改めて、気付く

 

嵐が2020年末をもって活動休止を発表。

 

1/27の昼間に唐突に入ったビッグニュース。仕事の休憩時間に携帯を見たら速報で入ってた。今の芸能界の中心であり、ジャニーズの屋台骨でもある嵐が活動を休止するとなると、これはもう色々な面で計り知れない影響があるだろう。

 

とか、いかにも嵐の活動休止が芸能界においてビッグニュースなのかを訳知り顔で書こうと思えば書けなくもない。色々考えることも出来る。「SMAPの影響はあったのか」だとか「ジャニーズはどうなってしまうのか」だとか、あるいは「オリンピックの開会式や閉会式には出てきたりするのか」だとか、「アイドルと結婚」だとか、自分のフィールドに持ち込むとしたら「ももクロちゃんと嵐」とか、まあ書こうと思えばいくらでも何とでも。

 

しかしどうにも考えが浮かんでこない。なんかマジメなこと書こうとか面白いようなこと書いてみようとか、それなりに考えた。しかし一向に浮かんでこない。そうしているうちに改めて気づいてしまった。

 

自分は嵐に興味がないことに。

 

ここの文章を長いこと読んでくれている方であれば、なんとなくお気づきかもしれない。嵐を話題にした文が少ないことに。全くないわけではない。嵐のメンバーが出演しているドラマは見ているし(積極的ではないけど)、バラエティも気になる出演者がいれば見る。しかしこと嵐そのものに視線を向けることはなかった。だって興味がないんだもの。これだけテレビ見てるのに、嵐のメンバー(個人出演含む)のレギュラー番組1本も見てないことにも今気付く。

 

もちろん今の芸能界において嵐がどのような存在であるかは分かっているつもりだし、それを否定するものでもない。ただ、単純に30代のオッサンとして興味がない。テレビ好きとしては若干引け目を感じることはあるものの、だからといって30代のオッサンが同世代のオッサンの集団(という書き方をすると悪意があるように思えるが、もちろんそんなことはない)嵐の活動休止に物凄く動揺するということはないだろう。「明日仕事に行けない!」なんてことはない。仕事行けよと思う。誰に。

 

それはともかく、恐ろしいくらいに嵐活動休止に対する感慨がない。2020年末まで猶予はあるのだろうが、明日活動休止しても自分には何の影響もない。逆に何の影響もなさすぎてちょっと自分が怖い。少しは影響あってもいいんじゃないの、とすら思う。

 

そんなわけで、自分が嵐の活動休止で気付かされたことは、思った以上に嵐に興味がなかったということだけだ。周囲の反応の大きさに対する自分のリアクションのなんと小さなことよ。そしてふんわり思ったのが「これで札幌ドームは潰れるな」ということだけだった*1

 

今回嵐に関して色々な人が色々な言葉でもって色々な感想を述べるだろう。おそらくそれら全ての感想の中で一番低温なのが自分なのではないだろうか。まあこういう人もいるのよ。許せ。

 

*1:札幌ドームを連日満員に出来るのは嵐だけ