・ROOM OF KING
水嶋ヒロ主演。ROOM OF KINGという9人のルームシェアの部屋に住む人々の人間模様。９人とは書いたが、部屋が９つあるだけで第2話の時点ではまだ５人しか出てこない。
「サラリーマンＮＥＯ」の脚本家としても有名な大宮エリーが脚本監督を担当している。怪しすぎるミッキー・カーチスに斉木しげる、元若人あきら（「がしゅういん」って打つのが面倒なもんで）に加えて、コントのような板尾創路とキャストの随所に卑怯を感じるドラマではありますが、それでもやっぱり面白いことが免罪符になっている。仕方ない。布袋にガンダムとかうすら寒さと紙一重なところにはあるとは思うけども。
鈴木杏の顔面がちょっと酷いことになっているということが気にかかるけども、その脇で無駄にセクシーな井川遥の演技も見逃せない。自分の中で井川遥の演技はドラマデビュー作であった「空から降る一億の星」（2002）で止まっていてすげえ下手だった印象だったのだけど、この井川遥はなかなかたまらないものがある。ちょっと株が上がった。遅すぎるだろうか。
まだ登場していない人物含め、今後この登場人物がどう有機的に絡まっていくのだろうか、という点で「次も見てみたい」という気にはさせられる。
