飛行機は飛ぶ オヤジは怒らない

テレ東深夜に「THEフライト 翼の時間」という番組が始まったんです。


テレ東の深夜のバラエティ枠といえば「ゴッドタン」だの終わってしまったが「怒りオヤジ3」だの、テレ東テイストに溢れたいかにも深夜番組が溢れているナイスな時間帯。番組タイトルだけ見れば「ただの飛行機の番組」のように勘違いしてしまうかもしれませんが、そこはテレ東。そんなタイトルをつけておいて、中身は思いっきりバラエティ仕様で腹を抱えて笑えるような番組に仕上がっている。


そういうつもりで番組を見てみたのですが、これが驚くぐらいに「ただの飛行機番組」でした。もう本当に驚いた。


飛行機の機体について詳しく説明したり羽田空港について説明したり、そして空港で働く人(確か初回は航空管制官だったはず)について取り上げてみたり。徹頭徹尾「ハッピーフライト」の映画要素が全くない感じの飛行機番組。当然自分のような飛行機に関し何の興味もない人間が見たところで「はあ」としかならない。もちろん番組が悪いわけではなく、興味のない分野の番組を見る自分が悪い。


しかし、しかしである。考えてもみてほしい。前の週まで「しょこリータ」を放送していた枠だったのに、翌週から「ただの飛行機番組」を放送されても、これは視聴者のほうが対応出来ない。別にしょこたんが出るような番組が続くだなんて思わなくても、最低限「バラエティ的なもの」が始まると思ってしまう。ま、自分の場合はどんな番組が始まるか知っていてなおかつ録画までして見ているので本当は一切文句の言えない立場ではあるんだが。


でまあ調べてみるとこの「THEフライト 翼の時間」はテレ東がBSデジタルで展開している「BSジャパン」製作の番組のようだ。過去にBSジャパンがBSデジタルで放送していたものを地上波に転用したのだろう。要するにここでも経費削減ということである。テレ東の深夜バラエティ枠にそぐわなくとも、経費削減は避けられないということか。飛行機ファンは嬉しいかもしれないが、バラエティファンとしてはやっぱり寂しい。


直接関係はないかもしれないが、この番組が始まるのと前後して終わってしまった「怒りオヤジ3」はやはり経費削減の対象になってしまったのだろうか。竹山と矢作、及川奈央あたりは経費は多少削ってでもいいからつぶやきシローだけはなんとかしてあげてほしかった。今年の年明けに放送した「モヤさま」「怒りオヤジ3」「アリケン」の3番組でやった忘新年会が無駄に面白かったのに、もうこの組み合わせが見れないと思うとやっぱりちょっと寂しい。ゴールデンより金のかからない深夜枠くらい経費削減をなんとか回避してほしいなあとテレ東には懇願したい。

ハーフパイプカット

松任谷由実のオールナイトニッポンTV3
北海道では1週間遅れで放送。ユーミンがゲストを呼んでラジオの如く際どいトークを連発。


EXILEPerfumeRIP SLYMEらアーティストを差し置いてユーミン本人が盛り上がっていたのは市川海老蔵と天津木村。特に天津木村に関してはユーミン本人がエロ詩吟のファンであるらしく、天津木村の前で自作のネタを披露するなど、これをメインにやっても良かったんじゃないかと思うくらいの気合の入り方。天津木村に名付けたラジオネーム「ふすまカビ」も秀逸(ちなみに候補は「ボロマネキン」「夜明けの笠地蔵」「しじみの首飾り」)。


なかでも笑ったのは、ユーミンの自作エロ詩吟がブリーフのネタだったのだが*1、その時にBGMに流れたのが「中央フリーウェイ」。言わずと知れたユーミンの名曲であるが、これって間違いなくかつてのボキャブラの名作ネタ「中央ブリーフ連盟」と引っ掛けてます。
参考↓

ハウフルス的なノリだったのか、それともスタッフの中にボキャブラフリークがいたのか不明ですが、間違いなくスタッフの中にバカ(褒め言葉)がいました。ありがとうございました。

*1:「ブリーフに ぞうさんの顔を描いて 鼻のところに穴をあけておいた」というネタ。包茎前提のネタですね