スーパーフリー

金曜日に早稲田をはじめとした学生が5人、強姦容疑で逮捕されたのはもうご存知であろう。ワイドショーではなく、普通のニュースでも結構大きく取り上げられた問題である。本来ならベッカムなんぞ無視してこっちの報道をやるべきだとは思うのだが、まあそれもしょうがないだろう。

で、その逮捕された5人というのは、「Super Free(スーパーフリー:略称「スーフリ」)と呼ばれるサークルの主要メンバーであり、その代表であった和田真一郎は28にもなって早稲田の学生を続けているという、いわばサークルのためだけの「プロ学生」であった。

でまあ、この事件が明るみになってから出てくる情報というのは、それこそ酷いもんである。女性にとってはさぞ屈辱的なニュースだろう。それこそ被害者の悲痛な叫びが聞こえてきそうな事件ではある。ここに具体的には記さないが、まあ、「外道」の称号が今最も似合う人たちであるのは間違いない。

さて、そんなスーパーフリーであるが、早稲田の中では有名だったようだ。もちろん、危険なサークルとして。以前からそのような行為が行われていたというのは周知の事実だったようでであり、現実に早稲田の人間からは相手にされておらず、このサークルの狙いがあるところの、「どこの大学でも参加OK」という甘い罠に誘われていろいろな大学の人間が参加しており、その中の女性が多数被害にあったというのが現状のようだ。

このサークル、「ギャル男、ギャル女」の入会を拒否していた。状況から推測するに、そのような人種はこの手の行為に敏感であり、なかなか手が出しにくいと本人たちは考えたのかもしれない。しかしまあ、ニュース映像を見ればわかると思うが

主催の和田容疑者が一番みっともねえギャル男みてえなんだけどな。

日テレが奇しくも以前にスーフリを取材していて、そこに和田がばっちりインタビューに答えているのだが、どう見ても汚ねえギャル男風味。年食ってるから余計に滑稽である。それなのに自分と似たような人種のギャル男は入会禁止だもんなぁ。

普通の感覚を持っていれば真っ先にツッコミが入りそうなもんだけども、それが出来ない人間が騙されてしまったということかもしれない。そういう意味では騙された人間に落ち度がないとはいえなくもないが。まあ死人に鞭打つようなマネは現段階ではすべきではないでしょうが。

とまあ、和田容疑者を貶すのは簡単であるけども、どうせ世間に一生貶される運命にあるのだから自分ががんばって貶す必要性も感じない。


実はこの事件が発覚する数週間前に自分も札幌で開催されるはずだったスーフリのチラシを大学構内で発見していたのでした。「こんないかがわしい(ていうか都合のいい)サークルあんのんか?」と半ば呆れた感じでそのチラシを落書き紙に使わせてもらったが、こんなことになるなら差し押さえておけばよかったなぁと思う次第である。