初耳

・しゃべくり007
平子理沙とAAA。この番組は以前からそうだが、なぜかモデル系のゲストが多い。上手いことキャスティングしてるな、とは思う。好き嫌いは別にして。


でまあ平子理沙は特にどうということもなく終わる。吉田栄作の嫁、というファクターは平子が出演する番組であまり触れられないのだけども、ここは渡辺プロのネプチューンがいるということでちょっとだけ触れられた。けど基本話さない。仲悪いんだろうな。完全なる思い込み。


それよかその後登場したAAAに驚いた。「AAA」が「出演してほしいゲスト1位」になったって、どこでアンケートしたんだろう。たぶんエイベックスの社内で行ったアンケートじゃなかろうか。それでも不自然だけどな。今このタイミングでAAA。自分が未だにピンとこないAKBであるならば「まあそういうもんか」と思わないでもないが、AAA。夢じゃないのか。


しかし何より驚いたのが、番組がAAAのことを「キングオブポップ」と紹介したことだ。


誰がそんな風に言ってるの?


自分はスガシカオのファンではあるが、彼が「キンブオブファンク」と名乗ることに「えーーーーー」と思ってしまう。いや名乗るのは勝手なんですけど、なんかそこまでのもんかと思ってしまうわけですよ。「キングオブ〜〜」で唯一いいと思ってるのは「キンブオブコメディ」だけです。


いやでもまあ自称他称を問わず、「キングオブ〜〜」と言う(言われる)のは勝手ですから、自分がそう思うのなら前面に押し出せばいいと思うんですよ。あとは受け取る側が賞賛するのか滑稽だと思うのか、の問題ですから。だからAAAが仮に「キングオブポップ」だとしても構わないといえば構わないでしょう。


けどまあ、一般的に「キングオブポップ」といえば1000%カルロストシキが言うまでもなくマイケルジャクソンでしょう。オマエらにマイケルと並ぶ何かはあるのかね、と。誰が彼らを「キングオブポップ」と認めるのだろうか。こうなりゃ自称だろうが他称だろうが、そういう問題ではない。AAAを「キングオブポップ」と紹介することに黙認したやつは全員出て来いと言いたい。


しかも質が悪いのは、AAA登場前に平子理沙がマイケルのファンだという話でひとしきり盛り上がった後の「キングオブポップ」紹介である。意図的にやってるとしか思えない。あまりにマイケルに失礼じゃないのか。


いくらAAAをゲストとしてもてなす必要があったとしても、マイケルの話題の後に「キングオブポップ」と同列に並べる勇気は自分にはない。並ぶ勇気もない。もし自分がAAAで事前に知っていたなら全力で止める。なんかこう、恥ずかしさの極致を見た気がする。


いやこれが仮にしゃべくり007スタッフによる「AAAを意図的に貶める為の手法」だったら、感心はしないが気持ちはなんとなく分かる。けどAAAを貶めるためにしていい行為かといえば全く違う気がする。面白い番組だけに、こういう「誰も得しない演出」はセンスを疑わざるを得ない。