ヒロ福地

ここからは完全に北海道の方向けの余談。北海道以外の方は読んでもさっぱり分からないでしょう。


先日STVが同社設立50周年のイベントを札幌芸術の森で開催した。その様子を中継した番組をテレビで見ていたのだが、今のSTVの勢いを象徴するかのようなぐったり加減が悲しくなる。毎年この時期にイベントを行っていて近年ではSTV広場&スピカで開催していたものが、今年は工事(スピカ取り壊し&ヤマダ電機店舗建設中)ということと50周年ということもあってか芸術の森で開催。歌手が多数登場かつ無料とはいえ、あんな交通の便が良くない南区の奥地でやるのではなかなか行く気にならない。


しかも毎年STV前でやってるお遊びのような縁日をそっくりそのまま芸術の森でやられてもキツい。STV前でやってるならまだ可愛げがあるけど、芸術の森にわざわざ足を運んであれではがっかりするだろ。今同じく芸術の森で開催されている男鹿和雄展観に行くついでくらいの気分じゃないと辛い。


一方で先日HTBは40周年の生番組を放送。そういや「歓喜の歌」も40周年特別番組だったか。STVが毎年の如くアナウンサーメインであったのに対し、こちらはTEAM NACSをメインに据えた構成。番組の中身としてはかなりグダグダだったけども(特にアナウンサーの進行の拙さが目立った。そういう意味ではSTVのアナウンサーの能力は北海道随一であることは否定のしようがない)、札幌ドームを貸しきるなど局の好調が雰囲気として伝わったのはSTVと対照的だった。まあSTVは例年の恒例行事の延長(イベントのみならずテレビ放送も毎年やってる)であるのに対しHTBは一大イベントの位置付けだったという違いはあるだろうが。