そのつもりならご自由に

高校生クイズ2009
今年も知識偏重の大会となり、今後この路線を踏襲していくのであれば個人的に思い入れのある「高校生クイズ」はもう見られないわけであり、一介のクイズマニアによる大会に成り下がるわけで、「特に感想を述べるような対象でもない」というのが昨年の感想と併せて自分の主張したいことであります。


もう一度同じことを書きますと、「クイズ番組」としてはアリだと思います。難問を次々と高校生が答えていくというのは悪くない。自分の知識をひけらかして褒められるというクイズマニアが垂涎するシチュエーションではありますから。需要もそこそこあるでしょう。しかしそれは本来「高校生クイズ」が志向していたものではないし、自分が「高校生クイズ」に求めているものでもないです。


昨年「こんなものを見て参加しようと思う高校生はいるのか、こんなことをしたら参加者が激減するのではないか」と書いたのですが、実際今年の高校生の参加具合はどんなもんだったのでしょう。高校生の数も減っていますし、毎年減少傾向にはあることは間違いないが、今年は前年度比で大幅に減っているんじゃないだろうか。自分が高校生なら「あれは無理」と普通に思うもんなあ。


来年からはいっそのこと名称を「全国高校生クイズ研究会日本一決定戦」にすればいいんじゃないかと。そうすれば看板に偽りなしだし、出たい人は出れるし見たい人は見るでしょう。ま、自分には「あとはご自由に」としか言い様がないわけで。


とりあえず今回の高校生クイズ最大の収穫は中川翔子が何ゆえに「バッカルコーン」なる単語を用いていたのかが分かったことです。普通に知らなかった。自分の「自称クイズ好き」は所詮この程度のもんです。