何をそんなにビビっているのか

個人情報保護法案、つうのが近々国会で成立して施行されるらしい。まあ、ひらたく言えば「プライバシーを守りましょう」つう法律である。しかしこれに猛反発している人たちがいる。いわゆるマスコミの人たちだ。最近また週刊誌などでこれに関する意見広告が載っている。

内容を簡単に要約すると「これじゃあ政治家のスキャンダルも暴けなくなるよ。やばいよー(出川風)」である。個人の情報が守られるということはそれに関しての取材にも規制がかかるというものだ。事実、最近の取材ではやりすぎな部分も多々あるんで、個人的にはこういう法律で締め付けをしてもなんら問題はないと思うんだが。

それでも大手マスコミはこの法案にビビりを入れている。そんなに怖いのか、この法律。

チミたちにはジャーナリスチョ魂つうものはないんですか?と声を大にしていいたい。そんな「報道の締め付け」があったんならそのことをネタにまた記事のひとつでも書いてやろうという意気込みすら感じられない弱腰な姿勢である。ナメてんのか?まるで「法律に守ってもらわないと仕事なんかできましぇん」とほざいているようなものだ。

そんな奴らにはスキャンダルや汚職なんかを暴く資格はない!

何か勘違いしているのではないか?法律に守られているから君たちは「正義」の名を振りかざしてスキャンダルを暴いているのか?甚だしい勘違いである。これだから日本のマスコミなんて「マスゴミ」扱いなのだ。

道義的責任はもちろんマスコミにはある。いたずらに名誉を毀損するのも困る。ただ、自分たちがそんな法案に反対する「エセジャーナリズム魂」を見せるくらいなら、法律に立ち向かってでもスキャンダルを掲載する真のジャーナリズム魂を見せてほしいもんだ。

なんか普通のこと書いてしまったなぁ。ま、それというのもこの駄文には規制の入り込む余地はないからである。言いたい放題。