超攻撃的布陣

いやー、AKBの選挙も終わりましたなあ(遠い目)


世の中は気持ち悪さで溢れております。もはや気持ち悪いことが正義みたいな風潮ですらあります。もっともそれは収監される前の堀江被告ライブドアブイブイ言わせていた頃から何の変わりもないのかもしれませんが。気持ち悪いことがスタンダードな時代です。グローバルキモイスタンダードです。


AKBの選挙は前回の更新が全てであるように、端的に「気持ち悪い」です。いや単体で見たら可愛い娘もいますし、その集金システムは「わかってます」という人も含めて非常によく出来てはいますが、それより先立つものが「気持ち悪い」じゃないですか。枝葉の部分で見るべき、注目すべき点はたくさんあるのはわかります。もっと「気持ち悪い」という感情を全面に押し出さなければいけないと改めて思うわけです。


やっぱり、無駄に歳を食ってしまうと「ま、いいか」と思えてしまうんですよね。自分がここで出しゃばって何か言うこともないかな、と。けどやっぱり言わなきゃダメなんですよね。本当に単純なことですが、言い続けるより相手に伝わらないんですよ。いかに名文を1発綴ろうとも、それは100発綴った佳文には敵わないでしょう。


テレビも本当につまんないんでしょうかね。最近ちゃんと見れてないので断言はできませんけど、数年前とそんなに変わってないでしょ。確信もってそう言えますよ。テレビが面白くないって言ってる人に「じゃあ何が面白いの」って聞いてみて、その答えを聞いた自分はおそらくこう答えます。「ああ、そう。それも俺にとってはそんなに面白くないけどね」って。


自分が歳を食えば、「面白い」の基準は変わってくるわけです。今の子どもが真剣に面白がっているものを今の自分が見たってそりゃ「面白くない」んです。にも関わらず、今の自分基準で「自分が子どもの頃はもっと面白いテレビ番組があった」というのはやっぱりナンセンスなんだよなあ。今自分が子どもだったときに今の番組を見たら楽しい可能性は十二分にあるのに、だ。


テレビは「相変わらずそこにある」から、自分が歳を食って時代も嗜好も変わっていることに気づけない人が多い。また、テレビをロクに見てないのに面白くないという人も多い。そんな人たちを心からかわいそうに思う。単純に面白いだけが面白いとしか判断できない人たちにテレビはまだ早い。そういう時代になってしまった。いいのか悪いのかはさておき。


更新頻度は相変わらず少ないですが、思ったことは素直に言っていきたいと思います。そして言い続けていきたいと思います。テレビはまだまだ面白いよ。