違和感のあること

東大卒芸人

吉本初の東大卒芸人ということでクイズ番組で顔を見るようになった「田畑藤本」というコンビの藤本淳史。知的な雰囲気を匂わせて実際に知的なのだからそりゃクイズ番組にも呼ばれる。同じく吉本で京大卒の芸人ロザン宇治原の当て馬としてこれほど分かりやすい例はない。


昨今のクイズブームにおいて「出るべくして出た」としか言いようがないわけで、今更「芸人の高学歴化がイヤだ」とか言うつもりはないんだけども、せめてネタを見たことがある芸人を(もっと言えば「本業で少しでも認められている芸人を」)テレビに出してくれとはやっぱり言いたくなる。過去に「ぐるナイ」のネタコーナー「おもしろ荘」に出たことはあるらしいが、自分はそれを見逃しているので、最初に見たのがクイズ番組(「雑学王」だったかな)。その時の「え?」という気持ちは、きっと彼らが本業で売れ出しても最後まで消えないだろう。


やっぱり芸人は「面白いから」という理由でテレビに出て欲しい。ネタを見たことがない人が「芸人」で通用するなら、他のヒマな東大生も「自称芸人」でテレビに出れることになってしまうもの。八田亜矢子(美人)やら池上翔馬(イケメン)くらい分かりやすければ「タレント」「俳優」の括りでもいいんだが、「芸人」はちょっとなあ。そういう意味では木村美紀(ギャル)は微妙だ。しっかし東大タレントって増えたな。

世界遺産に落書き

今も昔も落書きをするようなやつに旅行をさせてはいけないと思います。けど一定程度に落書きするやつは登場するんだし、別に日本人だけが落書きをしているわけじゃないんだから、「名前どころか学校名まで書いてバカだなあ」くらいの話で笑い飛ばして(馬鹿にして)あげるのが一番だと思う。


にも関わらず「停学」は学校側のやりすぎだし、「消去作業のために現地に赴いて手伝うことも検討」なんて話は、費用の出所はともかくもう一回旅行に行かせるようなもんなので全く必要ない。落書き消すのが口実でまた旅行にいかれたのではたまったもんじゃない。もう一度書くが、落書きをするようなやつに旅行をさせてはいけない。


しかし今回のような「誰が考えても非難しやすいこと」ってのはワイドショーでもネットでも叩きがいがあるようで、嬉々としてこのニュースを取り上げているのが一番の違和感だわな。ブログのコメント炎上とかと同種のにおいを感じる。

崖の上のポニョ

日テレでしか宣伝されてないにも関わらず、「ザ・マジックアワー」の宣伝のため各局のテレビにでまくっていた三谷幸喜のような鬱陶しさを感じるのは自分だけだろうか。というより、自分は「ジブリ作品ってそんなに国民に期待されてんの?」という懐疑が消えない。先日クイズゲームクイズマジックアカデミー5」において「ハウルの動く城でキャミキくん(神木隆之介)が声を演じたハウルの弟子の名前は?」という問題の正答率の低さを見て、「こりゃハウルって誰も見てないんじゃないか」と思ったし。ちなみに正解は「マルクル」だそうです。知らん。あと24時間テレビのランナーとして取り上げるエド・はるみも同じ。

加護、「さんまのまんま」でテレビ復帰へ

どこから復帰しようとも、ゴールは「金スマ波瀾万丈」で涙を流すことは確定なので別にどうだっていいです。いや見るけどさ。