××に平岩紙

ここからは自分が見て印象に残っている平岩出演のドラマ(「平岩の印象が残っているドラマ」ではないことに注意)を触れてみようと思う。「あ、あのドラマの人だ」というあなたの記憶の片隅に触れたならば本望であります。

ロッカーのハナコさん」に平岩紙(2002年)

自分がはじめて平岩紙という人物を見たのがこのドラマ。木幡杏子役。


但しまだこの頃は「平岩紙」という女優の認識はない。しかし無表情で妙に白い人がいるもんだなあと思った記憶はある。なんだか人間離れしていて幽霊のようだった。幽霊は主人公のハナコさん(ともさかりえ)なんだけど。


新選組!」に平岩紙(2004年)

2004年のあいだずっと楽しみに見ていた大河ドラマ。初菊役。


と書いてみたところでどんな役だったか思い出せない。深雪太夫(優香)の脇にいた芸妓さんだったようだが、これはさすがに覚えてません。まあ薄幸顔なので芸妓さんの役が似合うのはなんとなく分かる。見返してみたら判別できるだろうか。まだ認識できておらず。


翼の折れた天使たち第一夜「セレブ」」に平岩紙(2006年)

ケータイ小説のはしりであるYoshiの小説が原作になったオムニバスドラマの初回。


ドラマの内容も薄っぺらく、中身も「長井秀和に抱かれる上戸彩」しか覚えておらず、どこに出てきたのかなんて全然覚えちゃいません。要するに出ていたことすら知らんかったということですな。


「特急田中3号」に平岩紙(2007年)

KAT-TUN田中聖が主演の「鉄道オタク」青春ドラマ。小島理子役。


ここにきてようやく平岩が誰だか認識するに至る。偉そうなこと言ってたけどえらく最近だなという突っ込み覚悟の告白である。このドラマではメインキャストの6人に名前を連ねてテレビジョンの表紙も飾りました。


小島は北海道出身という設定で、実は自分の母校と同じ大学を卒業している役だった。確かドラマ放送時には「飲んだら方言丸出しになるというステレオタイプな設定はどうにかならんか」ということを書いたような気がするのだが、その「飲んだら方言丸出し」というのが平岩。関西出身なのにヘタクソな北海道弁を喋る平岩に密かにドキドキしていたのを今ここでようやく白状することになりました。


共演した栗山千明加藤ローサも魅力的ではあるんだけども、この3人のなかから誰を選ぶと尋ねられれば迷わず平岩紙と答えるでしょう。


クワイエットルームにようこそ」に平岩紙(2007年)

松尾スズキが脚本監督を務めた映画。ナースの山岸役。


実は、見てない。けどこの画像を見ていただければ、この映画が部分的に優れていることがお分かりになると確信する次第である。


踊る大捜査線THE MOVIE」の最後で青島が病院でリハビリしているシーンがあるのだが、そこに出てくる看護士さんが木村多江であり、ひとり別の次元で興奮したことを思い出す。ナースには何か特殊な力があります。


ハッピーフライト」に平岩紙(2008年)

グランドスタッフ(GS)吉田美樹役。


これはもう前述の通りなのだけども、平岩の「たよりない感じ」が爆発している。29歳の平岩に本来言うべき言葉ではないだろうが超キュートだ。映画を見たどれだけの人が、本当は平岩のほうが田畑智子より年上だと気付いただろうか?いや、結構気付いたか。



自分は今後平岩紙がもっと活躍すると踏んでいるのであります。あれだけ薄幸だった多江さんがあれよあれよという間にドラマの主演にまで上り詰めたことを考えれば、数年後平岩紙がドラマの主演を張っていても不思議ではないのです。ちょっと変わった役からものすごい地味な役まで出来るユーティリティの高い役者さんですから。


とにかく自分がここで「平岩紙」という名前を連呼することで、ひとりでも多くの方に平岩紙という魅力的な女優がいるんだということを知ってもらいたい。まあ自分が書くまでもない話なのかもしれませんけども、ちょっとでも有名になってくれればオッサンは嬉しいのでありますよ。