雰囲気

・SP特別編
時系列にエピソードを並べ直し、エピソード4後の公安による取調シーンを追加した総集編。放送されたのがそんなに前ではないので、録画して総集編部分を早送りしたら15分くらいで終わった。ま、見てなかった人には丁度いい総集編だったのではないかと。


連ドラ放送時の最終回の最後に薄く「つづく」の文字が出て「なんちゅう最終回だ」と思ったわけだけど、放送同日に映画化が発表されたわけで、今回の総集編では堂々と「つづく」の文字。映画に続くという意味で確定。連ドラの数字が妙に良かったせいもあり、早くから映画化を視野に入れていたんだろうが(もしかしたら「スシ王子!」のように最初からかもしれない)、やっぱり「ドラマの最後は映画」という流れはあまり好ましいと思えない。


しかしまあ改めてこのドラマをまとめて(早送りでだけど)見たら、結構なトンデモドラマだということを再確認させてくれる。ここでも書いたように、エピソード1で弾丸を体で受け止める「フライ岡田フライ」は笑えるし、エピソード2の酸素充満爆発もとても成功するとは思えんのだが。エピソード3は割とよく出来ているとは思うが、エピソード4でSPが次々撃たれまくるのには「オマエら本当にSPか?」と言いたくなる。いかにこのドラマが「それっぽい」雰囲気で見せられていたかがよく分かる。


ただまあ、ドラマってのは雰囲気に拠るものが大きいことは否定のしようがないわけで、それはそれでアリなのかな、とも。自分は最初から「西部警察」と同じ扱いで見てるからいいんですけどね。


なんだかフジの番組ばかり固まってしまったけども、そういう時もある。