よほど好きな芸能人のことでもない限り、テレフォンショッキングの前回出演時のことなど覚えちゃいない。もっとも自分はよほど好きな芸能人であっても前に出たときテレフォンショッキングで何を喋ったかなんて記憶しちゃいない。覚えているのは本人くらいで、タモリは当然のように覚えていない。だから出演するたびに同じことをやってもなかなか気付いてもらえないものである。
山本太郎はテレフォンショッキングに出演する度に自作自演の電報を打つ。
前回山本がテレフォンに出演したときに自作自演で電報を送っていたのをたまたまリアルタイムで見た。その時に「まさか出る度にやってるんじゃないだろうな」と思って調べてみたら、案の定やっていたのである。そして今回山本太郎がテレフォンに出ることを知ったときに「やるだろうな」と思ったら、やっぱりやった。思わずガッツポーズである。
「いいとも!」に関してはタモリより詳しいであろう毎度お馴染み「笑っていいとも!資料室」さんで山本太郎の過去の出演を調べてみると、自分が見た2004年6月2日の出演回ではマリリン・モンローから、そのひとつ前2001年6月4日はマライア・キャリーから、そして今回2008年10月24日はマドンナからだった。
で、この電報、毎度毎度必ず微妙な空気になる。タモリもタモリで突っ込みを待っているであろう山本太郎にはっきりと「自作自演だろ」と言えばいいものを、なんだか中途半端に疑うだけで終わる。だから今回山本太郎は居たたまれずに「自作自演です」と白状した。毎回こんな風になるならやらなきゃいいのに、とは思うがそれでもやり続ける(少なくとも8年越し)のは単純に呆れる。
ここでふと思う。山本のテレフォン出演はまた2,3年後になるだろうが、その時もやっぱり自作自演の電報を打つのではないかと。じゃあ次回の電報は誰から来るのだろうか、と。手掛かりはある。それは調べうる範囲の過去3回の共通点を考えればいいのだ。マライア・キャリー、マリリン・モンロー、マドンナ。この3人の共通点はなんだろう。
- 名前が横文字
- 女性
- 「マ」から始まる
- 巨乳
- 大物
こんなもんだろうか。8年越しのネタなので毎度のことを覚えている人も少ないだろうけど、こう並べてみると実に明確な意図をもって選ばれているのがよく分かる。特に名前が「マ」から始まるなんてのは大きなヒントだ。
さてここで問題。この条件から導き出される人物は一体誰でしょう?暫し考えて頂きたい。
自分が導き出した答えは
である。ひとつずつ条件を検討してみよう。
- 名前が横文字
→ご覧の通り横文字「マツコ・デラックス」。
- 女性
→少なくとも心は女性
- 「マ」から始まる
→「マ」ツコ・デラックス
- 巨乳
→言わずもがなバストサイズオーバー100。
- 大物
→デカい。デカすぎる。
というわけで、次回テレフォン出演時に山本太郎が自作自演で送る電報の主は「マツコ・デラックス」で間違いありません。ま、「外人女性」と書かずに「名前が横文字」と書いた時点で自分のしょうもない企みに気付かれた方がいるような気はしますが。
余談ではあるが、山本太郎はこの過去3回の出演時に、電報だけではなく「kimuchiya.com」というアドレスのサイトを持つ「キムチのミズノ」のキムチを毎回持参している。そして毎回山本は「キムチ屋ドットコム」の話をして、毎回タモリは初耳のようなリアクションをする。単に覚えてないだけなんだろうけど。