だってカラオケバトルが好きだから(2019夏)

2週連続で「THEカラオケ☆バトル」やってたんですよ。今回は2週にわたって夏のグランプリつうことでやってましてですね、ええ、そりゃあもう真剣に見てましたよ。

 

自分はカラオケバトルの中でも特に18歳以下が出演するU-18が好きです。番組でも「歌うま甲子園」だなんてタイトルがついているように、なんか青春を感じるところがいい。個人的には毎週U-18でもいいくらいなのですが、グランプリのような大きな大会も好きです。

 

以前にはこんなのも書いたくらいにしてました。

nageyarism.hatenablog.comこれ書いたのからもう3年も経ってしまっていたりして、様相も少し変わりました。またU-18編と書いておきながらプロ編を書かなかったこともあったので、今回はまとめて2019夏バージョンとしてまとめてみたいと思います。完全なる個人の偏見で成り立っていますので、KBファンの方は広い心で、そして今までKBを見た事ない人は「これならちょっと見てみようかな」という気分になっていただければ幸いです。ちなみに現在柳原可奈子は産休中なのでホラン千秋が代理で司会やってます。マチャアキは健在。

 

〇押さえておきたいKBスター

カラオケバトルには常連の出場者がいます。番組で勝敗予想をするとクオカードが当たったりするんですが、そのクオカードになっているような人たちです。ここに挙げるメンバーは完全に主観なので「なんであの人が入ってないんだ!」はご勘弁を。

 

翠 千賀(みどり ちか)

現在7冠。通り名は「高音オペラ魔女」。その名の通りオペラ歌手として高音で歌い上げる。歌が上手く点数が抜群に高いのが持ち味なのはもちろんなのだけど、個人的な翠さんの推しポイントは「勝負に関してはとても強気なのに、色々ととてもいい人なのが垣間見える」部分。あとそこそこの御年なはずなのだけど、随所随所でカワイイ。魔女なのに。ギャップ萌えを体現するお方である。旦那は外人です。

www.youtube.com

宮本 美季(みやもと みき)

現在6冠。通り名は「エリートジャズシンガー」。アメリカの名門バークリー音楽大学を卒業。ただし番組には何人かバークリー大学卒業が出てきたりして、実際のところどこらへんまで名門なのか自分はよく分かってないけど、たぶん凄い。そして実際歌はとても上手い。女性ながら男性ボーカルの曲も歌いこなし、選曲も80~90年代のJPOPの曲が多く、自分のハートに刺さる曲を歌いがち。安定と信頼の宮本印である。

www.youtube.com

RiRiKA(りりか)

現在6冠。通り名は「涙ジェンヌ」。番組には何人も宝塚出身者が出場しているが、その中でも最強がこのRiRiKA。宝塚時代に歌の評価で「秀」を獲得した実力。歌いながら涙を流すことから「情緒不安定」「涙ジェンヌ」と名付けられる。そんなことよりも個人的な推しポイントは別にある。勝利に対する執着が強く、あまりにカラオケで満点を出したすぎて「supreme」ばりの「100.000」Tシャツを着て登場し、主に自分の度胆を抜いたことがあった。画像が用意できなくて本当に申し訳ない。あと調子が悪いと松居直美に見える。でも歌は激うまい。先日結婚したらしい。

www.youtube.com

海蔵 亮太(かいぞう りょうた)

現在3冠。他局の某カラオケ番組でメジャーデビューまで果たしたカラオケ世界王者。ミスターカラオケバトルと呼ばれた林部智史亡き現在圧倒的な女高男低なKBにおいて孤軍奮闘する男性シンガー。長身から繰り出される伸びのある美しい歌声はさすがの世界王者。男性ボーカルでも女性ボーカルでも歌いこなす。今回の大会ではあいみょんの「マリーゴールド」歌ってました。ニセモノの韓流スターみたいなルックスをしています。自分は勝手に「海蔵さんめちゃ歌うまいけどファン0人説」を唱えています。ファンの人本当にごめんなさい。

www.youtube.com

その他覚えておきたい出場者

斎藤 伶奈(さいとう れいな)

2019夏王者。エステティシャン。海蔵さんが優勝した世界カラオケ大会の優勝者(海蔵さんとデュエットで)でもある。選曲があまり面白くないところが惜しい。ちなみに個人的にこの番組でMISIAとHYと中島美嘉は「歌上手い人が歌いがちシンガー」なので、歌うだけで個人的評価は下がる。

