優勝

「R−1ぐらんぷり」の決勝進出者が出揃ったようですが優勝はあべこうじでした。


日本語がおかしいように思われるかもしれませんが、これでいいんです。なぜなら昨年自分の中で「R-1はピン芸という自由演技では面白さの基準がそれぞれ違うので見ている各人が優勝を決めたらいいんじゃないの」という結論に達したので、決勝メンバーを見て勝手に優勝を決めてみました。2年前のR−1決勝で最高のパフォーマンスを見せたにも関わらず勝てなかったあべこうじを早くなんとかしてあげたい(何時の間にか離婚してたようだし)という気持ちから、あべこうじ優勝に決定です。


世界のナベアツだとか鳥居みゆきだとか旬のピン芸人が出てくるのはもう仕方ないと思うのですが、優勝までかっさらうレベルではないかな、と。いや世界のナベアツこと渡辺鐘の芸人としての実力はこの中では頭二つ抜けていると思ってますけども、だからといってここ最近の「世界のナベアツ」というキャラで勝ってしまうのもまたなんだかな、という気はします。また鳥居みゆきはこういう賞レースで勝ってはいけないです。


あとは実力とネタの程が知れている吉本芸人なので特に興味もないのですが(単に自分の好みの問題なので他意はありません)、ひとりだけ面白そうなのは芋洗坂係長。無論「こいつ誰?」と思ったのですが、その正体は小浦一優。元テンションで現在は俳優である田口浩正の相方だった人。「ロリポップ」をネタのブリッジに使っていたのでお馴染みのコントグループだったが、どれくらいの人がピンと来るのかは自分には分からない。いまや田口に比べて小浦をテレビで見る機会は殆ど無いのだが、まさかこういう形で登場するとは思いもしなかった。


というわけで今年のR-1の優勝はあべこうじでした。おめでとうございます。