マネーの虎本

マネーの虎の公式本が出ている。

大体この手の「番組本」はただ番組の内容をまとめて活字にしているだけで、いいとこ出演者のインタビューがあったりする程度でよほどのファンでない限りは手が伸びることはない代物である。今回の「虎」本もその枠をはみ出すことなく、番組でマネー成立になった人たちのやり取り一部始終の活字起こしと、虎たちへのインタビュー、そして吉田栄作からのコメント(たった2ページなのが寂しい)が載っている。

ただ、この本の最大の見所がある。やりとりの一部が漫画で再現されていることだ。

これは画期的?なことであり、あの番組の何とも言えない「緊迫感」がなんとなく伝わってくるようである。漫画は土田世紀(ドラマ化された「編集王」などを描いている漫画家)が描いており、なかなか迫力のある画風で印象もよい。さて、先ほどその一部始終を立ち読みしてきたわけだが、読んでみると結構面白かった。

しかし、この本はある重大な欠陥を持っていることに気づいてしまった。それは現在の放送よりも確実に昔の放送のほうが面白いことに気がつかされることだ。「何をいまさら」と言われそうだが、この本を読めばそれが目の当たりになってしまう。

この番組の肝は虎と志願者のやりとりの「雰囲気」であり、活字にすればそんな雰囲気は殆ど失われてしまう。漫画の部分がそれを補ってはいるが、やはり「映像」という迫力には及びもつかないのである。しかし、この本を読むとなぜか今流れている番組より面白い。これは完全に今の内容が薄くなってしまったということであろう。

まさか「もっとも面白くない」と思われる活字本にすら負ける現状のマネーの虎は寂しさ以外何も感じない。今日もあるんだけど、以前ほどの気合は入らないであろう。(なにせ先週は巨人の特番で潰されましたし)


以下ぼやきです。

松本人志、優香とデート再び激写される。
破局説、常盤復縁説いろいろありますが、結局真実として残ったのは松本巨乳好きということ。

浜崎あゆみ、恋人長瀬の誕生日のライブで謎の号泣
アジアドリームライブの日本代表として歌っていたらしく、新曲「voyage」の途中で泣いたらしい。きっと長瀬主演の「やんパパ」の視聴率が振るわないからでしょう。

・女性専用フロアのマクドナルド登場
男性の立場から言わせてもらえば、マナーの悪い女子高生を見なくてもいいのは気分がいいです、と言ってみる。ただし、これって明らかに「女性差別」でしょ?(もしくは「男性差別」といってもよい。要するに「性差別」ですから)

考え方によっては「女性隔離」でもあるのに、こういうことには全く抗議しようとしないフェミニズム団体ってやっぱりおかしい。

・アニータの訪日が中止に
別に抗議を受けたからとかでは全く無く、来日予定だった12月にアメリカでの番組出演のオファーがあったらしくそっちに行くとのこと。単にギャラがあっちのほうが高かっただけのようで。これを聞いて来日を図ろうとしたテレビ局(おそらくNテレ)は猛省するように。