鶴瓶「この新しいアルバム、なんて言ったっけ」
鶴瓶「そう、それな。これがすごいねん」
あいみょん「ありがとうございます」
鶴瓶「これな、全部曲聴いたんよ」
あいみょん「わあ、嬉しいです」
鶴瓶「これがな、最初からまたごっつエロいねん」
あいみょん「(笑)」
鶴瓶「「満月の夜なら」ちゅう曲ね。直接的な表現はないけど、もう全部がエロいねん。アルバムの最初になんちゅう曲やと思ってね」
あいみょん「一応シングル曲ですから」
鶴瓶「でもな、これが2曲目のメリーゴーランド」
川栄「マリーゴールドです」
鶴瓶「すまんすまん、マリーゴールドがなんかこう、1曲目と違って急に初々しいというか、全然感じが違うわけや」
あいみょん「そうですね」
鶴瓶「でな、全体的にここのバランスがちょっとおかしいねん。シングル曲とはいえなんでこんな歪な曲順になっとるんやろか、と思ったんだけど、最後に分かる。これがまたえらい企みや」
鶴瓶「最後の曲が「from 四階の角部屋」ちゅう短い曲なのよ。でこれ、どんな曲かというと、浮気相手に抱かれたことをただただ後悔する、という内容や。なんでこの短い曲で最後に急に終わるのか、と思ったらこれ、CDをリピート再生していると最初の「満月の夜なら」に戻るやん。すると、「満月の夜なら」の歌詞がガラっと意味を変えるわけや。これは酷い企みやん。素敵やん」
鶴瓶「ああ、しまった。「満月の夜なら」満月を理由にして浮気してもいいか、みたいな気分になって抱かれるわけやん。その一方で「マリーゴールド」みたいな初々しい恋愛を同時進行で行ってるわけやね。けど色々あって、最後には「from 四階の角部屋」で浮気と罪悪感のネタバラシよ。んでネタバラシしてからもう一回聴いたときの何とも言えない感じ。これは完全に悪意の企みがあるじゃないっすか」
ハトヤ「というわけで、なんであいみょんのアルバム「瞬間的シックスセンス」が「マリーゴールド」じゃなくて「満月の夜なら」から始まるんだろう、という自分なりの感想を書いてみました。なんでこんなしち面倒くさい書き方をしたのか、といえば、「Astudio」に登場する歌手の曲を全部聴いてリストにしてくる鶴瓶が思い浮かんでしまったから、というしょうもない理由です。自分の言ってることは完全なる個人の感想ですが、思っちゃったんだから仕方ない、と爆笑問題カーボーイばりに締めておしまいです。「SONGS」にあいみょん出てましたけど、「満月の夜なら」聴きたかったなあ。」