ぼけーっとしながら「東京フレンドパーク２」を観賞。くりいむしちゅーがなんというか無難に出演している姿を見て、ボキャブラでは「邪悪なお兄さん」だったのになぁとしみじみ思いつつ。うんちく王の上田がボディ＆ブレインのクイズに全然正解できないでやんの。
まあそんなことはどうでもよろしく、次回の出演者がテロップに出る。よゐこの浜口とＫＡＢＡ．ちゃんだそうで。ああ、またＫＡＢＡ．ちゃんか。正直ちょっとげんなりした。何故か。それはＫＡＢＡ．ちゃんこと椛島さんのメス化が最近著しいからだ。
ＫＡＢＡ．ちゃんこと椛島永治さん（これであってたよな？）は有名振り付け師である。ちょっと前までは「dos」つう小室プロデュースのユニットに参加していたが、それが終わってからも振り付け師として活躍しています。最近で有名なのは「世界に一つだけの花」ですね。言わずもがなです。
そんな彼ですが、dosが終わってピンで振り付け師とし活躍するようになってから、ゲイキャラになってました。いや、正しく言えばゲイだったんでキャラではないんですが。ゲイキャラというのはゲイ能界にあまた存在しますが（ex山咲トオル）、本物のゲイつうのはなかなか珍しいのであります。まあゲイっつうのかオカマっつうのかは好みの問題なのですが、おすピーが意図的に自らのことを「オカマ」と称するので、椛島さんもこの後の文章では「オカマ」で統一したいと思います。
さて、そこでだ。
別に椛島さんがオカマであることに異論はないのですよ。原口あきまさみたいに椛島さんに惚れられるというような実害がこちらにはないので、その点に関して自分が口出しする必要はないわけですね。
ただ、椛島さんが最近必要以上に「メス」であるようなことを強調するのはいただけないわけであります。別におすピーをオカマのスタンダードとして認証しているわけではないが、おすピーは年齢のせいもあってか、「分別のあるオカマ」だと思うのですよ、芸能人として。ただ、最近の椛島さんは「女優宣言」してみたり、「自分の初恋の人」という男性をテレビで紹介してみたり、やたら自分が「メス」であることを強調しているように思えてならんのですよ。
それは自分が芸能人であるという免罪符を有効活用しているとしか思えない。いや、実際本人は普段からああいう感じなのかもしれんので別にそのようなつもりはないのかもしれないが、だからといって男なのに女優宣言してみたりするのは、何ていうのかな、「オカマ権濫用」とでも言うのでしょうか。オカマだからってやって許されることと許されないことがあるような気がします。いや、オカマの人権を認めないとかいう話ではなくて、逆にオカマを逆手にとってやりたい放題やりすぎじゃないかと思うわけです。
前にも書いたのだが、椛島さんがオカマの地位向上に一役買っているのでは？と思う人もいるのかもしれないが、あくまで椛島さんは本職が認められているのであって、オカマであることそのものが認められているわけではないような気はしています。
今年の「新春かくし芸大会」ではなわが「ＫＡＢＡ．ちゃんはかくし芸なのにゲイを隠してねぇ〜」と歌っていたが、個人的にはもっと椛島さんにゲイを隠してほしいと思っている。隠す、というよりは抑えてほしい、つうほうが適切か。
