ババアが来たりてなんとやら

野村沙知代ことサッチー(普通逆だけど)が脱税で逮捕されて以来、芸能界に下世話なネタを提供しつづけてきたオバハン達の活動も沈静化してきた。しかしここにきてババア祭りが再活性化される危険性を孕んだ事件が勃発した!

ご存知のとおりデヴィ夫人の1億3000万あまりの申告漏れである。やってくれるではないか、デヴィ夫人。あれだけサッチーの脱税の時に批判をしていたのに、今度は自分が申告漏れだとは。しかもその方法がサッチーのケースと似ていて悪質らしいではないか。大物である。さすがデヴィだ。好き嫌いは別にして大物だ。一般人と感覚がまるで違う。そりゃそうか。

「自分は国籍が日本にないから税金を払わなくていい」とか言い放ったらしいからな。

すでに一般人には到底至らない所の感覚を持ち合わせているようだ。まあ、税金をそのあと納めたらしいんでこの件はいったん終了。


そして今度はサッチーの出番。なにやら「名誉毀損浅香光代らを提訴」したらしい。そうきたか、サッチー。いかにもサッチーらしい行動だ。

きっと逮捕拘束中もこんなことばっかり考えていたんだろうな。ほかに考えることはないのか、サッチー。

んでもって、提訴されたミッチーのほうはその損害賠償として請求された「1億」という額に「ピンとこない」と発言した。ごく普通の反応。もうやりあう気はないようだ。喜ばしいことではあるが。

しかしサッチーの要求した「1億」という額が妥当なのかといえば、だいぶナメた金額のようでせいぜい500万も取れればいいとこだ、とワイドショーで専門家が話していたような気がする。もっともだ。確かに名誉を毀損するようなことがあったのかもしれないが、そんなに高額の賠償をされるほどの毀損ではあるまい。でもまあきっとこの提訴も棄却されるのがオチだとは思う。もし仮に裁判になったとしても負けるだろうな。

ちょっと前に名誉毀損で週刊誌を訴えてあっさり敗訴したムネヲ氏のように。

ムネヲ氏の好き嫌いは別として、裁判所に「ダーティーなイメージ」を認定されたのはちょっと気の毒だと個人的には思う。

また、サッチーは浅香光代のほかにもたくさん訴えているらしい。賠償総額で5億だそうだ。で、おそらくデヴィも訴えているだろうから、ひょっとすると法廷で

夢の「税金対決」が見られるかも知れない。いや、無論悪夢ではあるが。

きっとその前にデヴィが逆提訴すること必至。しかしあのオバハンも裁判好きだよね。日本の法律使うのは好きなのに、都合の悪い部分は日本の法律適用しないんだもんな。そんなオバハンに対し、いつぞやあっさり謝った神田川俊郎が不憫でならない。