ブラタモリ」レギュラーへ。まあNHKだから数字はさほど気にならないのだろうが、それが悪い意味での「これでいい」という意識を生んで失敗するような気がする。失敗したらしたで「タモリ倶楽部」で「これが本当のブラタモリ」として、ブラジャーを着けて楽しむタモリを放送してくれればいいんですけど。

そのつもりならご自由に

高校生クイズ2009
今年も知識偏重の大会となり、今後この路線を踏襲していくのであれば個人的に思い入れのある「高校生クイズ」はもう見られないわけであり、一介のクイズマニアによる大会に成り下がるわけで、「特に感想を述べるような対象でもない」というのが昨年の感想と併せて自分の主張したいことであります。


もう一度同じことを書きますと、「クイズ番組」としてはアリだと思います。難問を次々と高校生が答えていくというのは悪くない。自分の知識をひけらかして褒められるというクイズマニアが垂涎するシチュエーションではありますから。需要もそこそこあるでしょう。しかしそれは本来「高校生クイズ」が志向していたものではないし、自分が「高校生クイズ」に求めているものでもないです。


昨年「こんなものを見て参加しようと思う高校生はいるのか、こんなことをしたら参加者が激減するのではないか」と書いたのですが、実際今年の高校生の参加具合はどんなもんだったのでしょう。高校生の数も減っていますし、毎年減少傾向にはあることは間違いないが、今年は前年度比で大幅に減っているんじゃないだろうか。自分が高校生なら「あれは無理」と普通に思うもんなあ。


来年からはいっそのこと名称を「全国高校生クイズ研究会日本一決定戦」にすればいいんじゃないかと。そうすれば看板に偽りなしだし、出たい人は出れるし見たい人は見るでしょう。ま、自分には「あとはご自由に」としか言い様がないわけで。


とりあえず今回の高校生クイズ最大の収穫は中川翔子が何ゆえに「バッカルコーン」なる単語を用いていたのかが分かったことです。普通に知らなかった。自分の「自称クイズ好き」は所詮この程度のもんです。

飽きたな

めちゃイケ」で「フジサンケイお笑いレディース」なる企画。女芸人が互いに笑わせあうという企画。以前にめちゃイケメンバーで行われた「お笑いバトルロワイヤル」の女芸人バージョンという位置付けだろう。まあ糞尿まみれにはならなかったけども。


優勝候補の友近を破って優勝したのがアジアン馬場園。まあネタもそこそこ面白かったけども、この放送を見た友人の「関根勤と交互に見ていたら馬場園が関根麻里に見えてきた」というコメントのほうが面白かった。確かに関根麻里をあと30キロくらい太らせたら馬場園になりそうな感じ。


個人的にツボだったのは、椿鬼奴鳥居みゆきの対決。互いに笑わないまま勝負は続いたものの、最終的には椿鬼奴が勝利。ただし鳥居みゆきがつい笑ってしまったというよりは「なんかこれ以上続いても面倒だし飽きたからとりあえず笑ってみました」という空気が鳥居本人から漂っていたことが面白かった。鳥居をガチで笑わせるのはおそらく至難の業。本当の優勝は鳥居だろうなあ。鳥居が笑わせられるかどうかは別だけど。


あと最近の友近の扱い。自分は友近は面白い芸人ではあると思ってはいるけど、どちらかといえばマニアックな芸風であるしテレビのサイズよりも長時間で見れば見るほど面白いタイプの芸人であるわけで、それほど面白さがテレビから伝わる芸人ではないとも思う。それに比べて今回は参加しなかったが柳原可奈子という芸人は友近の逆で短時間でズバっと面白く、そしてその面白さが友近に比べてかなり分かりやすい。この観点からすれば現在友近がテレビの中で柳原より上の位置にいる(ように見える)のがどうにも不自然のような気がするんだが、自分の気のせいだろうか。

今週の平岩紙

赤鼻のセンセイ」では終盤ゆえに殆ど出番なし。「タイノッチ」では先週の続きでセーラー服を着るとどうしても夏帆との比較ゆえキツく見えるということを確認した今週。


でも三十路手前の紙ちゃんにはまだまだ10代の夏帆には出来ないことが出来るんです。おそらく夏帆はセーラー服の胸ポケットにやきそばパンを入れたりはしません。けど紙ちゃんはそういうことが出来てしまう人なのです。「タイノッチ」そのものはひとつも面白くありませんでしたが、紙ちゃんがやきそばパンを胸ポケットに詰めているのはひどく面白かったです。


というわけで今週の平岩紙
・セーラー服の胸ポケットにやきそばパンが入っていてもさほど気にならない。