気になる帽子

「笑っていいとも」に伊武雅刀が出演。テレフォンショッキングのゲストだったのだが、帽子をかぶっていた。どんな帽子かといえば「ザル」みたいなやつ。ちょうどザルをすっぽり頭にはめたみたいなやつである。自分はファッションとかの知識が殆ど無いので、あの帽子が何ていう名前の帽子なのか知らないし、説明することが出来ない。ただ、一部の方にでも伝わりそうな表現をするならば「黒沢年雄(「時には娼婦のように」を歌ってたときは「年男」だったのに、改名したので非常に紛らわしい)がたま〜にかぶっているようなやつ」である。うわ、全然わかんないか。それなら「うたばん」のマスコットキャラクターである「うたまるくん」がしているような帽子、っていう説明でどうだろうか。これまた分かりづらい。

まあ、とりあえず「ザル帽子」ってことにしておくわ(正式な名称を知っている方は教えてください。まあこう書いても誰も反応してくれないとは思うのだが)。その「ザル帽子」、どうやらサンローラン(どうしても伊武雅刀を説明する時は「サンローラン」と言ってしまう癖が自分にあるので、以後サンローランで)はお気に入りの帽子らしく、以前に「どっちの料理ショー」に出演していたときも同じ「ザル」をかぶっていた。

で、あの帽子、非常に気になる存在なのである。いったい何のためにかぶっているんだろうか。

おしゃれ。

その一言で片付けられてしまっては今まで「ザル」の説明に延々と書き連ねてきた文章がおじゃんになってしまうので、この回答はなしで。

あの「ザル」、大抵かぶっているのは髪の薄い人、もしくは短髪の人である。これも実物を見れば至極当然なのだが、頭にフィットしているような帽子なので、髪の毛があったら妙にこんもりしてしまい、妙にかっこ悪いからだ。あのフィット感は短髪であるか、無髪であるしか似合わない。実際髪の毛の状態がほぼ坊主であるサンローランは似合っている。

さらに、あの帽子の特徴は室内でかぶっていても違和感がないところである。おしゃれなんだから当たり前とか言うな。妙にフィットしているもんだから、かぶっているのにも関わらず全く違和感がないのだ。しかし自分にはあの「違和感のなさ」が妙に気になってしまい、今日のいいとものトークの時もなぜか分からないがサンローランのザル帽子に目がいきっぱなしであった。


待てよ?

この違和感が無いのに妙に自分が気になる帽子っていう感覚、毎日味わっているような気がする。なぜだ。


…………わかった。「とくダネ!」だ。毎朝自分は無意識のうちに「今日は違和感がない。絶好調だな」とか「今日はちょっと浮き気味」だとか評価をくだしているではないか!

要するに、あのザルもアレも、同じものだってことか。だったら周りが妙に気を使うアレよりも、サンローランが被っているおしゃれザルのほうが周囲が気を使うこともなく過ごすことが出来るので、ザルのほうがいいんじゃないだろうか。夏場は蒸れないし、通気性だっていいだろう。アレより。

自分も老人になって頭部が薄くなってきたら、あのザル帽子をかぶりなおかつループタイが似合う老人になりたい。ループタイが似合う老人というのが小さい頃からの憧れである。我ながらどうでもいい憧れだとは思っているのだが、若者よりループタイが似合うのは老人であるから、そのループタイが似合う老人になりたいと思うわけである。

待てよ?あのザルとループタイの両立はおしゃれの観点から見てOKなのか?誰か教えてくれ。



小倉優子主演で警視庁制作の「ストーカー対策ビデオ」がすげえ面白い。
無意味に竹中直人が出てくるし。
警視庁に頼み込んでビデオ欲しい。マジで。

放送禁止用語という自主規制があるにも関わらず
放送禁止人物という自主規制がないのはおかしい。
そう、落合夫人。