よせあつめ


一本ネタとして書くまでもないけども、一行ネタにするには惜しい今日の感想を寄せ集めてひとつのネタにしようという姑息な手段。


・かわしかた
爆笑問題のバク天!」において、ユースケサンタマリアが「一本グソ」という単語を連発して困るという堂本剛の発言において

「一本グソ」の交わし方がわからない

と発言のテロップが出た。話の流れ上、ユースケがあまりに下品な「一本グソ」という単語を会話の合間合間に入れてくることに非常に迷惑しているという内容であった。だから、意味としては「一本グソという単語をユースケが発言したときにどうやりすごせばいいのかわからない」ということである。

しかし、テロップではその堂本剛の発言が「交わし方」という漢字に置き換わっていた。これでは堂本が「一本グソ」という単語でユースケとどのように会話を弾ませていいのかわからない、という意味になる。つまり、堂本剛がウンコネタでユースケと会話を弾ませたいかのようだ。

正しくは「躱わす(かわす)」であろう。敵の攻撃から身を躱わす、のかわすである。

もしこれが本当に堂本剛が一本グソという単語をユースケと交わしたいという内心を見抜いてスタッフがこうテロップで出したのなら、それはそれで賞賛されるべきかもしれんけど。

あと、ユースケの「陰口叩いても叩かれるな」の発言とか非常にステキ。


・逆輸入
一部で話題沸騰(ということに勝手にしておく)の、「エンタの神様」から見放された芸人を放送する「バク天芸人」のコーナーだが、今週から事前審査において放送時間を限定したのが素晴らしい。面白くない芸人が途中で切られることで面白さが増幅することをよくわかっている。

今回その「バク天芸人」のなかに、「ザ・たっち」という双子のブサイク芸人が登場した。

こいつら、本家の「エンタの神様」で放送されたことあるんですけど。

ネタはただ単に双子であることと見た目がブサイクであることをベースとしたちっとも面白くないものなのだが、エンタの神様側としては、その珍しさからOAしたのであろうが、バク天側としては、確実に彼らの「面白くなさ」を見抜いてエンタ側からバク点側に逆輸入したのである。非常に評価できる。いや、別にエンタが面白い芸人を扱っているとは全然思わないのだが、「エンタの神様に見放された芸人」という触れ込みで放送しているバク天芸人のなかにエンタOA組を入れてくるあたり、バク天のしたたかさを感じる。

と思ったら今度はガッポリ建設とかいうやつらがバク天OA後にエンタ出てた。もはやボーダレスなのか。

・100万円生活
めちゃイケ」において、浜口だまし企画の「1日100万円生活」。年明けの放送で一番最初に眠りについた人が優勝という企画において、浜口がぶっちぎりの強さで優勝し、賞金の100万円を手にしたのだが、それを取り返そうという岡村の画策により浜口に100万円を使わせて回収するというもの。

めちゃイケらしく手の込んだ騙しが満載で、めちゃイケメンバーの不用品を浜口に買い取らせることで100万円を回収していく。ひとつ間違えば詐欺で訴えられそうなもんだが(実際訴えたら勝つんじゃなかろうか)、見事にすっかり騙された浜口は100万円を使いきるのであった。

企画としては「100万円を取り返す」と口で言っているものの、どう考えても浜口を騙すための下準備に100万円以上掛かっているため、いわゆる「24時間テレビの制作費を募金せい」という批判が起きそうなものだが、そんな批判をするのは野暮ってもんだ。

100万円を取り返すというのはあくまで口実であり、要は浜口を気持ちよく騙せれば100万円などはした金なのである。浜口が自腹の100万円を豪快に騙されて使っていくのは、浜口に500万円払ってでも作りたいというのがスタッフの本音であろうし、それを実行するのがめちゃイケである。それにしても浜口は芸人じゃなかったらとっくに身の破滅を招いてるよなー。


・大人の事情は身体まで
お笑い芸人の北陽が「はねるのトびら」と「金持ちA様貧乏B様」との間で出演時間がかぶってしまい、3ヶ月もの間はねトびの出演を自粛するという事態が起こったが、それは所謂「大人の事情」と呼ばれるものだった。誰が最初にそういい始めたのかはわからないが、同一人物が同じ時間帯に2つの番組に出ることを許さないというのが「大人の事情」だ。

ジャニーズでは出演者だけでなく事務所が丸ごと「大人の事情」を抱えており、ジャニーズが同時に2つの局に出演しているということは再放送や地方編成などの特殊な事情が無い限りあり得ないのだ。それほどにテレビ業界では「大人の事情」が存在するのである。

しかし、どうやら「大人の事情」というのは出演者として番組に身体が映ることを指すようだ。

17日に放送された日テレのドラマ「仔犬のワルツ」に声優の山寺宏一の名前がスタッフロールで流れていたのだが(実際に出演したかどうかは確認せず)、その山寺宏一は裏番組の映画「少林サッカー」で声優としてバリバリ声の出演をしているわけで。

仔犬のワルツにちゃんと出演していたのか確認が取れていないのが微妙ではあるが、一応それでも「同一時間帯出演」を果たしたことになるであろう。声優には「大人の事情」はないのだろうか?それとも、ちっとも出演していなかったのだろうか、仔犬のワルツ


最後の文章は書いてみたけどどうもあやふやな文章だな。それもこれも「仔犬のワルツ」をちゃんと見てないから悪いんだけど、ちゃんと見る気にならんのですわ。なっち、すまん。でも安倍さん土9ばっか出過ぎだ。(フードファイトモー娘。としてちょい役)→ロシナンテの災難(堂本剛主演)→ナースマン(松岡昌弘主演)ときて、これで4作目。4作目にして初の主演)