・たけしの誰でもピカソ
前川清特集。このご時世に前川清の特集を１時間組んでくれるのは「誰でもピカソ」だけだと思う。ありがたく堪能させていただいた。裏番組では映画「デスノート」の前編が放送されていたわけだが、うまいこと棲み分けがなされた感じで嬉しい。おそらく自分の年齢からすれば前川清ではなくデスノートを見るべきなんだろうが、なんの躊躇いもなく「誰でもピカソ」にスイッチオン。一番可哀相なのはデスノートも前川清も見たかった人だろうが、それが日本にどれだけいるかは不明。
前川清とクールファイブの歌唱が素晴らしいのは言うまでもないことなので敢えてここで触れることはしないが、ひとつだけ気になったのが半田健人。前川清というか歌謡曲全般に対する並々ならぬ造詣の深さからゲストとして登場。前川清の良さについてコメントを残したが明らかに消化不良。ムーディ勝山が登場して、紅白でバックコーラスに参加した「そして神戸」をメインボーカルで歌ったのだが、その時に半田が「けっ、ムーディに歌わせるなら俺に歌わせろよ」というオーラを醸していたのが面白かった。番組的にはムーディだろうが、個人的には半田の「そして神戸」が聴きたかった。
