育ってきた環境が違うから

どうも、コロナウイルス罹患者がいる札幌で今週末飲み会があるハトヤです。来週以降更新が途絶えたら、それはただの仕事の繁忙期とサボりです。

 

それはともかく、テレビの話。

 

しくじり先生」の打率が最近低くてしょうがない。まあAbemaで完全版を見てないという事情もあるのでしょうが、そこまで番組に義理立てする必要がないですから、そういう感想になる。

 

先生として登場したのはゆきぽよこと木村有希。過去に付き合った男が5人全員浮気をして、そのうち4人が捕まったという話。彼氏が捕まるのはみちょぱ池田美優)よろしくギャルあるあるなので、もはや何とも思わないけども、その突っ込み方がまあ浅い浅い。時間的にそんなに前の話ではないので、詳細を話すと何かと問題があるのだろうけども、じゃあネタにするなよとは思う。前にも書いたが、生乾きの傷を完治してないのに晒すのはやめろよ。

 

あともう「やんちゃ」って言葉もいい加減辟易だ。ただの素行不良なんだから。芸能界は薬物に甘いなんて言ってるけど、世の中はもっともっと「元不良」に甘いよなあ。元不良でなかった自分からすれば腑に落ちないことしかない。

 

まあそれも世の中の集合体の一部として確実に「そういう人たち」がいるのだから仕方ない。世界は多様性で成り立っているのであり、自分の考えと違う人たちが自分の考えと違う常識で生きているのだ。認めたくない部分はあるが、それを認めて「違うもんはしゃあねえ」と思うことは結構大事だ。

 

「みんなやっている」という価値観は難しいですよね。

 

水曜日のダウンタウン」でまんまと売り出されたアイドルグループ「豆柴の大群」のメンバーナオ(芸名ナオ・オブ・ナオ 個人的にはWACKの芸名のこのノリがとても苦手なので普通にナオさんで呼びたい)の未成年時の飲酒写真が流出し、謝罪する事態に。まあどう考えても身内が売ったんでしょうねえ。浅ましいですねえ。もっとも浅ましい身内と飲んでしまうところに個人の人生が透けるのだから仕方ないですけども。

 

未成年飲酒を「別に良い」とするか「絶対良くない」とするかは、その人の背景なり信条なりが見えてくる事案です。自身も飲んでいた人はやっぱり擁護するし、そうじゃなかった人は激しく糾弾します。「法律に反している」という意味では絶対良くない派に正義があるんでしょうが、正直あまり好きな論拠じゃあないです。

 

もちろんみんなやっているからそれが許されるわけではないですね。逆にみんなやってしまうからこそ法律で取り締まる必要もあるわけで。だからまあやらないに越したことはないけども、やってしまったことを必要以上に誇るわけでもないならば、未成年の飲酒くらいそっとしといてやれよ、とはオッサンの自分は思うわけですね。異論は大いにあるだろう。しかしこれは「個人の内なる良心」の話であるから、仕方ない。批判されても困る。結局こういう判断って法律どうこうより自分のおかれてきた環境の問題。

 

未成年の飲酒を糾弾できるのは、生きていて一切法を犯していないと言い切れる人間だけかなあとは思う。どんなに細かな法律も守っている人がいれば、の話だけど。いたとしたら怖いけどな。その程度の話だと思うよこんなの。世の中窮屈にしてもいいことない。