何に誇りを持ってるんだか

「白装束軍団」ことパナウェーブという団体は結構前からあんな活動をしていたらしい。それなのに今世間がこんだけ騒いでいるのはなぜなのか?

おそらくは、一番最初に日テレの「真相報道バンキシャ!」が取り上げたからである。日曜の夕方にやっている報道バラエティとでも言うべき番組なのだが(バラエティ担当は菊川怜だけどな)、ここが取り上げたことで他の局もこぞって取り上げた結果こうなった。

さて、そんなわけで日テレは「一番最初にパナウェーブを報道した」というわけのわからん誇りを持っているらしく、妙にこの集団に「密着」しているのである。夕方のニュースである「プラス1」の中では、ニュースとは別に左上に窓を設けてパナウェーブのライブ中継をやっているのだ。

イラク戦争のときですらそんな緊迫した状況で報道をしていなかった日テレだが(誤解のないように言えば、一番肉薄した映像を流したのは日テレではあるが)、ニュースと同時にライブ中継までしていたという記憶はない。それなのにパナウェーブはライブ中継だ。

そんなとこに力を入れてどうする、日テレ。

どうも「パナウェーブ」に関しては我々が第一人者だ!みたいな空気を醸してるんだよなぁ。あれってどうなんだろう。見ていても少し「おかしくねえか?」と思うんだけども。そう思ってたらおとといの「バンキシャ」でご意見番(要はコメンテータ)として呼ばれていた女性が

「おまえら密着しすぎだろうが。クドい。必要ねえよ。」

といった旨の内角ギリギリ発言をしてくれたので、司会の福沢が言葉に詰まって次の話題に移ってしまったのがちょっと笑えた。と同時に「よく言ってくれた!」と思った。久々に痛快だった。

余談ではあるが、先日大学で通りすがりに聞いた惜しい発言。

二人組で会話をしていた大学生が

「俺、パナウェーブ浴びすぎてさぁ・・・(笑)」

惜しい!惜しいけど「(笑)」なのはキミのほうだよ!