今週の平岩紙

久々の復活。いやあずっと紙ちゃんは定点観察はしているんだけども、今回はちょっと書いておきたいことがありまして。


「タイノッチ」にて、ファミレスでお子様ランチを頼むという羞恥プレイを行う企画の第2弾。初回では紙ちゃんが選ばれることはなかったわけだけども、今回初めて当たってしまい、お子様ランチを食べる紙ちゃん。そこまではいいんです。


この企画の恥ずかしいところは「大人がお子様ランチを食べる」という点に加え、「顔の割れている芸能人がお子様ランチを注文する」というところに二重の恥ずかしさがあるわけです。いわば芸能人のメンツに関わる話にもなります。裏を返せば、ただの一般人がお子様ランチを頼むというのは「単なる可哀相な人」になりかねない。


国分、井ノ原、千原の3人に関してはまだいい。もちろんいい年こいたオッサンがお子様ランチはない、という話ではあるが確実に顔は割れる。だからこその「なんかテレビでやらされている感」が発生する。しかし紙ちゃんはといえば、一応最近ではドラマにちょくちょく顔を出す存在にはなったものの、3人に比べたら圧倒的に知名度は低い。しかも女性。はっきり言って紙ちゃんにとってはキツい。


だからこそ紙ちゃんには、というより「タイノッチ」でこの手のロケはやってはいけないと思っているわけだが、なぜだか第2弾。紙ちゃんはお子様ランチを食べるわけだが、周囲の女性にジロジロ見られて非常に恥ずかしがっていました。


しかしだ、しかしウソはいかんよTBS。あの周囲でジロジロ見ていた女性は完全に「ヤラセ」じゃないか。あのロケの状況が物語っているじゃないか。


もちろん店にはカメラが仕掛けられており、また昨今のテレビ事情で素人の顔には無闇にボカシを入れる傾向があるにも関わらずしっかりはっきりと放送されていることから、店にいる人間がまったく事情を知らない人とは考えにくい。席だってあんなに都合よく開いているわけがない。これを「やらせじゃないか」と糾弾するのは簡単だ。ただ、自分はやらせであることを責めるわけではない。あくまで「演出の範囲内」といってしまえばそれだけ。怒る気はしない。


にも関わらず、自分はこの「やらせ」が気に食わないのですよ。それはなぜか。紙ちゃんがお子様ランチを注文したときに「あの人テレビの人だよね、っていきなり話しているのが聞こえた」という話をしていたのだが、断言しよう。


そこらにいる若い女性が紙ちゃんのこと「テレビに出ている人」だなんて認識できるわけねえだろ!!


いやね、もちろん紙ちゃんの知名度がゼロとは言わない。けど、けどね、紙ちゃんのことを「テレビで見たことある人」だなんて認識をされるまで有名だとは思わないのだよ。もし知っているならば「平岩紙」という固有名詞が出てくる気がするんだ。「顔は見たことあるけど名前は知らない女優」ってな存在ではまだまだない、といちファンの自分が物凄く失礼を承知で言ってみる。


自分は何に怒っているのかといえば、紙ちゃんに「自分も一般女性に顔や名前を知られる存在になった」と思わせてしまうようなTBSのやり方に怒っているのです。そこまで紙ちゃんは有名じゃありません!失礼だろ!こんなこと言ってる自分が一番失礼だとかいうのは無視!


少なくとも紙ちゃんがそのレベルに達するのは、今年の3月以降、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演するようになってからでしょう。主人公の友人という、紙ちゃんがもっとも得意とする脇役であります。この出演をもっていよいよ紙ちゃんが「スタジオパークからこんにちは」に降臨するんじゃないかと今からワクワクしている次第です。三谷幸喜は何も関係ないけどFAX送ってほしい。


というわけで今週の平岩紙
・一般人に顔が知れている、というのはTBSのやらせ