大泉洋再び全国区出演にて思う

北海道では知らない者がいないローカルタレント大泉洋が「うたばん」出演。

スターダストレビューを従えての「本日のスープ」であったが、この曲でMステに出演したのが 2/13だったので、約3ヶ月ぶりの全国放送の歌番組出演である。それにしてもこの曲、本当に売れてるんだな。オリコン10位とか北海道だけだと思ってたよ。

北海道人は何かにつけて大泉洋に触れる機会が多いので、別に取り立ててファンというわけでもないこの自分でも最低限の知識は持っている。そして別に会いに行ったわけでもないのに、大泉が街中で番組の収録をしている場面に自分は2回遭遇したことがある。今日の「うたばん」での紹介VTRに対して大泉は謙遜していたが、北海道で大泉洋をブラウン管から見ない日がないというのは嘘ではない。

しかしまあ、うたばんは大泉のことを随分買ってくれていたようだ。歌が上手いのはMステで実証済みであるので、トークが滑っても最低限の保障はある。ただ、うたばんという番組はトークが全てと言っても過言ではない部分があるので、トーク部分でも随分とフィーチャーされていていたことは賞賛に値するといえるだろう。

ただ、自分は北海道人としてひとつ、ここで疑問を投げかけたい。

北海道以外の方々は大泉洋を見て笑えるのだろうか?

自分は「水曜どうでしょう」のDVDが北海道だけでなく日本全国で売れているという話を聞いたとき、俄かに疑問に思ったのである。あの放送は北海道以外の方が見て本当に楽しめるようなものなのだろうか、と。いや、大泉の良さは北海道人にしかわからんよという驕りではなく、正直大泉というかあの「どうでしょう」の核となる笑いの部分というのは、北海道の土壌というのか、そういう背景があって初めて笑いに繋がるんじゃないかと思っているのだ。だから、北海道在住、もしくは北海道出身以外の方が純粋に大泉洋を楽しめているとは、どうにも思い難いわけである。

だから、今回のうたばんも、我が家では大爆笑だったわけだが、正直東京でこの放送が大笑いされているのかはちょっと不安である。おそらく、北海道でのうたばん視聴者は確実に笑っていると思う。そこに自信はある。ただ、北海道以外については自分は断言できない。

別に大泉に限ったことではなく、ローカルタレントというのは須らくそのような性質を持っているのじゃないかと思う。いや、他の地域のローカルタレントについてはよく知らないけども、地域密着のタレントというのは地域に密着で人気がある理由というものが必ずあるわけで、全国区になるのとはまた違った良さがあるってもんだ。

誤解を恐れずに言えば、おそらく大泉という人間は全国区でもやっていけるような気がする。しかし、北海道人から言わせれば大泉が北海道から出て行ってしまうほど勿体無いことはない。だってそれは、全国区で活躍する大泉よりも、北海道で大暴れする大泉のほうが面白いからに決まっている。東京でそこそこのタレントになってしまうより、北海道地元だけのスターであるほうがよっぽどかっこいいのだ。

もひとつ誤解してほしくないのは、これは大泉に限ってのことで、やっぱり全国で活躍できないから地方のローカルタレントをやってる奴もいるわけで、そのようなタレントでは大泉はない。あくまで全国区で活躍できる力はあるし、実際全国でやれそうなもんだけど、大泉洋という人間が最大限に実力を発揮でき、尚且つ面白いのはどう考えても北海道という土壌なのだ。

というわけで、北海道以外で大泉洋のファンになった方々、北海道に移住してください。大泉洋を手放すつもりは北海道民にはないです、多分。こんなこと書いておいて本人が東京進出狙っていたらすげえ寂しいなー。

あとは札幌人のぼやき。

ぼやき?
確かに北海道といえばスープカレー、みたいに言われているし、実際に流行っているとは思うんだけど自分は一回もスープカレー食べたことがないっす。番組にて紹介されていたカレー店「マジックスパイス」も超有名店なのですが、いかんせん一度も行ったことがない。辛さが調整できることは知ってるんだけどさ。

ぼやき?
札幌の中心部にあるのはあくまで「大通公園」であって、「大通り公園」ではありません。ここらへん「いばらぎ」と「いばらき」の差くらい微妙なのだが、すげえ気になるので指摘しておく。



以下モーヲタの戯言ゆえ、気になる方だけどうぞ。本文はこれで終了。




うたばんの話にこそっと戻るが、私の敬愛するモー娘。小川麻琴さんの髪型が凄いことになってました。
かつて「恋愛レボリューション21」をリリースしたときの中澤裕子さんみたいな髪型です。どこに行ってしまうんだ、マコよ。

また、オナラの話の時哀さん(高橋愛)の顔が赤くなってた。恥ずかしいんならそんな話ふっちゃダメよ。