そっとしておこう

 

・元KAT-TUN田口淳之介および小嶺麗奈大麻所持で逮捕

感想としては「やっちまたなあ」と「ドラマの再放送大丈夫かよ」しかないわけですが、残されたKAT-TUN的には「いつからやってんのか」というのがとても大事ですよね。大して関係ないとは思うけども、やっぱりこういうときに改めて名前が出てしまうのは気の毒な話です。

 

いっぽう小嶺麗奈といえば金八チルドレンなわけですよ。第4シリーズ広島美香。当時バリバリの中学生だった自分はテレビにしがみつくように第4シリーズの金八を見て、広島美香に恐れおののいたわけです。

 

金八では第7シリーズでドラッグの危険性を扱ったわけです。第7シリーズといえば殆どへいひの(濱田岳)無双で、ドラッグ中毒になってしまう八乙女光(現「ヒルナンデス!」の人)の熱演も霞んでしまったわけですが、金八が「ドラッグをにくめえええ」と叫んだ回はそれなりに覚えていたりもする。あれだけ金八が叫んだのは何だったのか、と言いたくなりますわな。

 

「遂に金八チルドレンも逮捕されたか…」とか感傷に浸ってはいましたが、そういや梨花の妹(自分も大好き第5シリーズ出演)も逮捕されてたなあと思い出した。シンナーだったっけか。自分で書いておいてなんだけど、そっとしておいてあげよう。

 

・令和版「白い巨塔」放送始まる

岡田准一主演でテレ朝が放送。田宮二郎版と唐沢寿明版はともにフジの制作であるが、最初に連ドラ化された佐藤慶版はテレ朝の制作なので、テレ朝的には「白い巨塔はそもそも我々のもの!」感があるのかもしれない。

 

自分は田宮版と唐沢版を見たし(田宮版は無論再放送)、そして小説も唐沢版のときにハマって読んでしまったクチなので、自分の好きなドラマ10傑には間違いなく入るくらいに思い入れはある。だから今回の岡田版も期待半分、不安半分で見たわけです。

 

正直岡田准一は上背に迫力に欠けるのだけど(鵜飼を演じている松重豊がデカいという理由もだが)、その眼光と迫力はなかなかのもの。松山ケンイチは何やらせても出来るので心配なし。寺尾總の東教授は石坂浩二には負けるかもしれないが、悪くない。

 

今回特筆すべきは「なんか知らんけどもエリカ様エロい」である。沢尻エリカが演じる花森ケイ子は財前の愛人で医者がよく訪れるクラブのホステスで、半ば政略結婚だった妻にはない財前の心の拠り所である重要な人物。選挙、裁判で弱い部分を見せられない財前が弱さを見せるドラマ上でも必要なシーンになる。

 

岡田版のエリカ様は巧みなカメラワークで「パンツが見えそうで見えない」という、視聴者に謎の挑発をしてきます。ドラマ見ているほうも「エリカ様のパンツが見えそう!」と思うと気が気ではありません。あんまドラマの本筋と関係ないところで盛り上がってしまうのはマイナスだとは思うのですが、そうはいってもエリカ様。今花森ケイ子を演じさせるならばエリカ様は筆頭候補だと思うので、間違ったキャスティングではないです。撮影する側が若干スケベなだけです。

 

岡田版のエリカ様もそこそこ素晴らしいだけに、平成版の黒木瞳の「なんちゃって感」が改めて惜しくなる。もちろん当時は当時でベストなキャスティングだったとは思うんだけど、田宮版の太地喜和子が本当に本当に素晴らしいので(たぶん田宮版で一番素晴らしい)、この二人に比べるとなあ、というところ。まあ今更言う話ではないんですけども。それはともかく、とりあえず最後まで見たらまた感想書きたいと思います。

 

そういや唐沢版で佐々木庸平の息子を演じていた中村雅俊の息子も大麻所持で捕まったなあ。そっとしておこう。

 

・まりや

headlines.yahoo.co.jp

よく記事を読んだらまりやは巻き込まれただけで、悪いのは姉のほうだと思うのだが、色々ひっくるめてそっとしておこう。