世紀の一戦

たけしが給食を食べたいためだけに放送される「平成教育委員会」に、八田亜矢子優木まおみという、現在自分のなかの「2大いけすかない女」が共演していました。


八田亜矢子。24歳。東大在学中。2004年ミス東大(事実)。の割には大して美人でも可愛くもない(私見)。テレビで披露される東大及び東大受験に関するエピソードがいちいち鼻につく(私見)。


優木まおみ。29歳。東京学芸大卒。有吉のつけたあだ名は「62点」(事実)。キャッチフレーズは「エロかしこい」だが、さほどエロくもなければさほど賢くもない(私見)。むしろ国立大卒にしては教養のなさが目立つ(私見)。


年齢差こそあるが、この二人は自分の中では「学歴だけで芸能人になったと思っているやつ」と「なんでテレビに出ているのかよく分からないやつ」の代表なのです。前者はいわずもがな「キャンパスナイトフジ」に出ているような大学ミスコンの連中であり、後者は「こいつがテレビに出てると誰が得するの?」という謎の推され方をしている連中。もちろん自分にとってはテレビを見ている上で「忌むべき存在」であり、枯れ木の山も賑わいだとは思えどやっぱり腑に落ちない。


ここで最初で最後のフォローをしておきますが、この二人とも実際に会ってみたら物凄く素敵な人の可能性はあります。会った瞬間骨抜きにされる可能性もあります。ただ、あくまで可能性なので実際にはどうだか知りません。テレビで見るとおり物凄くイヤな人なのかもしれません。以前から述べていますが、あくまでテレビの中の人の「本当の」性格は視聴者の自分には関係ないんで。自分にはテレビで見た印象が全てです。


話を戻す。でまあ、この二人、出来ればどちらかはテレビから姿を消してくれないかと自分は切に願っているわけですよ。両者とも消えてしまえばいいとまでは言いません。ただ、芸能界というただでさえ狭いポジション争いを行っているなかで、八田亜矢子優木まおみが共存をする必要はないというか、そんなに余計な席を置いておく必要はないと遠慮がちに思うわけです。


八田に関しては堂々の「お嬢女王様気質」であり、自分が主役でなければイヤなタイプであろうことが画面越しにヒシヒシと伝わってくる。ただ八田のポテンシャルでは東大の顔面偏差値では上位かもしれないけど、芸能界という日本中の顔面偏差値が高い人物が集っている業界では全然物足りない。にも関わらずどうしても自分が目立ちたいらしく、一応場は弁えつつも画面の端々から自分アピールを抑えきれない様子が伝わってくる。そういうのは東大レベルの合コンでやればいいんじゃねえの。


一方の優木は看板に偽りあり、というか偽りしかない。前述のように「エロかしこい」がキャッチフレーズだが、ちっともエロくないし、ちっとも賢くない。では何のためにその場に存在しているのか、と問われればおそらく誰も正確に答えることが出来ない。だって答えようにも答えそのものが存在しないのだから。なんとなくエロっぽくなんとなく賢くっぽく、なんとなく画面に映りなんとなくタレントっぽい空気を出す。全てが「なんとなく」でしかない女。マルチタレントという肩書きもあるようだが、「マルチ」って言葉は便利なもんだ。


とまあ、自分の偏見に充ちた私見を並べたわけですが、少なくとも自分が「この二人が両者とも同時に芸能界に存在しなくてもいい」と思っていることは理解いただいたと思います。こういう人たちがいてもいいです。存在そのものは否定しません。しかし最前線に同時に存在することを許容できるまでではない。


だから自分は提案したいのです。この二人、芸能界引退をかけて真剣勝負の殴り合いをしたらいいんじゃないかと。負けたほうが芸能界引退です。いっそのこと日本武道館で興行としてやってみてはいかがでしょうか。キャットファイトというジャンルとしても盛り上がると思いますし、何より彼女らが内に秘めている(あるいは秘めきれなくなって露悪している)ドス黒い感情がありったけこの場で放出されるのです。普段テレビでこの二人を見ても面白いことなんぞひとつもありはしませんが、こんな試合が組まれるならばそれは最高に面白いでしょう。この試合が興行として打たれるのであれば、自分は5万払ってでも生で観戦する。


ちなみに自分の予想では八田亜矢子が勝つんじゃないかと踏んでいます。