曙、弱っ。

明けました。今年もよろしくということです。

さて、本物の紅白レビューはピエールさん(勝手にリンクしちゃいました)に任せるとして自分は年のアタマからどうでもいいことを。

例年のことですが、やはり年末は紅白を中心軸にあとはザッピングするわけですよ。でまあ今年の目玉は格闘技3局だったわけですが、正直フジが放送したプライドが圧勝だったのではないだろうか。

自分は格闘技にそれほど詳しいわけではないので、もちろん詳しい人から見ればそうではなかったという意見もあるだろうが、ほぼ興味のない人間からすれば、一番盛り上がったのはプライドではなかろうか、と。理由はひとつ。対戦カードの構成がしっかりしていたこと。ひっきりなしに宣伝していた吉田VSグレイシーだけではなく、ちゃんとメインに桜庭の試合を入れていたこと。そして対戦時間がわりと長かったこともあり、紅白を離れて真剣に見ることが出来たことか。

それに引き換えイノキボンバイエはちらっと見たら猪木がタンカで運ばれてるわ(それも演出なのかもしれないが不明)、曙は長淵が歌っている間に勝負がついてしまうわで、紅白の敵ではなかった。予想できたことだが、曙があっさり1RでKO。

一応一部始終曙サップ戦は見たのだが、曙はただ寄りきりをかますだけでちっとも闘っていない。あれじゃ勝てるわけがない。あくまで専門的な見地ではないから、マニアの方にはそう見えないのかもしれないけど、自分にはそう見えた。そしてあっさり倒れた。非常にバカくさい結果である。

また、ボブサップが野獣っぷりを発揮したのかといえばそうでもなく、ただ着実に曙をボコボコにして倒したという地味な攻撃(に見えた)。ヘタしたら裏の紅白の長渕のほうが強く見えるんじゃねえかというくらい注目のわりには迫力のない試合でした。

まあ曙がいくらブザマだったと言っても、ヘタレ面でイノキボンバイエの解説にいた花田勝ほどじゃないです。あれは本当に酷い。



結果論になるかもしれんが、大の格闘技好きの浅草キッドが猪木信者であるにも関わらずプライドの会場にいた時点でもう格闘技3局対決の勝者はどこになるのかが見えていたのかもしれない。

しかしもっと圧勝だったのが15対0で紅組を下した今年の白組であろう。まあSMAPも貢献しただろうけど、一番盛り上がったのは間違いなく伊藤多喜雄の「TAKIOのソーラン節」であった。あれで勝負あり。

今、復活した「ブラックワイドショー」で北朝鮮の話題やってるけど、正直新年から北朝鮮の映像を見るのは勘弁だ。

今年もこんな感じでやってくので、どうぞよろしく。