今更和田アキ子のもどかしさを叫んでみてもいいだろうか


え、タイトルの通りの内容をこれから書いてみたいと思います。

和田アキ子は自分の出演している番組において、よく番組の進行を妨げてまで自分の納得のいかないことに対して食いつくということをする。見ていて非常にもどかしい。

その場面が頻繁に見られるのが「アッコにおまかせ!」である。もう全然任せてられない状態だ。例えば番組の進行を一手に引き受けている安藤アナが、芸能ニュースについて説明していると、和田が自分の気になる部分について安藤アナの進行を妨げて近くにいる峰竜太なり安藤アナなりに食いついてくる。まあ、自分の納得のいかないことをそのままにしておくよりはその疑問を解決したほうがいいのは間違いない。ただ、いつもいつもその場面でもどかしいのはどう考えても和田の「引っ掛かる」ポイントがずれていることだ。なぜその部分で和田が食いついてくるのか、少なくとも自分にはわからないのだ。

もうひとつ和田が噛み付いてくる場面は「ゲームのルールに納得がいかない場合」がある。これは「ちょっとでも自分に不利になるケース」に対しての抗議が殆どである。例えばバラエティ番組のゲームでは殆どお決まりのようなもんだが、「最終問題はポイントが500点です!」とか、一発逆転のケースになる場合。もう和田がテレビに出演しはじめて何年になるかわからないが、未だにこのことについていちいち突っかかるのはストレスを感じずにはおれない。

また、相手チームの問題が自分チームに出題された問題よりも若干やさしめの問題の時にもグチをこぼす。「あっちの問題のほうが簡単じゃんかよー」と。まあ確かに和田のチームのほうが問題が難しい場合もあるのだが、もう、見ているこっちからすれば「だからどうした」と叫びたくなる。おそらく「問題の難しさがあっちとこっちでは不公平だからどうにかしろ」ということを訴えたいと思うのだが、たかがゲームにそこまで食いつくのは勘弁してほしい。少しは大目に見ろ。あれは「文句を言える立場にあるから堂々と文句を言う」のか、それとも「あんな些細なゲームにすら多少の不公平を許せないほど何かに切迫している状況」なのか、どっちなんだ。

和田アキ子は大物なのかもしれないが、本当にどうでもいいことにいちいち突っかかってくるという点において、自分の中ではいまいち大物足り得ないという感覚がある。そんな小さいこと気にする大物って本当に大物なのか、と。もうひとつ、和田アキ子が自分の論を展開するときに周りがいちいち相槌を打つが、それほど納得できるようなことを言っていないのも重要。和田の言葉が重いのではなく、和田が言葉を発することによる「同調しろよ!」という空気(圧力)が重いだけである。

結論:和田アキ子に「まかせて」いいのは、番組のメインではなく歌唱だけである。


誰だよ、「ゴールデンアロー賞」の授賞式の舞台に椅子を用意したやつは。
妙なトーク番組みたいだったじゃねえか。いつにも増して格式がない。