この生放送は次週再放送します」とアナウンスしておけよ。月刊のテレビ情報誌には掲載されていただと?そんなの知るか!こちとら「週刊テレビジョン」買って8年になるっちゅうの。月刊なんぞ知るか!

つまりは、自分のやるかたない怒りをぶつけたわけなのですが、こういうのっていかにもNHK的だとは思いませんかね?カップラーメン週2日で脳梗塞なスマステーションよりよっぽどたちが悪いと思うんです。もちろん日テレのサブリミナルよりも。

ま、何を言っても負け犬の遠吠えですわ。わおーん。



フジの女子マラソン特番なんですが
冒頭でアテネのゲートを工事している現場をリポートした小倉智明が
うかれちゃって走っていたのだが
その後、小倉がアップで映ったらいつもよりデコが広かったんですが・・・。
あんなに露骨に「デコが広くなる」という体験は初めてです。
コントの世界だよな、あれ。
「小倉ー、ズレてるー!」