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ヘキサゴン。さんまが浅田美代子、村上ショージ、間寛平、ジミー大西、中村玉緒（成績順）というメンバーを引き連れての対抗戦。
ヘキサゴンということで「おバカ対決」を目論んだ上でのキャスティングだったのだが、これがもう全く勝負にならない。さんま軍団、特にジミー大西の別次元でのボケっぷりはあくまでヘキサゴンという予定調和のなかでの「おバカ」でしかないPaboと羞恥心のメンバーを相手にしない。
今は村田満というアユ釣り名人のオッサンがよく出演しているが、同じように紳助に買われて一時期出演していた吉本芸人のたいぞうが同じフィールドに存在していたように思う。ヘキサゴンの求める「おバカ」ではなく、単に番組の進行の妨げとなるだけ。これはどちらがいい悪いの問題ではなく、番組の求めているものと離れているだけのこと。
浅田美代子や中村玉緒のボケっぷりは「からくりＴＶ」で見ればいいだけの話で、わざわざ生放送でヘキサゴンで見る必要は全然ない。特別感もない。ヘキサゴンはヘキサゴンでまるっきりいつも通りだし。
特筆すべきはやっぱりさんまと紳助のからみということになる。紳助がよく話すプールでの縄抜け失敗の話を本人の前で話していたのはなんかちょっと嬉しくなった。たまに共演したときに見せる息の合った掛け合いはそれだけで楽しい。唯一惜しむらくは紳助が入水しなかったことだけだろう。コーナーとしては評価は低いけど、さんま紳助の共演だけで合格点が出せてしまうのが悔しい。
