リスペクト鶴光

新型テレビ」という深夜番組を見る。和田アキ子久本雅美がMCの番組で、ゲストを呼んでトークするというシンプルな構成。まあ滅多に見ないけども、ゲストによっては面白い。で、昨日のゲストが笑福亭鶴光だった。

笑福亭鶴光(これいっぺんに出ないのでわざわざ「わらう」「ふく」「てい」「つる」「ひかり」で変換してます)といえば、エロの現人神である。伝説的な「オールナイトニッポン」をはじめとした彼のエロラジオは、一度も聞いたことがない自分でも知っているほど有名である。昨日のトークで話していたが、最近は「青梅国際マラソン」とかいう言葉を発言する「声に出してあえぎたい日本語」というコーナーをやっているらしい。さすがエロの権化。

でまあ、自分はそんな鶴光をリスペクトしているわけだが、昨日の放送で鶴光は孤高の名言を発した。それは

エロで傷つく人は誰もいない。

である。これです、これ。さすが鶴光。尊敬する値があるというものです。自分も下ネタ大好きっ子でありますが、下ネタを「人を傷つけない」という観点で語ることが出来る鶴光は自分からしてみればまさに神。自分が尊敬する人物としてSTVのアナウンサー明石英一郎もいるが、彼も常々「エロで不良になったやつはいない!」と公言している。鶴光の発言とほぼ同義である。人を傷つけて笑いを取るのはたやすい。それは本当だ。しかし、人を傷つけることなく万人を幸せにするエロネタはなんて素晴らしいんだということを鶴光は布教しているわけですな。偉い。

そして、彼の夢は「世界同時多発エロ」だそうだ。インリンがエロテロリストと呼ばれるのと似ているが、こっちのほうがスケールが断然でかい。確かに世界が同時にエロで包まれたら(一部は発狂するかも知れんが)なんて平和なんだろうと思います。はい。

でまあ、そんな昨日の放送中に奇跡が起きていた。それはその鶴光が出演していた裏番組の「大人のコンソメ」という番組で、「山田花子で勃起できない本当の理由は何か?」というくだらないテーマを扱っていたのだ。どちらを見るか非常に迷ったのだが、自分は鶴光を選択した。

まだまだ「世界同時多発エロ」には及ばないが、昨日の深夜には「局地的同時2発エロ」が起こっていたわけであります。これが奇跡の第一歩だと思えば、そんな偶然も捨てたものではないな、と。