安藤 常光(あんどう じょうこう)

歌う教授。男性シンガーは個性的な人がもっと多く出てくると嬉しい。初期の常連だったせびっちゃマンボはいずこへ…

おかゆ

平成の女流し。美人。メジャーデビューも果たす。番組がきっかけで人生が大きく変わった人のひとりだと思う。

平野 光市郎(ひらの こういちろう)

歌は上手いが今まで一度もマトモに働いたことのないフリーターシンガー。番組出演期間に子どもが生まれパパになった。奥さんしっかり者。基本的にダメな人だが歌が上手いからなんか笑ってしまう。

ダイアナ・ガーネット

外国人アニソンシンガー。の割には歌う曲はかなりJPOP。固定ファン多そう。

Daisy×Daisy(デイジーデイジー

自称10歳のこちらもアニソンシンガー。しかしベースに演歌が入っているので、歌うと

こぶしが入るのがちょっと面白い。

 

 

U-18四天王

KBにおいて、U-18で特に優秀な成績を残すものに与えられている称号が「U-18四天王」である。ちなみに高校を卒業する、あるいは入れ替え戦に負けるとメンバーの入れ替えが起きる。変遷はこんな感じ。

 

初代(~2017)

鈴木杏奈」「堀優衣」「佐々木麻衣」「角田龍一」

2期(2017~2018)

入れ替え戦により角田が陥落、その代わりに竹野留里が四天王に。

3期(2018~2019)

竹野が高校卒業により四天王ではなくなる。その代わりに入ったのが佐久間彩加。

4期(2019~)

公式のアナウンスはされていないが、堀優衣が高校を卒業したことにより四天王ではなくなる(ただし番組内では「元四天王」で紹介されているので四天王ではなくなったことは間違いない)。しかし堀が抜けた後の四天王は決まっていない。というわけで現在は鈴木、佐々木、佐久間の3人を指す。ちなみに佐々木も今年で高校卒業の年なので、来年まとめて二人決めるような気もする。

 

というわけで四天王(だけど3人)紹介。

鈴木 杏奈(すずき あんな)

現在6冠。四天王の看板を小学生から背負い続け、現在は中3。杏奈ちゃんのとても良いところは「選曲で魅せる」ところ。凡百の歌うまが歌うような曲では勝負せず、アニソンやアイドル曲で果敢に攻めてくる。以前呟いたことがあるけども、彼女が歌ったモー娘。の「シャボン玉」は自分が今まで聴いたどんな「シャボン玉」よりうまかった。堀vs鈴木のゴールデンカードは最近行われていないけども、個人的には杏奈ちゃんがいろんな意味で堀優衣の呪縛から抜け出した感がある。選曲だけでワクワクさせてくれる番組内でも貴重な存在なので、これからも頼むよ。

www.youtube.com

佐々木 麻衣(ささき まい)

現在5冠。小中学生とぽっちゃりというか完全に貫禄のある体型で、歌う曲も昭和歌謡で完全にキャラ立ちしていたのだけども、高校生になって何かの呪いが解けたかのように激やせで高身長のスタイル抜群の美人に生まれ変わる(紹介VTRではお約束のように初登場の貫禄体型を流していじってくる)。4年もの間優勝できず、一時は四天王入れ替え戦にも回されたが、そこを回避し2018後半からは絶好調。自分はその苗字とプニり具合に敬意をこめて「まーりん」と呼んでいる。本家あーりん(ももクロ佐々木彩夏)も痩せてきたので、まーりんもそれでいい。オジサンの激押しである。本当はもっと今の曲も歌ってほしい。

www.youtube.com

佐久間 彩加(さくま あやか)

現在2冠。avexのオーディションでグランプリを獲っている本物。以前は選曲に面白みがなかったけども、四天王になってからは自分の中低音域が生きる選曲になりとても楽しみ。初登場時から大人びてはいたが、出演するたびにますます大人びていき、今やもうOLみたいな佇まいである。まだ中学生なのに。趣味が釣りというのもちょっと面白い。ブログ見たら釣りばっかやってる。

www.youtube.com

元四天王

堀 優衣(ほり ゆい)

