結婚するとかしないとか

月曜の朝から結婚の話題が豊富なことで。

ドリカム吉田美和は9歳年下の映像ディレクターと、そして今井絵理子175RのボーカルSHOGOと、そんでもって水野真紀は後藤田議員と。

とりあえず水野後藤田の話は置いておき、前者二組についてちょっとばかしお話を。

日刊スポーツの記事によれば、二人で一緒にはやっていくけども「結婚」という形自体には興味がないから籍は入れないんだとさ。だったら別に結婚宣言とかしなくてもいいような気がするんだけど、そこんとことは当人同士の勝手なのでまあいいわ。

吉田美和のお相手は末田健という映像ディレクターなのだが、要するに歌手のPVなどを撮ったりする仕事のようで、出会いもドリカムのPVのようだ。で、この末田という人は自分もよくお世話になっているハロプロのPVも幾つか撮っている。その仕事内容を見るに、あまり大きな声では言えないのだが、それほど素晴らしい仕事をするというわけでもない。モー娘。が昨年末に発表した「愛あらばIT'S ALL RIGHT」のPV監督が末田氏であるが、見事に駄作。個人的な意見ですけど。

いっぽう元SPEEDの今井絵理子はロックバンド175RのボーカルSHOGOと「できちゃった結婚」である。どいつもこいつもできちゃった結婚とは本当に能がないというか、孕ませれば結婚かよというか、もうそれ以外に言うことがない。

一応自分もSPEEDがドンピシャな世代でありまして、自分より年下のアイドルが結婚とかいう話を聞くと、驚きよりも「もう自分もそんな歳になったか」とひたすら自分も歳を喰ったことに気がつかされるばかりである。


さて、本題はここからである。一方は結婚してもよさそうなのに敢えて「結婚」という形をとらず、一方は「結婚」という形を取るより他なかった。その差は簡単に言えば「子ども」であろう。吉田だって、子どもが出来ていれば結婚、入籍という形を取ったのではなかろうか。思うに、もう吉田は40であるし、子どもを産む予定もないのであろう。それならば吉田にとって入籍という紙一枚で出来るような手続きを取っても取らなくてもそれほどの不都合は生まれないのであろう。

それに対して今井夫妻は既に腹の中に子どもがいる。別に未婚の母は沢山いるし、結婚していなくても子どもがいることは何も不思議なことではない。ただ、不思議なことではなくても世間的に覚えが悪いというのはなんとなく理解できるだろう。隠し子ってわけでもなければ、ちゃんと籍を入れるなりして「自分の子どもである」という自覚の元に育てていくのが一番収まりがよい。

だが、裏を返せば「子どもさえ出来なければいつ籍を入れるとも別れるとも限らない」ということに他ならないだろう。そんなんでいいんだろうか。

子どもが出来たから入籍する。現代ではごくごくまっとうな理由になりつつある「できちゃった結婚」であるけども、そんな理由だからこそ別れるときも早い場合が多い。決して全ての「できちゃった結婚カップルが別れるわけではないけども、結婚の理由が理由だけに、別れるときだってそれほど理由が必要なわけではない。お互いがイヤになったから。子どものことなんて知ったこっちゃねー。

それに比べて籍を入れてもいいような大人が籍を入れずに事実婚という形を取るこの現実。結婚て一体なんだ。制度の問題か、気分の問題か、子どもの問題か。

できちゃった結婚についていつも思うことだが、当人たちは今後不幸になろうと知ったことではないが、子どもには不幸になってほしくない。今回も祝福の言葉に代えてそう発言しておこう。