サンプラザ中野

最近に限ったことでないが、サンプラザ中野をテレビで見ると少しやりきれない気持ちになる。北海道には「ヤリキレナイ川」という川があるがその比ではない。

そう、それはサンプラザがダイエットに成功した時からだ。なぜダイエット?とか普通に思うわけで(男性の更年期だったっけか)、記者会見に臨むその「痩せたサンプラザ」の姿は、細くなったせいか逆に痛々しさを感じる「げっそり」な感じを非常に受けた。それだけで終わっておけばまだ自分のサンプラザ評価もギリギリセーフで終わったのかもしれないが、それだけで済まない事態が起こった。それは「ネット株」とかいうものに手を染めてるサンプラザの正体を知ってしまったからである。

ネット株。聞いたことあるけどやろうとは全く思わない。それは画面の「株価」を見ているだけで大儲けしたり、はたまた損したりというのが分かるんだろうけど、実感を全く伴わないところに危険性を感じるからだ。所詮「株」という名のギャンブルに必死になるつもりはない。自分で稼いだほうが健全かつ正攻法である。

そんなサンプラザが嬉々としてネット株について語り始めたときは、引いた。どっぴきである。

一応曲がりなりにも歌手であるが、どうしても先行き不安な芸能界にいるとそういうものに手を出すようになるんだろうか。確かに今の体じゃ爆風スランプ時代のあの迫力のある声は望むべくもないし、もう歌を作る気もないのかもしれない。残念だ。非常に残念だ。爆風スランプの名曲に「Runner」という曲があるのはご存知だとは思うが、確実に今のサンプラザは走るのをやめたヘタレランナーである。もっともあの体じゃ本当に走れないのかもしれないけど。いや、健康なんだから走れるのか。どっちでもいいや。

(追記:この後サンプラザがライブドア株で損したとか言ってたのをテレビで見たときガッツポーズをしたのは自分だけじゃあるまい)