つまりはナメてるんだろ

「情報整理バラエティ ウソバスター」にて、ネット上のウソを発見するというコーナーで紹介されたブログがテレ朝スタッフによって作成されたものだと判明。


これ自分は報道される前に2ちゃんで話題になっていたのをまとめサイトで自分は確認していた。「投稿日時がほぼ同じ」「記事がウソ情報のひとつのみ」など、杜撰すぎる仕込みだったために発見された模様。テレ朝側としては「本当にあるブログの許可が取れなかったので、自分たちで製作した。その旨を説明するテロップを表示すべきだった」と弁解しているが、どうも怪しい。


実際にあったウェブ上にあった情報か、というのは分からない。調べれば元となったブログの情報も出てくるのかもしれないが、こればかりはソースがはっきりしないため探るのは難しい。ただ自分が怪しいと思ったのは「テロップを表示すべきだった」という弁解のほう。だってこれ、そんなに難しい作業じゃないし、捏造に関していろいろ問題が起きたこともあり「自分たちで製作したことがバレたら問題になるかも」と思ったら最初からテロップくらい用意するだろう。にも関わらずそのまま放送したということは「バレない」と思っていたんじゃないかと自分は単純に思うわけだ。だから弁解そのものが胡散臭い。


テレビや新聞の中の人間はネットの住民を完全に見くびっている。そのくせ自分たちはネットの知識がないもんだから、平気で「この程度のことはバレない」と高をくくってやっていることがバレバレだ。まあテレ朝は以前から「検索ちゃん」あたりでも相当怪しいネット上の情報引用をやっているので(「検索ちゃん」の場合は既に見ているほうがネット検索からの出題であることを重要視してないだろうから誰も気にしてはいないのだろうが)、こんな程度どうとでもないと思ったんだろう。


ただ曲りなりにも「ウソバスター」と名乗る番組で、しかもネット上のウソを見つけるというコーナーでこんなウソをつけばどうなるかくらいは分かっても良さそうなもんだとは思う。つまりは「視聴者ナメてんだろ」としか言いようが無い。捏造したかどうかが問題ではなく、捏造と疑われることを平気で行いバレなければいいと思っているその腐った思考回路が問題だ。そこを詫びなきゃ何の意味もない。