投げやりにも程がある

・おちゃべり
TBSが昼ドラを撤退させるため、最後の作品となる昼ドラ。星野真里堀内敬子峯村リエ扮する3人の主婦が喫茶店でおしゃべりを繰り広げ、毎日登場するゲストの悩みを解決していくという1話完結のドラマ。


まだ始まって2回ではあるけども、まあ面白くない。早送りしたくなる右手を抑えるのが大変だった。自分が昼ドラを見る層ではないことは重々承知しているが、それでも過去に数本観たことがあるわけで、それらと比べてもクオリティ低い気がするんだが。コンセプトは悪くないけど、話の中身があまりに陳腐で退屈というか。会話劇としてもあまり見所がない。


そもそも主題歌がリュ・シウォンであり、彼がドラマ本編とは全く関係なく最後に出てきて視聴者に向かって囁きを入れるというコーナーがある事自体、「ドラマはオマケなんでこっちを見てね」と言わんばかりである。最後の昼ドラだっつうのに最初からドラマやる気なしか。投げやりか。うちのサイトか。


しかもその囁きのアタマに適当な女性の名前を呼ぶのが腹立つ。これ目当てに見ているババアが自分と同じ名前を囁かれた日には昇天しちゃうっていう寸法でしょ?もうこれだけで30分やっとれよ。星野真里に余計な労力使わすな。毎回最後に放送してたらババアどもだって最初の曲と最後の囁きしか見なくなるっちゅうの。自分がシウォン目当てのババアなら間違いなくそうする。中身の間は「おもいっきりイイ!テレビ」見てる。あと、そんなババアたちは「銭ゲバ」見てイヤな気分になってほしい。


こんなこと書くくらいしかないドラマではあるが、第2話(火曜)で劇団四季出身の堀内敬子(とても37歳には見えません)がカラオケで美声を披露していたのが今までのところ最大の見所です。しかも今後これを越える見所が出るのかは怪しいもんです。とにかく何が言いたいのかといえば、「最後の昼ドラなんだからもうちょっと気合入れてやれよ」ということ。最後っ屁みたいな作品だけは勘弁してくれ。