脳トレ

まんぷく」をちゃんと見続けています。

 

ようやく即席めんの開発に乗り出した萬平(長谷川博己)。ゴールはチキンラーメンの開発ですから、最終的にどうなるか分かっている安心感はある程度話がもたついても平気なのが強い。毎日地味にちゃんと見ている。

 

それはともかく、東風万智子。読みは「こちまちこ」。

 

この名前でピンと来る人は自分と同世代か自分より上の世代のテレビ好き。この名前でピンと来なくても仕方ない。これは現在の芸名である。旧芸名を真中瞳という。

 

真中瞳といえば「進ぬ!電波少年」で見知らぬ男とふたりっきりでカプセルに閉じ込められ、恋愛感情は芽生えるかという企画をやっていた(結論は「芽生えない」)。それが久米宏の目に留まったのかどうかは知らないが、そのまま「ニュースステーション」のスポーツキャスターになり知名度が急上昇。芸名を現在のものに改めたのが2009年の話なので、実はもう真中瞳時代より長いことやっているわけだ。

 

この出演を受け、ネット上でyahooのリアルタイム検索で「東風万智子」ではなく「真中瞳」が急上昇したようだ。みんな考えることは同じだ。「あの人見たことあるけど、名前なんだっけ」「東風万智子って誰よ」と検索した結果、旧真中瞳であることにたどりつく。こういうのって本当に便利だ。

 

しかし自分くらいのオジサンになると、「意地でも名前を思い出す」となる。オープニングで「東風万智子」の名前を見れば、それが元々電波少年で企画をやっていた女性、というのは思い出す。しかし肝心の「真中瞳」が出てこない。「一時期自分の中で水川あさみとごっちゃになった人*1」は思い出す。そこまで分かっているんだけど、名前が出てこない。刻一刻と衰えていく自分の脳との戦いである。

 

そして自分は「この放送が終わるまでに思い出す」となる。自分の場合1.5倍速再生で見ているので、制限時間は10分(15分÷1.5)。なんとか7分くらいで「真中瞳!」と思い出した。ひとりガッツポーズである。ドラマで出てくる前に思い出して良かった。

 

大抵のことは検索すれば分かってしまうこの時代、敢えて調べずに記憶を辿るという作業はオッサンには必要だ。うっかり同じ本を2冊買ってしまったり、意図せず大きな声が出てしまったりと自分は着実にポンコツの階段を上っている。せめてテレビを見ながらでもボケない訓練をしなければ。とりあえずまだ真中瞳が思い出せる。安堵だ。

 

そう思いつつ明日同じ文章を更新していたらもうダメだな。

 

 

*1:水川あさみのほうが先にデビューしてるんだけど、顔がなんとなく似ていた