おまえ童貞やないか〜い

・ブサイク男爵
フジの特番。ブサイク芸人による「恋のから騒ぎ」みたいな番組。ブサイク芸人の涙ぐましい話に笑いつつも共感せずにはいられない。


ブサイク芸人の話はともかく、その反対側に「イケメン芸人」なる扱いで千原ジュニアアンジャッシュ渡部、麒麟川島が。ジュニアがイケメン(あるいはモテ芸人)であるか疑問は残るが、ブサイク側に兄のせいじがいるのでこの扱いは仕方ないということにしておく。川島も然り。しかしアンジャッシュの渡部だけは相方の児嶋がおらず、ピンでの「イケメン」扱い。もっとも児嶋だって決してブサイクではないので(華はないけど)ブサイク枠に入れるわけにもいかないという事情もあるだろうが、それにしても渡部をそのままイケメンとして扱うのにはかなりの抵抗がある。


しかし百歩譲って渡部をイケメンとしても、渡部の話す「心理学を応用したモテテクニック」ははっきり言って許せない。心底「はぁあああああ」と思う。大学で心理学を勉強していたことの応用らしいが、そんな話を得意げに話す渡部を見て嫌悪感を抱かないほうが無理だ。同じく大学で心理学を勉強して、その応用テクを話す人物としてえなりかずきがいる。えなりの場合は「童貞の抱く妄想理論」のニュアンスが混じっていて(女性からすれば「キモい」の一言が片がついてしまうような感じ)、聞いていてそれほど嫌悪感は抱かないのだが、渡部のソレは完全に「恋愛の達人」という上から目線での「指南」であり、自信満々。どこから発生するんだその自信は。困る。


こういう心理学を応用した恋愛テクニックを実際に上手に活用している人間を自分は知らない。だからこそ渡部がこの手のテクニックを自信満々に語ることが滑稽で仕方がないのだが、おそらくイケメンである渡部はこの手のテクニックを駆使して女性を口説いているのだろう。えなりだって妄想爆発しながらもフルート奏者の女性といい関係のようだし、なんか全てひっくるめてこういう奴らは吊り橋から落とされて行方不明になればいいと思います。