松な人たち

昨日の文章、事実関係を確かめてみたらひどいもんです。まずタイトルから間違っている。実はサイン会ではなく「握手会」だったようだ。そしてオチの部分で「衝立はマスコミに対する盗撮してみとという挑戦」というように書いたのだが、思いっきりマスコミには素顔さらしているでやんの。マスコミはOKだけど一般人はダメ。いったい誰から逃れようとしているんだろう、田代は。クスリが見せる幻影から逃げているのだろうか?

さて、今日の本題に移る。今日のテーマはである。まず松山千春が代表を務める芸能プロダクションが約6000万円の所得隠しをしていることが明らかになった。詳しいことはよくわからん。それでいい。問題なのは、この事件がにおわせる空気である。

なんとなくムネヲな匂いがします。

いや、ムネヲが直接絡んでいるわけではなく、汚い金の話題×松山千春=ムネヲという方程式が頭の中に登場したぐらいにして。ご存知のとおり松山千春は同郷であるムネヲの熱烈な支持者であって、ムネヲが窮地に立たされたときもムネヲを応援していた。ムネヲを応援したら、ファンから「ムネヲを応援するならファンをやめる」とまでいわれたこともあったようだ。

そのファンはいったい千春のどこを見てファンになったのだろう?

松山千春のコンサートというのは本当のファン以外には敷居が高すぎる。まず、チケットがべらぼうに高く、それでもすぐに完売してしまうゆえ本当のファンでないと手に入れるのが難しい。さらに、彼はコンサートで歌詞を覚えていないので歌詞を見ながら歌う。これに耐えられなければファンではない。さらにトーク中心ゆえせいぜい10曲くらいしか歌わない。以前に「20曲もコンサートで歌うやつは小物」と発言したこともある。

そんな千春に対し、楽曲だけでなく彼の喋りや人柄に惹かれる人も多い。もっと大雑把に言えば、松山千春の曲は好きだけど性格は嫌い、というファンをあまり見たことがない。つまり、千春ファンはすべからく千春信者なのである(こんなこと書いて怒られないだろうか?)。そういう背景があって、千春ファンなら彼がムネヲと旧知の仲であるなんて常識だったはずなのだが、それでもムネヲ騒ぎのときにそういうことを言い出すファンがいたのには正直驚いた。

まあ、ファンが離れようと松山千春はムネヲを支持し続けるだろうから何の問題もないだろうが、もしその度が過ぎて千春まで逮捕されたらそれは危険だ。なぜなら

ムネヲ以上に箔がついた「コワイ人」になっちまう。

見た目の恐怖の上に妙な凄みまでついてしまえばヤクザ顔負け。つうか本しょ(ry


話変わって松岡修造がテレ朝の水泳のキャスターを務めるようだ。それにしても松岡修造はなぜあんなに熱いのだろう?昔は「熱い」の代名詞が吉田栄作だったのは周知の事実だが、あれ以来これほどの「熱い」キャラは存在していなかったように思える。そのくらい熱い。

長嶋一茂が本気で嫌がるくらい熱い。

この形容詞はいかに松岡修造が熱いかを物語っている。そんな彼の熱い感じはこのコメントからも読み取れるだろう。

「選手が水に入っているとき、何を考えているのか、その辺をしっかり伝えていきたい」(記者会見でのコメントより)

たぶん泳ぐことに必死で何も考えていないと思うんだけどなあ。

もはや修造レベルになると、「水中で選手が何を考えているのか」が伝わってくるのだろう。自分は泳ぐことで頭が一杯だと思うんだけど、プロから見ればやはり「何かを考えている」んだろう。本当か。

もっとも、その心情を伝えるのもかなり難しいとは思うんだけどなあ。しかし松岡修造ならそれが可能であると信じてみたくなる。熱さがあれば何でも出来る。猪木の名言も近いうちにこう訂正されるかもしれないし、そういうことにしておこう。最後に、テレ朝に一言。

水泳もいいけど、おまえのとこの元社員のレイプ犯の報道をやらないのは自主規制ですか?

こういう「隠したい報道」も松岡修造にやらせてみろや。きっと熱く語るぞ。