振るより、振られるより、辛い立場は

とんねるずのみなさんのおかげでした」SPにおいて、年末恒例のねるとんSPをやっていた。ねるとんとは説明するまでもないだろうがとんねるずが昔やっていた「ねるとん紅鯨団」という番組において男性複数女性複数によるお見合い合コンみたいなことをやるわけです。いまだに「ねるとんパーティー」という言葉が通用するほど世間に浸透していると思うのでこれ以上の解説は野暮。

でまあ、番組時代は素人と素人のお見合いであったが(素人時代にネプチューン原田泰造なんかも出演してましたが、それは別の話)、SP版として復活すればそれはもう芸能人大会になるわけで、知ってるグラビアのねえちゃんやら知ってる芸人やら高見盛やらが出演してくるわけです。

結論から先に言えば、カップルは複数成立したわけだが、もちろん「ごめんなさい」と断った女性もいる。インリン(最近出演過多なのが気にかかる)やら森下千里(決して森高千里をもじったAV女優ではない)やら中野アナ(アナウンサーって本当に人気あるんだなと実感)なんかが断ったわけだが、まあ断るということはそれだけ人気もあるという証拠である。

この番組のシステムとして、告白するのは男のほうであり、いくらフラれてもちゃんと見せ場だけは作れるわけですね。ひとりの女性に対して複数が告白するわけですから。だから例え華々しくフラレたとしても、本人は傷つくのかもしれないがそれが芸能人である以上、特に芸人なんかの場合はそれはそれでオイシイという判断もできるわけである。

それに比べて「告白されなかった女性」というのは悲惨である。番組の最後にフォローがあるわけでもなく、いなかったものとして最後は終了なのだ。これも素人の場合は明らかにお顔の具合が優れない人も出演している場合もあるし、たとえ芸能人でもそれがブスキャラだったりモテないキャラだったりしたら、誰にも告白されないことで最後にやっぱりひとネタになるという展開は充分にあり得る話である。

しかし今回のねるとんはあくまで芸能人、しかも別にモテないキャラとかはいなかった。なのに告白されない余った女性が3人も出てしまった。勿論複数人がひとりの女性に告白しているわけだから余るのは必然なのだけども、人気でメシを喰っている芸能人の立場で告白されないのは非常につらい。で、

井上和香が残されたわけだが。

今回出演していた中で井上和香つうのは結構目玉商品じゃなかったのか?以前にも井上和香の話題は取り上げたけども、この年末年始も結構出演番組が多いと推測されるいわゆる「売り出し中」の彼女だ。それなのに、井上和香ひとりぼっちですよ。誰からも告白されることなく。あんまりじゃないですか?どうなんですか?番組制作サイドとしてそれはOKなんですか?

なんか最後にぽつんと残されて立っている井上和香が非常に寂しそうだったのでとっても気の毒に思えました。自分は特段ファンでもないけども、ちょっと応援したくなったよ。

それにしても井上和香が放置されている一方で、瀬戸カトリーヌとかのカップル成立を見せられても「それもどうだか」と思う次第である。あとスポーツ新聞で既に報道済みではあるが高見盛をダマしたさとう珠緒はやっぱり魔性の女だ。