凄十

「しゃべくり007」にGACKT。大文字か小文字「Gackt」かどっちの表記か迷ったんだけど、どうやら全て大文字表記に2009年に変更されていたようだ。wikipedia先生は何でも知ってるな。

 

それはともかく、GACKT。歌手として人気があるのは分かるんだけども、やっぱり「謎」の部分が多い。それは「ミステリアス」で片づける部分じゃなくて、「その金の流れはどこから発生するもの?」とかそっちのほう。現在は東南アジア(クアラルンプールとフィリピン)に移住しており、その理由として「仕事をやりすぎて思い出がない」「思い出づくりしよう」と語っているが、「それはただの税金対策なのでは」と思ってしまう。「しゃべくり007」は「ギリギリ007」など攻めたコーナーがある一方で、出演者に対して基本的にウェルカムな番組なので、そこらへんは一切追及されない。スピンドルどうなったか聞けよ、とか見ているほうは思うんだけども。

 

今回の放送を見て分かったことは「やっぱりなんだかよく分からないけど金回りがよく、体をムキムキに鍛えている」ということだけだった。GACKTの芸能活動を批判しているのではなく、もう単純に「やっぱり何してるのかよく分からん」なのである。Mr.シャチホコ風に言えば「あなたは何をされてる方なの」である。

 

そして恐ろしいことに10年前に自分は同じことを書いている。

nageyarism.hatenablog.com10年前にも「しゃべくり007」の感想として、「確かに凄いんだろうけど、何が凄いのかよく分からない人」と書いている。10年も経てば多少分かったりメッキがはがれたりするんだろうけど、同じ。10年「なんだかよく分からない」を維持するのはやっぱり凄いのではないだろうか、と思えてきた。

 

というわけで自分にとってGACKTは2019年現在「なんだかよく分からないを維持し続けることが凄い人」という立ち位置になりました。これこそ褒めてるんだか貶しているんだかよく分からないんだけど、まあいいか。

 

ちなみに同番組には細木数子の後継者の娘が登場していた。今後またテレビに出てくる気なんだろうな。これはまあ結構どうでもいい。細木数子大ブームの時から大して見てないし、そして今後も見ない。これはGACKTに比べたらだいぶはっきりしている。