現在9冠。U-18を卒業し現在は慶応大生。今回の夏のグランプリで大学生になってから初の出演。いままでずっと制服だった衣装がワンピースに変わりました。優衣ちゃんといえば「圧倒的に私服がアレな感じ」だったので、制服から私服風衣装に変わることに大変な危惧が(自分の中では)ありましたが、ギリギリセーフな感じでとどまりました。一安心です。それはともかく、優衣ちゃんのもっとも素晴らしいところは「大勝負での強さ」にあります。歌が上手いのは当然として、大勝負で100点を出すことの出来る胆力の強さは他の出演者より1枚も2枚も上。今回は優勝できませんでしたが、はやいとこ10冠を揃えレジェンド城南海(きずきみなみ)に並ぼうと思っているはず。各地でライブイベントで歌いまくってますが、そこらへんは採点関係ないのでもっと聴かせてくれます。まあKB見て「歌うまいけど心に響かない」と言ってる人は何か根本的に勘違いしていますけどね。

www.youtube.com

竹野 留里(たけの るり)

現在2冠。現在は札幌医科大学生。ベースは民謡(ちなみに鈴木と堀はともに演歌ベース)。メガネっ娘(ただしテレビ向け)。ニコニコ顔とは裏腹に滲み出る性格のキツさ勝負に対する負けん気の強さは相当のもの。今回久々の出演でその勝負勘が少し鈍っていたような気もする。まあ医大生は忙しいのでねえ。

www.youtube.com

そのほか押さえておきたいU-18出身者

小豆澤 英輝(あずきざわ あいき)

元歌手の母を指導者に持ち、見た目とは裏腹な美しい歌声の男子。現在大学生。大学進学による島根からの上京で遂に母親の呪縛から解き放たれるか…と思ったのも束の間、母親どころか家族そろって上京してしまった。英輝が本当の意味で解き放たれるのはいつの日か、というのが自分のみならずKBファン全ての心配事。とはいえ大学生になってからの英輝は絶好調であり、大学生大会で悲願の優勝も果たす。垢ぬけてきたし、何より船越英一郎に似てきた。歌声以外にも見どころが多い。

www.youtube.com

 

元永 航太(もとなが こうた)

三山ひろしを敬愛する演歌男子。自身最後のU-18で予選決勝ともに100点で完全優勝した実力者。高校卒業で進学せず地元で就職した。今回社会人としてスーツ姿で登場したが、ふだんあまり着ていないのかスーツに着られていたのが印象的。演歌以外でも歌えると思うので歌ってほしいなあ。

www.youtube.com

熊田 このは(くまだ このは)

初登場から高得点を連発し、一時期はU-18四天王に手が届く存在だった。高校生になってからは合唱の部活を優先してか出演機会が減って悲しい。また出てほしい出演者のひとり。

www.youtube.com

原藤 由衣(はらふじ ゆい)

U-18新人王の高専生。どんなに活躍してもクラスメイト(高専は基本男子ばかり)が話しかけてくれない、という話をずーっと引っ張っていたが、それは高専男子特有の「女子とどう触れ合っていいか分からない」やーつであり、あんまりカラオケ関係なかった。顔もそこそこ可愛く見つかってしまった感があり、北海道を飛び越えて東京でワンマンライブやるような子になってしまった。すげえなあKBの影響力。

www.youtube.com

前田 麻耶(まえだ まや)

北海道の片田舎の大学に通う朗らかなおねえちゃん。見た目とキャラと完全に面白いだけのおねえちゃんなのだが、歌声は本物。北海道出身の人はやっぱり応援してしまうよなあ。個人的には「マヤさん」と呼んで敬愛している。

www.youtube.com

そして最後に紹介するのが悲運の二人。

角田 龍一(つのだ りゅういち)

元四天王。天性の歌ウマとして活躍していたが四天王陥落の憂き目に遭う。そして現役では大学受験にも失敗し、浪人中であることが2018年には確認されたのだが、現在は何をしているのか…。他の男性出演者にはない甘い歌声は唯一無二。是非復活してほしい。

www.youtube.com

西岡 龍生(にしおか たつき

角田が四天王だったときに幾度となく入れ替え戦で戦い、そして退けられてきた悲運の男子ボーカリスト。堀優衣ちゃんが圧倒的な勝負強さを見せるのに対し、圧倒的な勝負弱さを誇る(それをネタに翠さんに相談する、というDVDのオマケVTRが作成されたくらい)。今年音大生になったらしいが、大学生になってからの出演は次回が初。どんなことになっているのか楽しみである。公式に歌唱動画がないから動画なしです。

 

 

 

というわけで全部書くのにえらく時間がかかってしまったのだけど、誰が読むんだこれ。また2年後くらいに番組が存続していれば更新しようかなあとは思っています。あー疲れた。