「はねトび」コーナーがあまりに退屈なのでさっさと一度目の更新。
19:00
オープニング。ナンデスカマンで登場。沖縄からいきなりたけし登場にちょっと興奮。ハブ田さん(ハブ獲り名人)のあとに海田さん(海蛇獲り名人)がすぐさま天丼で登場し海に落ちるのはさすがの一言。このオープニングだけでも見る価値があった。
27時間テレビ向上委員会スタートメンバー覚書
・大滝ヒデジ(関根勤)
・台場キッ兆女将(ラサール石井)
・ホンダ医師(次長課長河本)
・天龍源一郎(くりぃむしちゅー有田)
・青山てるま(ガレッジセールゴリ)
・ジャンボ鶴田(ビビる大木)
・アンジェラ秋(ココリコ田中)
・はるな愛(ココリコ遠藤)
・アオブダイ(アンタッチャブル山崎)
・ギャルそね(ガレッジセール川田)
・水谷ユタカ(くりぃむしちゅー上田)
・角野卓造(ハリセンボン近藤) 「角野卓造だよ」
・ベジータ(次長課長井上)
・若かりしころのさんま(ハリセンボン箕輪)
・れーざーれーさーくん(アンタッチャブル柴田)
20:00
はねるのトびら。「短縮鉄道の夜」のコーナー。まだまだ序盤だというのにかなりしんどかった。はねトびの従来の放送時間帯と視聴者層(主に子どものいる家族)に配慮した(もしくは他に適当な配置場所がなかった)結果なんだろう。
さんまがバラエティ番組においてコーナーおよびクイズを真面目にやらない(芸人なのでボケるのが当たり前だと思っている)のは有名な話であり、今回も生放送で真面目にやらないのは想定の範囲内。この直後の反省会でラサール石井が「タモリンピックを真面目にやりたくなかったからいいともを降板した」という話のフォローもあったことだし。
なもんで、最初から「真面目にやらないさんま」と「さんまに対して怒る西野」という構図でコーナーを成立させようと思っていたのだろう。見ているこちらが「YOU、芸人として正気か?」と思うくらいに怒り狂う西野。さすがに「西野は自分に与えられた進行のことしか考えてないのか」というツッコミを入れたら西野の思う壺。プロデューサーが西野にさんまを怒るように指示していたことがさんま本人によってバラされてしまい、西野はあくまで番組に忠実に「怒りキャラ」を遂行していたのだろう。でも西野の怒り方ってちょっと真剣にイラつく部分が見えて笑えないんだよな。そこが哀しすぎる。
狙いとしては悪くなかったんだが、いかんせん「短縮鉄道の夜」というゲームのルールがそもそも曖昧(何をもって「正式な短縮言葉」とするのかが不明)であり、さんまが「よこしん」(番組中では「横綱審議委員会」)を「横浜新道でもいいだろ」と言い張ったのはボケでもなんでもなく実に正しいというコーナーそのもののしょうもなさを浮き彫りにしただけだった。
ゲームを真剣にやる楽しさというのは今のバラエティにおいて主流かつ本道。それに対抗する主義であるさんまを迎えるにはそれをはっきり示したうえで西野が怒る必要があったように思うが、そもそもゲームがつまらないんだからさんまがボケ倒すことが至極まっとうであるように映ったのは、今のバラエティの現状を如実に示しているようでなんだか萎えた。かといってさんまがバラエティにおいて自分のセンスでボケ倒すのも今の時代にはしつこいだけだ。にも関わらずさんまのベタさと古さを見せ付けるのではなく、さんまの時代遅れにすら対応できない現状のバラエティを見せ付けられたのは地味に衝撃だ。
はねトびメンバーどうこう以前の、番組そのものの大惨敗と言わざるを得ない。
あと気になったのは前述のラサールのさんまいいとも降板エピソードに対して西野が「そんな芸人…」と突っ込んでいたが、さんまの有名なエピソードを知らないことと、バラエティのゲームは真面目にやるもんだとハナっから思っていることが判明。やっぱり西野は好きになれん。
向上委員会メンバーチェンジ
・高田延彦(←天龍源一郎:有田)
・両津勘吉(←台場キッ兆女将:ラサール)
・タイガース岩田(←はるな愛:遠藤)
・マイケルムーア(←角野卓造:近藤)
つづく