じわじわくる

 

ユースケ・サンタマリア離婚していた」というニュースは、けっこうじわじわくるものがあります。

 

4/27に放送された「100まで楽しむつもりです」の中で、「令和に持ち越したくない」という理由で昨年6月に離婚したことを発表。そもそも人生を100まで楽しむためのヒントを紹介する番組で、結婚生活が破綻していることを隠したまま進んでいくことが耐えられなかったという。さらに話が進むと「実は離婚する10年も前から別居していた」ことも発表。

 

ユースケ・サンタマリアといえば草ナギ剛といっしょにやっていた「『ぷっ』すま」を代表に「いいかげんな男」というイメージが強い。なもんでそのイメージに乗っかればそんなに不思議な感じはしないのだけど、「昨年離婚していたことを聞かれなかったので約1年黙っていた」「それ以上に10年の間別居していた」というところに、いい加減で済ますことができないそこはかとない恐怖が後ろからついてくる感じ。

 

近年のユースケといえば「割とやべえ奴」を演じることが多くなっている。自分が見た中では「火の粉」で隣人を精神的に追い詰めていくのが印象深い。今放送しているドラマ「私、定時で帰ります。」でも、普通の振る舞いながら随所に狂気を感じさせるような役を演じている。もはや「どこにでもいるような顔してやべえ奴」はユースケの独壇場と言っても過言じゃないレベル。

 

そこらへんのイメージがオーバーラップして考えると、今回の離婚も色味が違う。もちろん個人的な事情は何も分からない。離婚の、別居のそもそもの原因は何なのかは分からない。しかしその事象が現在のユースケの演技に何かをもたらしていると思ったら、やっぱり何かしらの狂気があるんじゃないかと思えてしまう。そんなことはないとは思う。思うけど、何かがじわじわくるんだよなあ。

 

あと時系列を整理すると、別居後にモー娘。にハマったというのもなんだかじわじわくる。アイドルは疲れた心のスキマに入るものですな。正しい。