尾木おばあちゃん

ホリエモンこと堀江貴文が、自身の出演するはずだったネットの生麻雀番組が放送を自粛したことに対して批判した。それに対して今度は教育評論家の尾木ママがブログで反対意見を。


堀江の言いたいことを自分なりに要約すれば「好きな人しか見ないようなネットの麻雀番組を自粛したところで何になるのか。他人のスケジュールを押さえておいて急に中止はないだろう。中止にするくらいなら、賞金(500万)を全て寄付すればいいのに」という感じか。もうちょっと言葉づかいは乱暴であり、そこらへんに嫌悪感を示す人もいるだろうが、個人的には間違ったことは一つも言ってないと思う。


この意見で一番大事なのは「だったら賞金寄付するって言ってやりゃあいいのに」ということ。もちろん忙しい中スケジュール割いたのに急に中止になることに対する「個人的な怒り」もあるんだろうけど、その一方で「やることやって募金したほうが筋が通っているんじゃないのか」と自分には読める。被災している人がいるなかで麻雀やるのは不謹慎に感じるかもしれんが、じゃあ麻雀プロは日頃不謹慎なことして金稼いでいるのか、つう話になるわけだ。それはプロ雀士に対しても失礼である。熊本のど真ん中でやるならまだしも、地上波でもないネット配信でやるぶんには「予定通り放送する」が筋ってもんだろう。自粛という名の思考停止に陥っているという批判をされても仕方ない。


その一方で尾木は「自粛するテレビをバカにするのはとんでもない」と書く。うーん、となる。


確かにこの一文を読むと「堀江批判」のように聞こえるんだけども、根本的にズレているのは「自粛しているのはテレビじゃなくてネットの番組」なんだよなあ。まあ尾木くらいの年齢であればそこらへんをひっくるめて「テレビ」と表現している可能性もあるんだけど、ここから自分が読み取れるのは、物事の考え方どうこうではなく「尾木は発言者の意図をちゃんと理解してないでコメントをしてる」んじゃないかということ。


つい最近そう感じたことがあった。「橋下×羽鳥の新番組(仮)」においてである。市長時代の橋下の意見に対して反論ばかりを述べていた尾木が、実際番組内で育休に対する橋下の意見を生で聴いて「はあ」と感心して共感するような素振りを見せたのだ。それが自分には「尾木が考え方を改めた」のではなく「橋下の主張をそもそもちゃんと理解していなかったけど、今ようやくここで理解した」ように見えたのだ。自分にはそれが「相手の言ってることをちゃんと理解できずに批判を始めている」んじゃないかと見えた。で、今回のこの騒動。この件に関して同じように堀江が尾木に対してこの発言の意図をちゃんと説明したら、尾木はまた同じように「はあ」と言うんじゃないか。


尾木ママの(ブログの)発言を「そこらへんのおばあちゃん」の意見と考えてみる。


そう思えば至極納得がいく。「教育評論家」という肩書が乗っかっているからちょっとした意見に聴こえるけども、「そこらへんのおばあちゃんが瞬間的に思ったこと」と考えれば、何の遠慮もなく「はいはい、お茶でも飲んでましょうね」となる。何の思慮もない、までは言い過ぎであるが、相手の発言をまさに「字面でしか捉えられていない」のだから、そりゃ的外れな意見になる。そんな意見には納得できんよ。


ただ尾木おばあちゃんは、相手の意見を直接聞けば納得するだけの柔軟さはある。忙しいからかわざとなのか、相手の発言の意図を全然考えることなく発言しているだけだ。頑なに自分の意見を通そうとするジジイほど害はないものの、もうちょっと深読みならずとも中読みくらいまではしてほしい。あまりに浅い。市井のおばあちゃんの発言としてなら可愛げがあるしほっといていい。けども「教育評論家」の肩書きを背負っている以上、それでは困る。

ベイビーギャング北見、吉本解雇

無免許運転で一度逮捕されて今執行猶予中にも関わらず、また同じように逮捕されているのは悪質。正当な解雇理由すぎて困る。まあでもイケメンだからこの先の人生もどうにかなるんでしょー(棒読み)

「久保みねヒャダこじらせナイト」北海道で放送打ち切られる

呟きのほうにも少し書きましたが、局に打ち切った理由があるにせよ、こういう小さい積み重ねが「地方のテレビ好きを葬っていく」んだと思います。北海道は初回からきっちり放送していた数少ない局だっただけに、視聴者も少なくなかったはず。それを打ち切るという「信頼を裏切る行為」をUHBはどう考えているのかは聞いてみたい。自分には「その局が一気に嫌いになる理由」でしかないです。だったら最初からネットすんなと言いたい。


何度も書くけども「ももクロChan」打ち切ったHTBは絶対許さないからな。